長岡京市公共交通まちづくり賞
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「長岡京市公共交通まちづくり賞」は、平成28年9月に創設されました。
これまでの車中心のまちづくりから、バスなどの公共交通中心のまちづくりへの転換を図るため、公共交通優先の取り組みや活動を通じて、多大な貢献をした個人、団体又は事業者に対して行うこととしています。
第1回
滝ノ町自治会
滝ノ町地域は、向日市、京都市と接する市の北東部に位置しています。その自治会組織である滝ノ町自治会は、今も会員世帯が、924世帯、加入率が73.4%と高い組織率を誇っています。
その組織力を活かし、平成18年から運行しているコミュニティバス「長岡京はっぴぃバス」や路線バスの利用促進活動も積極的に行ってこられました。
毎月発行される「滝ノ町だより」には、バスの時刻表を掲載したり、定期的にバスの時刻表を配布されたり、会合等での呼びかけ、バス経路内の不法駐車対策等、自分たちで地域のバスを守っていこうという声掛けや取り組みを続けてこられました。
こうした活動により、「長岡京はっぴぃバス」では、滝ノ町地域にある2つのバス停の利用者数は増加してきました。ここ数年は、駅や病院のバス停を除いて、もっとも多い年間約5,200人の利用をいただいています。
その成果は、10年にわたる継続した取り組みによるものであり、他の地域にとっても模範となるとして、表彰されました。
第1回の表彰式は、10月2日に十小校区の市民大運動会の会場で行われました。
中小路市長から滝ノ町自治会の安田憲司会長に市内産の竹で作られた表彰盾が授与されました。
多くの地域の皆さんとともに、受賞を喜んでいただきました。