JR長岡京駅東口駅前広場のゼロカーボン化の取り組み
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長岡京市は令和4年4月に2050年ゼロカーボンシティを目指すことを宣言し、一事業所としての取り組みを進めるとともに、企業等と連携した取り組みにも力を入れています。
その一つとして、令和4年5月の株式会社村田製作所との協定に基づき、同社と連携して、JR長岡京駅東口駅前広場をゼロカーボン化する取り組みを行っています。
この取り組みは、同社の協力で駅前に太陽光パネルと蓄電池を設置し、東口駅前広場の電力を全て再生可能エネルギーで賄うというものです。
【太陽光パネル出力】57kW
【年間発電量見込み】51.6MWh
【年間CO2削減見込み量】約16t
- 日中発電した電気は自家消費するとともに蓄電池に溜め、夜間に蓄電池から放電しても足りない電力は、通常の電力を購入します。
- 通常の電力は再生可能エネルギーではないため、非化石証書を購入することで、本来通常の電力に付随するCO2排出量を理論上ゼロにします。
- 非化石証書の購入量は、日中発電して余った電気の売電量の範囲内に収まる見込みですので、実質的に「駅前の太陽光パネルで生み出した再生可能エネルギーで駅前広場の電力を賄っている」こととなります。

令和6年度購入電力相当分の非化石証書を購入しました。以後もこの手法で駅前のゼロカーボン化を行う予定です。

駅前広場には、太陽光パネルと蓄電池のほかにも、株式会社村田製作所との協定に基づき、紫外線センサなどを搭載したスマートポールやデジタルサイネージを設置しています。
そうしたデジタル活用も行い、行きかう人々に紫外線情報や気温などの情報をお届けすることもできる一歩進んだ広場となっています。