【市民ライターがレポート!】令和5年度第4回まち活MTG(ミーティング)
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令和5年12月3日にスタートした「まち活MTG(ミーティング)」。
まちをよくする「まち活」について考えてみようという市民ワークショップで、無作為抽出や公募で参加者を募りました。
市民ライターの宇津亜季さん(ふるふる長岡京(別ウインドウで開く))に、当日の様子をレポートしてもらいました!
レポート
1月28日(日曜日)に開催された第4回目のレポートです。今回はチームごとに、企画の具体的な内容を作っていきます。高橋さんが最初に伝えた“今日の目標”は、「家に帰ってから『企画会議のこれから、わくわくしかない!』と思えたらいいなぁ」です!
プロジェクトのヒントと未来像
前回のミーティングでは、「ターゲット(A)が企画・プロジェクト(X)を経てA'(エーダッシュ)に変化する」という概念と、ターゲットを明確にする重要性について学びました。高橋さんは「変化がなければそのプロジェクトは成功とは言えません」と話し、企画(X)を考える上でのヒントとして、どのような変化が生じるとプロジェクト成功なのかを判断できる要素を設定するようアドバイスしました。また、Xを繰り返すことでA'が増える、その成果が「中長期アウトカム」であり、さらにXが広がりA'だらけの社会が生まれることが「ソーシャルインパクト」だと学びました。私たちはまだ企画づくりの段階ですが、このような取り組みを何度も繰り返すことで、各々のつながりや関係性が明らかになってくるといい、「継続が大切」だと強調されました。
活動資金について
非営利型の活動を行う組織は一般的にNPO(非営利法人)と呼ばれます。「多くの人は、NPOはお金を稼いではいけないとか、ボランティアという誤解があるようですが、実際にはお金を稼いでもいいし、参加費を集めても構いません」とのこと。NPOの資金調達の方法として、4つの手段が紹介されました。
- 行政組織からの業務委託
- 参加費など受益者からの料金
- 寄付金の募集
- 補助金
企画会議が進みました!
次に個人ワークを行いました。チームの企画について、それ以外の内容でも「今」思っていることを「ダッシュシート」に記述するというものです。チーム内で発表の後、本日のメインである企画の詳細を考えるミーティングが始まりました。どのチームも真剣に活発な意見交換が行われ、模造紙やホワイドボードにどんどんアイデアを出していきます。最後には代表者による発表が行われ、全体共有が完了しました。
- 「子どもを育み地域とつながる」
◎ 絵本カフェ:不要になった絵本にメッセージカードを入れ、絵本カフェへ提供。参加者は気に入った絵本を無料で持ち帰り、前所有者の思いに触れる - 「鳴くよ鶯長岡京」
◎大人の食育:忙しい人へ手軽な料理提供。シンプルかつ15分でできる料理教室を駅前で開催、長岡京の給食レシピ活用 - 「ワンニャンチーム」
◎ 本を通じた交流の場の提供:図書館の開館時間の制約を乗り越え、長時間開かれた場で本を通じた交流 - 「結いま~る」
◎ 共働きの家庭にも優しい助け合いづくり:イベントやサークルの開催で知り合いを増やし、コミュニティの構築
さいごに
「わくわく会議」の作法を学んでいたおかげで、全てのチームが具体的な取り組み内容を考えることができました。2月18日までに企画の中身を固める話し合いを進めています。会議や打ち合わせに使える公共施設として、市役所やサポセン(長岡京市市民活動サポートセンター)などが紹介されました。「チームは固定ではないので移動もOK。一度に全部できなくても、プロジェクトを二つ同時に進行したり、小さなチームにわかれたりしてもいい。1つのチームが1つの市民団体になれば理想的」との話もありましたが、どうなるのでしょうか!?
この中に、気になった企画はありましたか?
事務局より
まち活MTG(ミーティング)はスタートしましたが、途中から参加することも可能です。
まちと関わる活動に興味はあるけれどやったことがないという方、興味がある方は自治・共助振興室までお知らせください♫見学だけでも可能です!
原則、40代までで市民活動や地域活動、まちづくり活動をあまりしたことがないという方が対象です。(無作為抽出で選ばれた方はこちらに限りません)
第4回概要
令和6年1月28日(日曜日)午後1時30分から4時まで
長岡京市役所新庁舎(一期庁舎)4階 401・402
参加者 18名(内3名外部)
次回以降のスケジュール
第5回 2月18日 ・実現化会議のつづき ・仲間を増やすための情報発信(プレゼン)整理【一般公開】
→発表を見てみたいなという方は申し込みフォームからお申し込みください。(2月9日〆切)