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第5回 総合計画審議会 会議録

  • ID:15142

日時

令和7年5月23日(金曜日)午前9時から11時

会場

長岡京市役所 会議室401・402

出席委員

上子会長(オンライン)、越後副会長、川勝委員、八木委員、小野委員、小山(香)委員、河原委員、徳地委員(オンライン)、三好委員、延尾委員、林委員、西小路委員、山田委員、大元委員、炭﨑委員、大隅委員、小倉委員、中島委員


欠席委員

藤井委員、小山(泰)委員、山本委員

出席者(総合計画企画会議委員)

新開委員、鳥居委員、柿原委員、梶原委員、田端委員、井上委員、白坂委員、宮崎委員、村上委員

事務局

松本副市長、末永副市長、能勢総合政策部長、鍋島総合計画推進課長、三浦係長、拜郷主査

傍聴者

4名

議事

1.開会


2.審議の公開について(傍聴及び議事録の公開)

  本日、傍聴者がいることを報告


3.議事

長岡京市総合計画条例施行規則第8条第4項の規定に基づき副会長が進行を務める。

また、同規則第9条第2項の規定に基づき、半数以上の出席を確認し、会議の成立が認められた。


(1)第3期基本計画に係る構成について

事務局による資料説明


【質疑応答】

(副会長)

全体の構成の変更についてご説明いただいた。ご意見等があればお願いしたい。

(事務局)

追加で補足説明すると(軽微)と記載しているのは施策の名称を変更したものである。施策の内容は変更していない。

(副会長)

細かい変更点は次の議題でご説明いただく。基本的には前回の審議会の意見を踏まえて反映いただいており、全体としてのバランスはよくなっている。

長岡京市は水のことが重視されている。水道法という法律がある。「けいえい」に含めると、お金の事だけのイメージになってしまう。質と量も大事だろう、ということで、「みどり」に含まれている。


(2)第3期基本計画パブリックコメント案について

■第3期基本計画パブリックコメント案(こども・くらし・かがやき)について事務局より説明

【質疑応答】

(副会長)

まずは前半の3つの柱についてご意見等があればお願いしたい。

概ねご意見を反映いただいていると思う。この後、パブリックコメントとなるのでご意見があればお願いしたい。全体としてはバランスがよくなり、読みやすくなった。依然として文字が多いよう思う。デザインの力で何とかしていただけるとよい。

(委員)

スポーツで意見を述べた。修正いただいている。

カタカナが全体的に多く、わからないこともあった。「産み育てる環境」でのプレコンセプションケアで注釈をつけていただいたように、他にも注釈をお願いしたい。例えば、「くらし」のところでポピュレーションアプローチ、アピアランスケアはわからなかった。

(事務局)

カタカナ表現にならないように工夫するとともに、用語集を巻末につける予定でいる。そうした対応をした上でパブリックコメントにのぞみたい。

(副会長)

わかりにくいところは用語集でもよいが、用語の近くにあるとよいだろう。

(事務局)

わかりづらい言葉があればご指摘いただけるとありがたい。

ご指摘のあったポピュレーションアプローチは病気になるリスクのある人だけにアプローチするのではなく、すべての市民を対象に幅広く普及啓発することである。

アピアランスケアは見た目によって制限されてしまう社会生活をサポートすること。

用語説明のレイアウトについてはご指摘のとおり、同一ページ内で載せられればと思うが、ページによってボリュームが異なることもあり、検討中である。

(副会長)

わかりづらい言葉があればご指摘いただきたい。

(委員)

アールブリュットの意味がわかりづらい。障がい者と図書館のところに用いられている。

(事務局)

アールブリュットの言葉自体は学術的に芸術を学んだわけではないが心の底から現れた芸術という意味を持っている。ここでは、障がい者の方も含めて、ともに楽しんでいく場づくりを、という趣旨である。

(委員)

「かがやき」の「人権」のインクル―ジョン、インクルーシブ、協働の概況に書かれている、まち活MTGがわかりづらい。

(事務局)

インクルージョン、インクルーシブは包括的という意味で、この場では様々な個性のある人が、区別、差別されることなく共に生きていくという趣旨で使っている。インクルーシブ公園という表現もでてくるが、これは世代の差、障がいのあるなしに関わらず楽しめる公園という趣旨である。

まち活MTGは、長岡京市助け合いとつながりのまちづくり条例の施行後、市民の方にまちづくりを自分事としてとらえてもらうために、無作為抽出された市民の方に集まっていただき、まちづくりを考える場を設けている。それをまち活MTGと名付けている。

