【市民ライターがレポート!】令和6年度まち活補助金活動発表交流会
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令和7年3月23日(日曜日)に、市役所会議室で「令和6年度みんなの未来をつくるまち活補助金活動発表交流会」を市自治・共助振興室と市民活動サポートセンターとが共催しました。
今年のまち活補助金に採択された団体が、それぞれの採択事業を発表し、他の団体らと交流しました。
発表データは下記に添付しておりますので、ぜひご一読ください。
また、活動発表交流会のレポを、市民ライターさんに書いていただきました。
採択団体発表資料(はなさくコース)
採択団体発表資料(たねまくコース)

市民ライター紹介

宇津亜季(うつ あき)
市民ライターとして活動を始めて2年。取材を通して、たくさんの方々とお会いする機会に恵まれ、とても嬉しく思っています。現在は広報紙「長岡京のきらり✨」にも関わらせてもらっています。出会った皆さんは素敵な方ばかりで、ますます長岡京市が好きになりました。

まち活補助金活動発表交流会レポート
令和7年3月23日(日曜日)に「みんなの未来をつくるまち活補助金 活動発表交流会」が開催されました。自治・共助振興室と市民活動サポートセンターの共催で、市のまち活補助金の採択団体が集まり、活動の成果や取り組みを紹介し、交流を深めることが目的です。市役所4階の会議室には約50名が集まり、和やかな雰囲気のなか開会しました。

開会の挨拶
自治・共助振興室の八島室長からは「発表の場としてだけでなく、今年はリラックスして交流できる時間を多く取っています。お互いに学び合い、つながりを作る場として活用してください。また、多くの見学者の方々との交流の場にもなれば」との言葉がありました。

はなさくコース発表
まずは「はなさくコース」に採択された4団体が、スクリーンを使って活動内容を発表しました。
- ふるふる長岡京(地域発信力向上プロジェクト)
- 長岡京市里山再生市民フォーラム(西山・森の教室と自然素材のものづくり)
- 音楽仲間ぐーすーぴー(ファミリーコンサートVol.3)
- 一穂プロジェクト実行委員会(作ろう!乙訓発祥旭米)
私も「ふるふる長岡京」のメンバーとして発表しました。昨年6月のプレゼン審査会以来に再会した他団体の方々が、補助金を活用しながら事業を実現してきた様子を聞き、とても感慨深く感じました。

ふるふる長岡京の発表

長岡京市里山再生市民フォーラム

音楽仲間ぐーすーぴー

一穂プロジェクト実行委員会

たねまくコース発表
休憩をはさんで、「たねまくコース」採択団体(8団体)が活動内容をホワイトボードで紹介。参加者と見学者は会場を自由に回り、興味のある団体のブースで代表者から直接話を聞くことができました。昨年にはなかった取り組みで、熱心に耳を傾けたり、話し込んだりする様子があちこちで見られました。
- みんなの実行委員会
- 心と身体を育む五感あそびばプロジェクト
- 長岡京わんわんパトロール隊
- あーとあそびLaboてって
- 成年後見制度の活用を考える市民の会
- キッズ脳UPスクール
- まーぶるリング
- 長岡京市農ある環境を守る会

会場の様子1

会場の様子2

会場の様子3

会場の様子4

会場の様子5

参加者の声
「普段は自分たちの活動で精一杯でしたが、交流会で他団体の話を聞くことで、自分たちの活動を見直すきっかけになりました。『長岡京のために頑張りたい』という思いを共有できたのが嬉しかったです。」(キッズ脳UPスクール 内田佳奈さん)

令和7年度の補助金について
令和7年度の「みんなの未来を作るまち活補助金」は、今年度と大きな変更はありません。春の募集は4月1日から5月20日まで。申請前には、一度は市の自治・共助振興室や市民活動サポートセンターへ相談し、事業の魅力や意図が伝わる申請書になっているか確認してもらいましょう♪
- たねまくコース(3年目までの事業):最大10万円(4分の3補助)、書類審査のみ
- はなさくコース(最大3回まで採択):最大30万円(3分の2補助)、書類審査とプレゼン審査
「はなさくコース」のプレゼン審査は6月14日(土曜日)に行われます。申請に関する資料やQ&Aは市のホームページに掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

補助金審査時のポイント
昨年度の審査会での質疑例が紹介されました。
- 事業の対象者のニーズは把握できているか
- 活動が特定の人だけに偏らず、市民向けの事業になっているか
- 事業がビジネスになりすぎていないか
- 目標とするまちづくりのビジョンが明確か
- 講師謝礼金の割合が高い場合の適正な理由説明
- チラシ印刷費の配布先やその効果の確認
公益的・非営利の考え方を整理する「公益?非営利?チャート」も市のホームページで確認できます。

さいごに
楽しい雰囲気のなかで開催された活動発表交流会。まち活補助金がさまざまな分野で活用され、人との“つながり”や“集いの場”が生まれていることを実感しました。「こんなまちになったらいいな」という思いから一歩踏み出すと、素敵な出会いや気づきが待っていることを、私自身も改めて感じました。
市では「Voice NAGAOKAKYO(ボイス ナガオカキョウ)」というオンラインプラットフォームが試験的に開設されたそうです(令和8年3月末まで)。時間や場所を問わず、まちづくりや市政に関する意見やアイデアの投稿ができ、他の市民との意見交換も可能です。匿名やニックネームでの参加もOK!
身近なところで始まった新しい取り組みに、私もワクワクしています!