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「新・長岡京市観光戦略プラン(案)」意見公募の結果

  • ID:6522

新・長岡京市観光戦略プラン(案)の意見公募の結果

将来のまちづくり構想の一環として、観光を軸とするまちづくり戦略「長岡京市観光戦略プラン(平成18年策定)」を、観光のニーズや社会的背景の変化等を踏まえ、見直すために「新・長岡京市観光戦略プラン(案)」について市民の皆様からお寄せいただいたご意見、これに対する市の考え方を公表いたします。

意見募集期間

平成29年2月15日(水曜日)から平成29年3月8日(水曜日)まで

意見提出数

3名(11件)

意見の内容(概要)とそれに対する市の考え方

※ページ数については、「新・長岡京市観光戦略プラン(意見募集時)」に対応しております。

ご意見と市の考え方
意見
番号
該当箇所ご意見対応対応
140 「2.観光振興戦略」以降「長岡京があった」ということをまったく推さないのは何故か。
「上質な郊外の京」という戦略は、競合相手が多く、その中であえて長岡京市を選んでもらうには、市内整備にも広報にもかなりの投資が必要になると思われる。
「長岡京があった」という事実は唯一無二であり、向日市や大山崎町と連携して高めていくべき素晴らしい財産だと思う。
長岡京があった歴史は本市の重要な観光資源であると認識しています。具体的には、p49「2-3周辺自治体等との連携企画の充実による「京都」旅行のリピーター化」やp58「2-3周辺自治体などとの連携による情報発信」に基づき、長岡京跡のある向日市や隣接する大山崎町と連携し、「長岡京」をテーマとした企画や情報発信を推進していきたいと考えます。
ご意見をふまえ、関係各所で共有し、進捗管理手帖にも反映させていきたいと考えます。
今後取組
2全体「長岡京市には観光の入り口がない」という点について(1)物理的な観光の入り口
観光をしようと思い町を訪れた際に、観光案内所へ行くのが一般的であるが、長岡京市の観光案内所がどこにあるか分からない。
長岡京市民ですら各駅に観光案内所があることを知らない。
1 改札を出て、すぐに観光案内所がどこにあるかわかるための工夫。
2 観光案内所に誘導するための工夫。
3 観光案内所自体を目立たせるための工夫。
まずは、以上三点について、知恵を出すことが必要である。

次に、車で長岡京市を訪れる人のために長岡京市の玄関口(昔の言葉で言えば「関所」にあたる場所)に、道の駅なり観光案内所を新設して欲しい。
まずは、以上の二点が整備されないことには、観光地としての「長岡京」には、物理的に入り口がないも同然である。
全ての施策の前に公共交通機関や車で長岡京に観光に来る方のための「観光地としての入口」を作って欲しい。
原案のとおりとしますが、ご指摘のとおり、今後観光振興を図る上で、情報提供を行う窓口の強化が必要であると認識しております。本プランで位置づけているp47「2-1新たなブランドイメージ形成を牽引するための拠点施設(道の駅的施設)の整備運営」により、「観光地としての入口」となりうるような観光案内機能の強化に取り組んでいきたいと考えます。
ご意見をふまえ、関係各所で共有し、進捗管理手帖にも反映させていきたいと考えます。
今後取組
3全体「長岡京市には観光の入り口がない」という点について(2)インターネット上での入口
観光協会としてホームページを作成しており、市のホームページでも観光案内はされているが、訴求という意味では全く意味を成していない。
実際、「プラン概要」の「市外居住者の観光ニーズ」の中で、長岡京市を訪れない理由として「魅力に感じる場所や遊び方がない」「情報がない」となっているが、実際には長岡京市にそれらは概ねある。
史跡や各種イベント、飲食店等もあるが、どこも意識的に内外に発信していない。
または、発信しているが、それぞれがバラバラに発信していて、まとまった情報として探し当てることができない。
「場所や遊び方や情報は本当はあるが、見つからない。」ことは、「遊ぶところがない」「情報がない」と同義である。
その街に遊びに行こうと思った時は、まずはインターネットで調べることが当たり前となっている。
しかも、近年であれば、パソコンからではなく、スマホから調べることが必須となっている。
主な検索サイトで「長岡京」と調べたら、まっさきに検索結果に出てきて、かつ、その町の観光の全てが分かるページをつくる必要がある。(スマホ対応)
ご指摘のとおり、今後観光振興を図る上で、SNSをはじめとした情報発信が重要であると認識しております。本プランでは、現行計画では施策の柱となっていなかった情報発信を「取組方針2 ターゲットに合わせたプロモーションの展開」として施策の柱として掲げるとともに、市や観光協会の公式ホームページやSNSの公式アカウントでの情報発信を充実させることを位置づけており、今後、ご指摘いただいた内容等も踏まえ、運用・管理を行っていく予定です。
ご意見をふまえ、関係各所で共有し、進捗管理手帖にも反映させていきたいと考えます。
今後取組
次に、訴求方法について
これは、ただ単にホームページを作って、そこを訪れてくれるのをただ待つことがいかに意味のないことが、今までの状況が証明している。
Facebookやtwitter、instagram等の各種SNSを活用し、効果的に発信する必要がある。

