セアカゴケグモを見つけたら素手で触らないで駆除を
- ID:4375

セアカゴケグモは平成7年以降、京都府内をはじめ広域で生息が確認されています。
発見した際には、踏みつぶすか、家庭用の殺虫剤で駆除できます。
巣や卵のうごとバーナーで焼却するのも有効です。
決して素手で触らないようにしてください。
自分から人に対して攻撃的になることはありません。

主な生息場所
セアカゴケグモは
- 日当たりが良く、暖かいところ
- 昆虫や小動物などの餌が豊富にあるところ
- 巣を張る適当なすき間があるところ
に生息しています。
具体的には、
- 花壇まわりのブロックのくぼみや穴
- 排水溝の側面やふたの裏
- クーラーなどの室外機や自動販売機との壁のすき間
- 墓石の花立てや線香立てなどの石のすき間
などがあげられます。

かまれた時の症状
- かまれた直後は軽い痛みを感じる程度だが、次第に痛みが増し、場合によってはかまれた場所以外の胸やお腹が痛くなることも
- 人によっては症状が全く現れないことも多い

かまれた時の処置
- 患部を清潔にする。
- 出血がある場合も包帯などで圧迫しない(痛みが増す)
- 速やかに医師の診察を受ける

体の特徴

セアカゴケグモのメスは約7~10mmで全体的に黒色です。
背中には中央に赤色の縦すじ模様があります。
腹部には、砂時計型の赤色の模様があります。

オスは約4~5mmの大きさで、腹部が細く、茶褐色です。

腹部にはメス同様、砂時計型の赤色の模様がみられます。
(各写真提供:京都府保健環境研究所)