(副会長)

MTGはミーティングの省略になる。

(委員)

深田保育所は公立で建て替えの時期がきているので特別に名前を出されているのであろうが、他の保育所を利用している方からみるとわかりづらいのでは。

次頁の第三小学校についてもなぜ第三小学校なのか。他の小学校はどうなのか。理由の記載があると他の学校区の市民の方にも理解が得られるのではないか。

(事務局)

深田保育所、第三小学校の整備は令和8年度からの業務で、既に着手している。既に予算をつけて準備を進めている事業については固有名詞をあげている。

(副会長)

老朽化が進んでいるなど建替が必要な理由を記載するとわかりやすいのではないか。

(委員)

全体的に文字は多いがすっきりしている。意見を踏まえていただいた。取組のところでかなり具体的な内容とざっくりとしたところの差があるように感じる。

「産み育てる環境」の主な取組の2つ目のヤングケアラーについて、こども家庭センター、医療、教育の連携の所に福祉の表現を加えてはどうか。3つ目の児童発達支援センターのところには福祉が記載されている。ヤングケアラー対策で福祉は外せない。

(事務局)

こども家庭センターを福祉の立場で記載している。下では児童発達支援センターと福祉を併記しているので、対応を検討する。

(委員)

デザインについての観点から。計画の見方について説明があったが、その計画の見方というのはパブリックコメントにも提示するのか。

(事務局)

提示する予定でいる。

(委員)

文字が多いように感じる。主な取組が4つあるところは特に文字が多いように感じる。

各部局ともに漏れがあるといけないのでこのようになるのはわかる。内容を限定し、QRコードで様々な取組の詳細を確認するようにはできるのではないか。市民の関心は様々であり、関心がある人が情報を取りに行けるよう、その仕掛けとしてのQRコードや、分野における取組がイメージつきやすいような写真やイラストなどをいれてはどうか。そこに魅力を感じて、市民がアクセスして情報をとる、かつそれを利用している市民の声があればよいのではないか。

ページをめくっていくときに、視覚的に取組がとらえられるとよいのでは。

QRコードを読み込んだ先の情報はアップデートできる。5年のスパンの中で更新するなど柔軟に対応することが可能であり、そうすることで文字羅列が解消できるのでは。

「こども」の「学校教育」のスペースをあけて3つぐらいに絞ってレイアウトしないと見づらいのでは。どこの自治体も似たような体裁であり、体裁そのものをアップデートしてはどうか。

(副会長)

見た目で工夫できること、QRコードで飛ばすのはよく使われる手法だと思う。抜本的に今から変えることは難しいと思うが、パブコメ実施後でもよいので検討いただければと思う。

(事務局)

パブリックコメントはWEBを使わない方も対象にする関係上、紙面だけで完結する形で実施したいと考えている。最終の冊子については対応を検討する。

(副会長)

パブリックコメントは冊子で完結する形で実施したいとのことだった。製本については引き続き検討いただきたい。


■第3期基本計画パブリックコメント案(まち・みどり・けいえい)について事務局より説明

【質疑応答】

(副会長)

ご意見があればお願いしたい。

(委員)

喫煙のところがマナー向上の一言で納められている。前回の案は長岡京市における路上喫煙等の被害の防止に関する指針によるとなっていた。言葉が長いのでカットされたのかもしれないが、路上喫煙被害防止啓発重点区域が制定されて3年になる。制定された当初は広報でも掲載されて、当初は力をいれていた。重点区域内に住んでいるがシールやパネルを貼ったりし、自分たちで対策に取り組んでいる。駅前でたばこを吸っている人がいると観光客の人もよい印象をもたない。重点的に取り組んでいただきたい。広報でも引き続き周知いただきたい。

喫煙マナー向上だけでは、趣旨が伝わらないのではないか。

(事務局)

まちをきれいにする条例の中にたばこのポイ捨てをなくそうという趣旨のもので、重点区域を定めている。条例に基づいているとご理解いただきたい。

重点区域については職員が年に数回パトロールを実施している。

(副会長)

文章をシンプルに読みやすくしていこうとしているが、そうすることで具体性を欠いたり、軽視されている印象を与えないように、可能であれば検討いただきたい。

(委員)

「みどり」の「生活環境」でごみを出さないライフスタイルとあるが、ごみを出さないというのは無理ではないか。ごみを減らすなどにできないのか。表現を検討いただきたい。

(副会長)

表現の問題だと思う。ご検討いただければ。

(委員)