ホームページのデザインや、訴求方法については、専門家に依頼すべきである。
今の観光協会のHPは、一見綺麗ですが、とても見難いし情報が拾いにくい。
見せ方の工夫と、訴求の工夫が必要である。
必ず、専門家の意見を聞いて欲しい。
詳しくは、そのプロに指導してもらえばよいが、長岡京市の情報がいろいろなところで閲覧されやすくするためには、長岡京市より多くのフォロワーを持つネット上の集まりに便乗することが大切である。(例えば「乙訓」「京都府」といったベースに、しっかりのっかる。)
京都市に行こうとして、京都、と検索したら、長岡京も出てくるような、ネット上での仕掛けが必要。ゆるきゃらも、乙訓のゆるきゃら、京都府のゆるきゃらに、長岡京のことをつぶやいてもらうよう正式に依頼する。
この辺は、官でなければできないことだと思う。
4概要「プラン概要」の「長岡京市の観光振興の課題」
(1)飲食・物販・体験の発掘について
SNSやバンビオに行けば、たくさんある。
それらを一元化して、観光案内所に紙で配架する、HPで公開する、SNSで発信する等をしなければならない。
「飲食・物販・体験の発掘」については、「飲食・物販・体験」のできる場所がないという認識ではなく、市内にあるけれども観光情報として伝わっていないとの認識をしております。本プランに基づき、ご指摘のような取組を着手していく予定であり、観光創造部会にて協議または進捗管理手帖にも反映させていきたいと考えます。今後取組
5概要「プラン概要」の「長岡京市の観光振興の課題」
(2)地域資源について
マンパワー的な地域資源も既に多く存在し、むしろ、使える場所をなくし、くすぶっているものもあるのではないか。
例えば、竹にまつわる様々な技術、工芸のリソースが長岡京にはあるが、そのほとんどは時代のニーズ合っていない。技術的にはすばらしいが、必要ない。
今風のデザイン、欲しいグッズのニーズは、ママさんパパさん団体に聞けば分かる。
市民団体のコラボを意図的にさせ、「地域資源を活かした新たな観光コンテンツ」を作って欲しい。
ゼロから作るのではなく、既存のものを組み合わせて、新しいものをつくる。元になる既存のリソースは、もう長岡京にはあると感じる。
観光振興を図る上で、市内の地域資源を活かしていくことは、本プランを推進する上で最も基本的なことと捉えております。ご指摘の点を明確に本プランへと位置付けるために、p39「2.観光振興戦略(1)戦略の基本的な考え方」に、本市の地域資源とマンパワーを新たな観光コンテンツの創造に活かしていく旨を加えます。修正
6概要「プラン概要」の「上質な”郊外の京”」というキャッチコピーについてここでいう「京」が京都市のことを指すのであれば、まず無理があるキャッチコピーだと思う。
京都市と長岡京市では、まったく経緯と文化と歴史と人口と予算と、何から何まで違うのだから、
京都市を意識して、そのおこぼれに授かろう的な発想でつけたキャッチコピーだとしたら、必ず失敗する。
長岡京市にあるのは、京都市には無い、いい意味で田舎くさい、あったかな人のつながりを感じる、素朴な街だと思っているので、そこが、長岡京市の強みだと感じている。
そこに、史跡、竹細工、先進的なNPOなど市民団体の取組みが有機的に効果的に絡めば、十分に今より観光客を呼べると感じる。
キャッチコピーにおける「京」とは、京都府の中にある本市のことでもあり、「長岡京」のおかれた歴史を踏まえての「京」でもあります。
インターネットアンケート調査によると、特に近畿圏以外にお住いの方は、本市に対して「かつて長岡京のあったまち」であり、「京都市の街中とは異なる魅力・穴場感」といった京都市にはない魅力を期待する傾向にあります。
「郊外」とは、ご指摘のような「いい意味で田舎くさい」を端的に表した言葉と考えており、今の長岡京市の強みの延長線上にある魅力を磨いていき、市外、特に遠方にお住いの方にも知っていただくことを想定しております。
原案のとおりとしますが、ご提案として承り、今後の参考とさせていただきます。
原案
7概要「プラン概要」の「長岡京市の観光振興施策」についておおむね、「プラン概要」にあることでいいと思うが、やはり、「上質な"郊外の京”」のための取り組みが気になる。
今無いものを無理やり作り上げようとすると、お金も労力もかかり、定着しないという最悪の状態になる。
今あるもの、人のコーディネート、ファシリテート、コラボレートを大切にすべき。
そして、紙ベースよりも、お金と労力のかからない、SNSの”発信”の充実。
ただ作って、あとは来てくれるの待ってるだけではなく、訴求していくSNSの運用を期待する。
