インターネット上の人権侵害防止について
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インターネットによる人権侵害について
インターネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及により、手軽に情報を収集・発信できるようになりましたが、一方で、プライバシーの侵害、誹謗中傷、デマの配信・拡散、個人情報の流出などの人権侵害が問題となっています。

インターネットによる人権侵害の特徴
・誹謗中傷が短時間で拡散し、被害者の心を深く傷つけ、命に関わる深刻な事態に至ることがある。
・他人の氏名、住所、電話番号、写真などの個人情報が無断で公開されるなど、プライバシーの侵害が起こりやすい。
・事実と異なる偽の情報(デマ)を信じてSNSで拡散させた結果、無関係な人や企業が誹謗中傷を受けるなど、重大な人権侵害につながることがある。

人権侵害の現状
法務省が発表した『令和5年における「人権侵犯事件」の状況について(概要)』によると、令和5年のインターネット上の人権侵害情報について、新規に救済手続を開始した人権侵犯事件の数は、1 , 8 2 4件であり、高水準で推移しています。
※「令和5年における「人権侵犯事件」の状況について(概要) ~法務省の人権擁護機関の取組~」(別ウインドウで開く)参照

被害に遭われたときは(相談窓口)
インターネットの書き込みにより誹謗中傷などの被害に遭われた場合は、法務省で公表している以下の案内図を参考にして、ご自身の希望に沿った相談窓口にお問い合わせください。
相談窓口について
・「上手にネットと付き合おう!安心・安全なインターネット利用ガイド(総務省)(別ウインドウで開く)」
・「みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)(法務省)」(別ウインドウで開く)
0570-003-110( 平日:午前8時30分 ~ 午後5時15分 )
最寄りの法務局で相談を受けられます。
掲示板の管理者やプロバイダ等に対して削除要請するための助言等を受けることができます。
0120-007-110( 平日:午前8時30分 ~ 午後5時15分 )
いじめや虐待など子どもの人権問題に関する専用相談電話です。
・「女性の人権ホットライン(法務省)」(別ウインドウで開く)
0570-070-810( 平日午前8時30分 ~ 午後5時15分 )
女性の人権問題に関する専用相談電話です。

弁護士相談
長岡京市では、毎週木曜日に予約制の弁護士相談(別ウインドウで開く)を実施しており、日常生活で生じる相隣問題、相続・贈与・遺言、不動産、契約、交通事故、労働問題など民事上の法律問題でお困りの人に、一般的な観点から「問題解決の糸口」となるよう、京都弁護士会の弁護士が直接相談に応じます。
