【注意】イノシシ・シカの一斉捕獲を実施します
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京都府・京都市・長岡京市・大山崎町が連携し、下記の日時・場所で、イノシシ・シカの一斉捕獲を実施します。農地周辺をねぐらとするイノシシ・シカを中心に、個体数管理の一環として、関係機関が市町の境界を越え連携して有害捕獲を行います。
適正で安全な捕獲事業実施のため、一斉捕獲実施当日は事業実施エリアへの立ち入りを制限させていただきます。地域の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

日時・場所
被害状況や獣の目撃情報等から、下記のとおり実施します。
地図番号 | 実施日 | 時間帯 | 場所 |
---|---|---|---|
1 | 令和7年1月29日(水曜日) | 午前9時~正午 | 奥海印寺野山周辺 |
2 | 〃 | 午後1時~午後4時 | 大原野石作町周辺 |
3 | 令和7年2月26日(水曜日) | 午前9時~正午 | 天王山周辺 |
4 | 〃 | 午後1時~午後4時 | 〃 |

地図(長岡京市域)


共通事項
【捕獲対象】 イノシシ、シカ
【捕獲方法】 銃器を使用した一斉捕獲
【捕獲班】 洛西支部猟友会、乙訓支部猟友会から編成

京都府内における野生鳥獣の被害状況と対策
野生鳥獣による府内の農業被害額は、令和5年で年間約2億5千7百万円となっており、このことは経済的な損失にとどまらず、農林家の営林・営農意欲を減退させ、集落の維持にも影響する深刻な問題となっております。また、シカによる森林の裸地化問題は、貴重な植物を消滅させるなど森林の生態系にも大きく影響を与えています。
農林作物の被害を減少させ、鳥獣と人とが共生するためには、「生息地管理」、「被害管理」、「個体数管理」の3つの内容を総合的に進めていく必要があります。生息地管理については、人工林の間伐や里地と森林の間への緩衝帯の設定、被害管理については、有害鳥獣の里地への侵入を防ぐため、防護柵の設置などの対策を進めています。また、個体数管理は、生息密度を適正に管理することにより、人と野生鳥獣が棲み分けして共存していくために必要不可欠なものです。
今回実施する一斉捕獲(銃器使用)は、被害農地の周辺をねぐらとするイノシシ・シカを対象に行う個体数管理の一環で、市町の境界を越え関係市町が連携して広域的に行う有害捕獲です。適正で安全な捕獲事業が実施出来ますよう、地域の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
野生鳥獣による農作物被害状況について

問い合わせ先
京都乙訓地域有害鳥獣広域捕獲協議会
- 京都府京都林務事務所林務課(鳥獣担当) 075-451-5724
- 京都市産業観光局農林振興室林業振興課(鳥獣担当) 075-222-3346
- 長岡京市環境経済部農林振興課(鳥獣担当) 075-955-9687
- 大山崎町環境事業部経済環境課(鳥獣担当) 075-956-2101