市内の地域資源やマンパワーといった、今あるものを活かしていくことは、本プランを推進する上で最も基本的なことと捉えております。本プランに基づき、やる気のある事業者・市民のみなさまを巻き込みプロジェクトチームを起こしていく仕組みを整えていくとともに、SNSを中心とした情報発信の充実にも取り組んでいきたいと考えます。
ご意見をふまえ、観光創造部会にも協議または進捗管理手帖に反映させていきたいと考えます。
今後取組
838 「Ⅶ.長岡京市の観光振興方針 1.基本方針」◯京都府のコンセプトと連動した取り組みが必要
・「日本のこころに触れる」など
乙訓の中心であることの意義、身近に触れることができる自然など、埋もれているものの認識が大切。
・文化庁の京都移転を念頭に、地域の文化財の掘り起こしとその活用を推進していることから、長岡京市も今ある歴史的な史跡や建物を市の指定など文化財への候補となるもの(観光資源)をもっと増やしていくことが急務。
京都府との連携については、本プランの施策を推進する「長岡京観光まちづくり協議会」(p74~76)に、京都府にも加わっていただき、京都府の取組と本市の取組の整合を図っていきたいと考えます。
ご意見をふまえ、観光創造部会にて協議または進捗管理手帖にも反映させていきたいと考えます。
今後取組
938 「Ⅶ.長岡京市の観光振興方針 1.基本方針」〇「上質な」とするからには、”ほんまもん”を
町が美しいこと。地方都市に多くみられる同じような駅前開発がされるより、街並みや公園や道路などが歩きやすく美しいことが町のクオリティを上げていく。観光重点地域の設定、景観的な観点からの誘導は必要。
町の美観の向上については、長岡京市景観計画を発展的に見直し、長岡天満宮や旧西国街道における建物の形態規制等を強化していく予定です。
ご意見をふまえ、観光創造部会にて協議または進捗管理手帖にも反映させていきたいと考えます。
今後取組
1040 「Ⅶ.長岡京市の観光振興方針 2.観光戦略〇「稼ぐ」観光を目指すのであれば、ターゲット1、2が逆。先ず市外の観光客の滞在時間を長くしていくことが必要。観光や農業などの地元の家業が潤えば、住み繋いでいく人たちも増えていく。本プランのターゲット1・2・3については、優先順位を示すものではなく、並列に取り組んでいくべきものと考えております。観光客の滞在時間を長くすることが「稼ぐ」観光を目指す上では重要との認識をしております。
原案のとおりとしますが、今後の参考とさせていただきます。
原案
1140 「Ⅶ.長岡京市の観光振興方針 2.観光戦略・「上質な”郊外の京”の暮らしで魅せる」とはどういった意味なのか、イメージが伝わりにくい
・20~40代は子育てにも忙しく、観光といったイメージではないのでは?町ブラやお散歩などで多くの消費は期待できない。通年で訪れている観光客は年配のハイカーや歴史に興味ある人たちが多い。
旅行者に長時間いてもらうためには、
〇できるだけ歩く時間を長くする。
〇知識を得たり、体験ができたりする場所を増やす
〇ツツジや紅葉といった短期集中より通年来てもらえるように
例えば、
・JR長岡京駅から長岡天満宮までの大通りをブティックやお土産物などの個人商店や、レストランなどを誘導、賑わいをつくる。
・西国街道(丹波街道)を歴史街道として整備、飲食店や民家を利用した宿などを誘導。向日市(長岡京跡)までの散策を可能に。
・季節のイベントを定例化する(全市を上げての音楽祭、竹林を使った炭焼きなどの作業合宿や竹の芸術祭、町中をツツジでいっぱいにする、地元企業と組んだ高校生の製品や特産品のコンクールなど)
・西山山麓の社寺を巡り、見るだけでない作法や茶道等を体験。
・勝龍寺城や長岡天満宮でのガラシャ祭りにちなんだ衣装での結婚式&披露宴
・本格的な貸農園
 等々
「上質な”郊外の京”の暮らしで魅せる」とは、本市のほどよい自然や、街中の喧騒とは異なるゆっくりした雰囲気や、日常生活に上質(本物)を取り入れる市民のライフスタイルを訴求し、市民が素敵な暮らしをしているまち=行ってみたいまちとしてアピールしていく意図で記載しております。
また、本プランでは、ターゲットとして20~40代の市内及び周辺地域に住む女性以外に、40~50代の他府県から訪れる女性、外国人観光客も定めています。旅行者に長時間滞在してもらう仕掛けとして、p44の「取組方針1 ターゲットの誘客に向けた観光創造」に基づき、例示いただいたような取組をやる気のある事業者・市民のみなさまに着手いただけるよう推進していく予定です。
いただきましたご意見をふまえ、観光創造部会にて協議または進捗管理手帖にも反映させていきたいと考えます。
今後取組