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中小路市長の雑感日記「ホタルのいる風景」

[2017年6月23日]

6月16日 ホタルのいる風景

二十四節気では夏至の季節。

日の落ちるのを待って仕事を終え、時計を見て驚く日もあれば、仕事帰りのビールを片手に「明るいうちに飲めるビールが美味い!」と笑顔の日もある。日の長さを、時に憂い、時に喜ぶ。兎角、人間はわがままなものだ。

例年は、そんな日々を繰り返しながら夏の訪れを待ちわびる時期でもあるが、今年は少々趣が異なる。
梅雨よ何処へ?
首を傾げたくなるほど、梅雨入りしてから雨が降らない。
そんな中での先日の降雨だ。
大雨による被害などご苦労された地域もあろうかと思うが、これだけ雨が降らない日が続くと、恵みの雨とも言えよう。一足早い夏の季語だが「慈雨」という言葉がぴったりとくる。
人間だけではない。生物界にとってもめぐみの雨だろう。

長岡京市の小泉川ではこの季節、ホタルが飛び交う。
ゲンジボタルを育てる会の皆さんが長年にわたりホタルの保護・育成に取り組んできていただいた成果だ。
日本全国でホタルが飛び交う風景は珍しくはない。
ただ、これだけ大都市近郊のまちで身近にホタルを観ることのできる地域は決して多くはない。

都会と田舎のちょうど真ん中。
本市がすすめる「かしこ暮らしっく」のコンセプトを象徴する風景だと思う。

さて、皆さん。ホタルのいる風景を眺めに一足、足を延ばしてみませんか?

今年も夏の風物詩ホタルが元気に飛び交う

これまでの雑感日記(ページ内リンク)

6月16日 地方自治について考える

高知県大川村で、議会に代わる『町村総会』の設置を検討するというニュースが話題となっている。

大川村は人口およそ400人で、離島をのぞけば全国で最も少ないそうで、議員定数が6人。その平均年齢は70.8歳。選挙のたびに、議員のなり手不足に悩まされているそうだ。

地方自治法では有権者が直接、議案を審議する『町村総会』の設置が規定されているが、戦後、間もない時期に離島で運営された事例以来ということであり、そのことも注目される要因の一つだろう。

 

大川村では、議会の存続を前提に『町村総会』について研究を進めるということだ。

私は、この件を、単に過疎地域の議員のなり手不足という話題で終わらせてはいけないと思っている。

今回のこのテーマは、地方自治やその制度の根幹である二元代表制のあり方、間接民主主義と直接民主主義をめぐる諸課題などを考える一つの大きな課題提起と捉えるべきであり、地方自治制度そのものについて考えるきっかけになり得るのではないだろうか。

 

現在、本市においても長岡京市議会6月定例会の最中である。

本会議や委員会では、様々な課題についてそれぞれ真摯な議論が展開をされている。

まずは足元の議会に目を向けることから始めてみるのが良いのではないかと思う。

長岡京市議会6月定例会(6月8日~23日)

6月9日 長岡京市議会6月定例会が開会

 6月8日から長岡京市議会6月定例会が開会した。会期は6月23日までの16日間の予定。

 

 議会開会日の初日には、農業委員会委員の任命についての議案14件を全員賛成のもとご同意いただいた。

 平成28年4月に農業委員会等に関する法律の改正が施行され、農業委員の選出方法が公選制と選任制の併用から、市長が議会の同意を得て任命する任命制へと変更になって初めての改選。昨年から、今回の農業委員会改革を受けて、定数の変更など条例改正を重ね、今回の新たな任命へと至った。

 

 今定例会では、必要最小限の補正となった平成29年度一般会計補正予算案(第1号)のほか、専決処分の承認案件が6件、出資法人の経営状況など報告案件が7件、財産の取得、契約案件などを提出させていただいている。

 補正の規模、提出議案の数はそれほど多くはないが、平成29年度最初の議会でもあり、今年度の各種事業の進め方などについて、13名の市議から一般質問をいただく。

議会は開かれた議論の場である。

自分自身、議会の立場にもあったが故に、市役所としての判断も、様々な課題への問題提起を行うのもやはり議場こそがふさわしいと思っている。

 

 一般質問は6月14日(水曜日)、15日(木曜日)の両日に行われる。是非、皆さんもご注目いただければと願う。

6月2日 特殊詐欺(振り込め詐欺)にご注意を!

