令和2年度第1回 地域創生推進会議 概要
- ID:10995

日時
令和2年8月19日(水曜日) 午後6時から午後8時05分まで

場所
市役所大会議室B

出席委員等
石垣会長、青木委員、加藤委員、南出委員、干場委員、金子委員、嶋﨑委員、上山委員、中地委員

出席者(事業所管部署)
《まちづくり政策室》八木室長
《都市計画課》井上課長
《商工観光課》上田主幹、篠原課長補佐

事務局
滝川総合政策部長、《総合計画推進課》硲課長、嶋本主幹、藤井総括主査、谷口主事

案件
(1)長岡京市 まち・ひと・しごと 創生戦略 令和元年度推進状況について
・8つの戦略目標について最新数値の状況を報告
(2)地方創生関係交付金事業 令和元年度推進状況について
・次の4事業について状況と実績を報告
- 良質で快適な暮らし向上事業
- まちの魅力創造・発信事業
- 今だけ、ここだけ、貴方だけ観光推進事業
- 大河ドラマ「麒麟がくる」を契機にした「城下町」レガシープロジェクト事業
・いずれも、評価や方向性について問題がないことが確認された

主な意見

1.良質で快適な暮らし向上事業
- 他市の過疎地でも、空き家バンクの件数が少なく、修理が大幅に必要等の条件付きが多い。空き家があるので活用してくださいより、修繕等にお金がかかるということが先に目につき、所有者の意思が反映されない気がするので、制度作りを考え直したほうがいいのではないか。
- 家の扱いについて複数名の相続人で話し合う際に、空き家バンクを候補に入れるとするならば、所有者の事情にあわせて退去してもらいたいときにすぐに退去してもらえるのかどうかがポイントになると思う。それができれば、メリットを感じる方がいるのではないか。

2. まちの魅力創造・発信事業

3. 今だけ、ここだけ、貴方だけ観光推進事業

4. 大河ドラマ「麒麟がくる」を契機にした「城下町」レガシープロジェクト事業
3事業とも同じ観光分野の事業であるため一括して意見交換を実施した。
- ふるさと軽トラ市は、商品が少なく、足元も悪い。小さい子どもが楽しめるものもない。開催回数や駐車スペースを増やしたりできないか。
- 小学生を対象に集客を図るなら、チラシに綿菓子かスーパーボールすくいの一回無料券を付けて配れば、子どもの来場は増えると思う。
- 小学生は歴史に興味を持ち出す年齢であり、10月からのスタンプラリーはちょうどいい企画。歴史が理解できる形で、これから歴史に興味を持てるようなつくりになっていればいいと思う。
- 一市民として、観光振興は大切であるが、それにこだわりすぎているのではないかと危惧している。コロナ禍では、今までと別の考え方でやらないと来る方も消費されないと感じる。行政がやることとそうでないことの線引きもあると思うが、長岡京市に行きたい、お金を落としたいと思ってもらえることを考えていくべき。
- どの市町もコロナ禍で観光に悩んでいるが、軽トラ市などで人を集めることも困難な状況。人を集めて外向けに発信することも大事だが、一番大事なのは、そこに住んでいる人がその地域を好きになり、誇りに思ってもらうことがどうやったらできるかということ。コロナ禍では外から人を何人集めた、いくら売れたかよりも、その地域の方が集まり、何かを発見し、次にどう繋がるかを重視し、今後、地域の方が地域で頑張っていくエネルギーを蓄えられないかという視点でも考えてもらえたらと思う。
- コロナ禍で、商店会としてもう少し市との連携ができていればと思う。市のバックアップがあれば動きやすく、商売視点だけでなく市や府などの大きな視点を取り入れてブラッシュアップでき、それが後々の観光につながればと思う。
- 一人当たり観光消費額の500円は低すぎる。せめて目標額を1,000円にして、そのために何を、ということを具体的に考えた方がいいのではないか。
- 新しい生活様式応援券やテイクアウト情報を整理して、店の紹介を一元化したらどうか。
- 長岡京市の歩くと広いが車では狭いという地域性をいかし、エコな環境として、電動機付き自転車をうまく活用できないか。「面積が狭い」、「京都から近くて自転車で回れる」という特性を強みにして、住民が楽しめるモデルを作ることができればいいと思う。電動機付き自転車をどこでも乗り降りできるようにするなど、エコな観光施策として新しい視点で、まちの隅々まで移動し、人と交流して、一定時間滞在するといったことを考えてはどうか。