この間、長岡京市で特殊詐欺(振り込め詐欺、おれおれ詐欺など)の被害が多発をしている。

3月には、本市内の女性が、金融機関の職員を名乗る男から社債の購入を持ちかけられ、断ったものの、「既に名義を貸した」「インサイダー取引にあたる」などと脅され、宅配便で現金を送付するなど、1,500万円の被害にあわれた。

また、5月には、「市役所コールセンター(実在しない)」のフジモリと名乗る男から、「昨年の保険料の還付金がある」との電話を受け、近くのATMに行くよう指示され、実際に振り込みをしてしまったという事案も発生をしている。

これら実際の被害が生じたケース以外にも、どうやら集中的に長岡京市内に同様の電話が入っているようだ。

本市においては、書面も送らず電話だけで還付手続きを行うことや、金融機関やコンビニのATMの操作を求めることはあり得ない。

お金をめぐる電話があれば、必ずすぐに、家族や知人、または長岡京市消費生活センター(075-955-3179)などにご相談を!

犯罪以外に、気象などの災害情報も配信される京都府「防災・防犯情報メール」もご活用ください。

次のページからご登録ください。

長岡京市消費生活センター

些細なことでもお気軽に長岡京市消費生活センター(市役所1階)へご相談を!

5月26日 伝わる言葉を探して

5月の爽やかな晴天の日が続く。
梅雨の季節を前に、今のような過ごしやすい穏やかな気候が長く続けば良いのにと思う。

この時期の仕事の柱の一つが、各種団体の総会等への出席だ。市長という職務上、それぞれご挨拶をさせて頂く機会も非常に多い。

もう一つの柱が、市役所内での各種協議やミーティング。新年度の事業を本格的に動かすにあたり、具体的な取り組みや検討、研究内容などを庁内で共有をしていく。

こうした仕事を通じて日々頭を悩ませるのが、『「何を」「どのような言葉」で伝えるか?』である。

様々な場面でのご挨拶は、市が何を考え、どのような方向を目指していくのかを市民と共有する絶好のチャンスだ。

市役所内での協議やミーティングの場面では、市長としての考えをより具体的なかたちで伝えなければならないし、指示事項や依頼をする内容については出来得る限りシンプルに明確にしようと心掛けてもいる。

もちろん、日々、自らの頭の中では、「何を」伝えるべきか、色んなことを考えている。

しかし、その「考えた結果」を「言葉」という「かたち」あるものにするのは思いのほか難しい。それが、「言葉」として「伝わる」ものにしようとすれば、なおさらだ。

 

『考え抜かれた言葉は、人々を導く旗になる。』

(「言葉にできる」は武器になる/梅田悟司/日本経済新聞出版社/2016年)

 日々、反省しながらも、「伝わる言葉」を探して「考え抜く」努力だけは怠らないでおこうと思う。

5月19日 近畿市長会

5月17日~18日の両日、兵庫県淡路市で開催された『第124回近畿市長会総会』に出席をした。

昨年から、京都府市長会を代表し近畿市長会の理事を拝命したこともあり、総会前日の役員会からの参加となった。今回の総会で無事1年の任期を終えることができた。

 

現在、近畿市長会は2府4県の111市から構成され、京都府からは15市が参加している。

今回のような機会を通じて、他府県の市長さんと色々とお話しさせていただくことは、私にとっても大変大きな刺激となる。

同時に、それぞれの地域が抱えている課題や悩みの多様性、裏を返せば、それぞれの地域が持つ特徴や特色の多様性を改めて教えられる。

 

一口に「地方」と括っても、人口減少や少子高齢化、地方財政の厳しさや公共施設の老朽化、地域経済の疲弊など、大枠としての課題認識は共通項もあるものの、少し掘り下げてお話を聞いていくと、そもそも各市が有する人口規模、面積、交通環境、産業構造など所与の環境が当然のことながら異なる。

いきおい、取りかかるべき課題の優先順位やニュアンスも変わってくる。

だからこそ、地方創生が叫ばれる中で、それぞれの自治体が主体的に何をなすべきかを、自らの頭で「考え」なければならない。そこを「考え」抜けるか否か、模倣ではなく、地に足の着いた取組ができるかどうかが、その成否を分かち、地域の盛衰をも左右する。

そのためにも、まずは自らの地域の現状と課題を、強みや弱みをしっかりと認識しなければならないのだと思う。

近畿市長会の総会の様子

近畿2府4県の首長が一堂に会す

5月12日 春祭り~世代を超えて

新緑の季節。西山の濃緑と青空のコントラストが美しい。

青と緑で彩られたキャンパスを悠々と気持ちよさそうにたくさんの鯉のぼりが泳いでいる。

 

私にとってゴールデンウィークと言えば、小倉神社の春祭り一色だ。

子どもの頃。法被を着て神輿をかつぎ、祭太鼓をたたき、前夜祭でラムネを飲んだ記憶は今も鮮明に残っている。お稚児さんもさせていただいたのだが、小学校の高学年ということもあり、冷やかされ、恥ずかしかったのもよく覚えている。祭のときに食べられる地鶏のすき焼きの味は今も忘れることができない。

高校生くらいから20代の前半頃までは、他に楽しいこともあったのだろう、少し春祭りからは遠ざかった時期もあった。

それでも、大人になり、気がつけば、氏子の一人として春祭りに携わっている。

そして、今や、自分の子どもが法被を着て太鼓をたたき、神輿をかついでいる姿を、楽しかったであろう幼き頃の自分と重ね合わせて見ている。

 

確かに、子どもの頃と比べれば、春祭り全体の規模は少し小さくなり、我が地域においても、高速道路が完成をし、前夜祭や鯉のぼりの場所も、お神輿の巡行経路も変化をしてきた。

しかし、大声で酒を酌み交わす大人たちの姿や、神輿をかつぐ子どもたちの笑顔と歓声だけは何も変わらない。

世代がつながっていることを実感できがゆえの、心地よさと幸福感。

このバトンがさらに永劫に手渡されていくことを心から願っている。
小泉川の上を優雅に泳ぐ鯉のぼりの写真

青空を優雅に泳ぐ鯉のぼり

4月28日 たけのこの季節

先日、旬のたけのこの話題に触れるコラムが目に留まった。

「何気なく口にして、その香り、その歯触り、その滋味に驚くのがいまの時期のタケノコである。新鮮そうなやつを米のとぎ汁でことこと茹でてアクを抜き、穂先を薄く切って食べるのがまずはご馳走だ。あとは若竹煮、炊き込みご飯、そうだ、バター焼きなんぞもいい。(日本経済新聞平成29年4月23日付春秋)」

たけのこの美味しさはまさにその通り!

しかし「ん?」である。

「タケノコってアク抜きしないとだめなの?」「穂先より、分厚く切った輪切りにかぶりつくのが醍醐味でしょ!」

長岡京市産のタケノコに慣れ親しんだ方からは、そんな声が聞こえてきそうだ。同じタケノコでも、「タケノコ観」が少し異なるようだ。

 

そんなタケノコが今年は不作なようだ。

農家の方からは「付きが悪い」とお聞きをしていたが、この季節になれば並ぶ軒先販売も少し元気がない。

先日の「たけのこフェスタ」でも、開始早々に完売。以後は、購入制限をしなければならないほど。

そういえば、この季節になるとご近所からのお裾分けやご好意など、飽きるほど食卓に並ぶタケノコも今年はとんとお目にかかれない。

そろそろシーズンも終盤に入る。来年こそはと期待をし、豊作なれば、例のコラムの筆者に送って差し上げようか。きっと、驚かれ「タケノコ観」が変わるに違いない。
全国に誇る長岡京市のたけのこ

全国に誇る長岡京市のたけのこ

4月21日 西山の再生

うれしいニュースが届いた。

4月28日のみどりの式典において、本市のシンボル西山の保全に取り組む西山森林整備推進協議会が平成29年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受賞されることとなった。

当協議会は、平成17年6月に設立。市民、森林所有者、サントリーを中心とした地元企業、ボランティア団体、学識経験者、行政がオール長岡京で森林整備と保全に取り組み、モデルフォレスト運動の先駆けとして活動をしてきた。

活動開始からこの12年間で、西山全体の約800haの3割にあたる282haの整備が進むなど、大きな成果を得てきたことが、今回、高く評価された。

活動を推進してこられたすべての皆様に、心より感謝と敬意を表したい。

 

さて、平成29年度は、これまでの活動に加えて新たなプロジェクトが始動する。

『京都西山再生プロジェクト』と称し、カブトムシ・オオムラサキの森づくりに取り組む。

 昨年9月、「ふるさと納税」の取組みを見直し、返礼品を廃止し、頂戴した「ふるさと納税」の全額を3つの選択肢から選んでいただいたプロジェクトの事業費に充てることとした。『京都西山再生プロジェクト』がその選択肢の一つのプロジェクトだ。

すでに今年3月までに、115万7,500円の寄付を頂戴した。

皆さんの思いが西山の再生に活かされる。まさに、ふるさとを守ることにつながる。

是非、このプロジェクトを通じて、さらなる活動が進んでいくことを期待している。

 

  • ふるさと納税(京都・長岡京応援寄付金)のページ
  • オオムラサキの写真

    オオムラサキ舞う豊かな森づくりをみなさんと共に進めていきます。

    4月14日 桜の季節に思う

    例年に比べ、サクラの時期が今年は遅く、いまなお桜を愛でることができる。

    そのおかげもあり、今年の小学校、中学校の入学式は桜の祝福の中で行うことができた。

     

    東京の三ツ星フレンチレストランでソムリエをしている知人がいる。

    その知人に、「最高のサービスのコツは?」そう尋ねてみたことがある。

     

    毎日、レストランでサービスをしていると、「慣れ」からついつい作業になってしまう。

    サービスをする側は同じことの繰り返し。

    しかし、お客様にとっては、その瞬間は一度しかない特別な瞬間なはず。

    特別な記念日や大切な方の接待など、お客様一人ひとりに、物語がある。

    その一つひとつの物語に向き合い大切にできるかどうか。それがポイントです。

     

    今年、小学校や中学校に新たに迎えた子どもたち。

    私たちにとっては毎年の入学式だが、子どもたちにとっては人生で一度きりの小学校、中学校の入学式だ。

    その大切な場面に、真摯に向き合えているかどうか。メッセージを届けられているかどうか。

    子どもたちを前に祝辞を述べながら、自らに問うてみる。

     

    入学式で満開の桜

    桜の木も、子どもたちの新たな門出を祝福。
    (4月10日、長岡第三小学校で)

    4月7日 平成29年度の始まりにあたり

    いよいよ平成29年度が始まった。

    4月3日には、28名の新入職員や研修生、出向者などをお迎えし入所式が執り行われた。

    咲き始めた桜の花に加え、市役所内の食堂などで出会う新入職員さんの初々しさに新しい年度の始まりを実感する。

     

    さて、庁内では来週からスプリング・プレビューが始まる。

    昨年度から年間サイクルとして制度化したもので、各部課の「課題となるテーマの共有」「各課題に対するアクションの共有」「年間を通じたスケジュールの共有」を図ることを目的としている。

     

    3日には、管理監督職を中心とした職員との「対話」を通じて、スプリング・プレビューから始まる今年の市政運営への思いをお伝えた。

    私自身のミッションと定めている『市民の期待を超える市役所組織づくり』に向けて、

    (1)    コミュニケーション力を高めること

    (2)    スピード感を持つこと

    (3)    仕事の成果(アウトプット)を最大化すること

    これら3点を実現するために、それぞれの立場での組織マネジメントをお願いした。

     昨年度に引き続き、市政運営の年間テーマは「共有」と「チーム力」。

    今年度は、その深化・強化を図っていきたいと思う。

     

    入所式の様子

    新年度がスタートし、新入職員を迎えて。
    (4月3日、市役所で)

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    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

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