全国的に水道管本管の劣化、陥没、人身事故が発生している。こうした状況を踏まえて、「水の安定供給」の主な取組の3点目に配管の更新を施策として位置づけられた。以前の計画では鉛管の更新が主な取組だったが、本管の老朽化による事故が重大な影響になっている。鉛管の交換も大事だが、本管を重点的に取り組むことがわかるとよい。

「けいえい」について、DXは手段なのでDXの活用の推進としてはどうか。

(事務局)

鉛管について市内は数が減っている。管路の更新は八潮市の事故もあり、重点的に取り組んでいく。

(副会長)

DXの推進は市の運営を効率化するためのものである。DXに力をいれることでここに記載いただいているかと思う。

(事務局)

DXの推進は、本市のデジタル戦略と位置づけており、サービス向上、職員の負担軽減、デジタルデバイド対策の3点を記載している。

(副会長)

手段を新しくするために入れるというのであれば、問題はないと考えている。

(委員)

「安定した行財政運営」の「魅力ある人財と組織」の主な取組の4つ目、育児休業「等」に含まれていると思うのだが、介護休業をとれる取組であることを記載してもよいではないか。介護休業法を前面に出して、介護休業・介護休暇を取れるシステムを整えていくことも大事だろう。行政職員の方でも介護を理由として離職される方もいる。「育児・介護休業」でよいのでは。

(事務局)

「等」で包含した表現としている。育児だけにフォーカスしている印象があれば検討したい。

(副会長)

全体を通じて、ご意見等があればお願いしたい。

(委員)

西山のところを、生物多様性を高めるために西山を整備し、それが脱炭素や私たちの幸せにつながるという文脈にしていただいた。西山が持つ公益機能の向上についても、予定調和的なことはないが理解していただきやすいようになったかと思う。

(会長)

現在プノンペンに住んでいるが、歩道を歩ける環境にない。歩道は整備されているが、歩道の上に店や車が止まっている。日本のまちは本当に暮らしやすく、今の環境を保つことが非常に重要だと思う。今のまちの暮らしで当たり前だと感じていること、その水準が高いので維持することが重要だと感じている。

(委員)

取組の記載方法が「○○について○○するため○○します」と「○○するため○○について○○します」となっている。統一されておらず、読みにくくテンポがでない。長岡第三小学校の表現についても、文章の構成が逆ではないだろうか。日本語として趣旨が通じていない。

(副会長)

検討いただければ。

(委員)

市民に伝わりやすくするために文字を減らそうとしているが、減らすことが目的ではない。

「みどり」の「生活環境の保全」の主な取組として記載しているものは2つしかない。3つ目を記載してもよい。他の施策でも同様である。後半部分についても、文字数だけでなく表現の重複も気になる。「けいえい」の「シティプロモーション」や「DXの推進」の5年後の姿では5行ほどの記載がある。表題で書かれていることは施策で繰り返し記載されなくてもよいのではないか。「安定した行財政運営」の表題に「基礎自治体として」とあるがこの文言は必要かなど、取捨選択すると伝わりやすくなるだろう。自分の部署だけではなく、違う部署の書き方や表現を参考にして、考えるきっかけにしてもらえればと思う。

(委員)

「みどり」の「魅力的な公園の整備」の施策は子どものみを対象として記載されている。概況に記載されているように、子どもから高齢者まで等、幅広い年代を対象にしていることを記載してはどうか。

(事務局)

市民アンケート、中高校生への意見、市長による各小学校区での「対話のわ」では、子どもの遊び場がないというご意見を多くいただく。雨天時の遊び場、小中学生がボールで遊ぶ場がないということで、次期基本計画では公園の整備を進める。こうした経緯から目標には子どもを掲げ、「多くの人が憩い癒されている」と並列することでご意見をカバーした。

文章については全面的に見直す必要がある。今回の修正については委員の方に見ていただく時間が持てないので、会長、副会長にご一任いただく形でご了承いただきたい。

(委員)

パブリックコメントはどのように行うのか。

(事務局)

6月1日前後に配布される、6月号の広報紙でパブリックコメントの実施をアナウンスすることになる。パブリックコメントは6月18日からの開始を予定している。パブリックコメント用の冊子を市内の公共施設等に配架する。

(副会長)

施策の並びについて意見をしたが、先に記載されていることがより大事ということではない。セクションで順番が生じることもある。例えば水資源であれば水源、上水、下水という流れになる。

他にご意見等があればお願いしたい。

(副会長)

他にご意見がなければ本日の議論はここまでとしたい。

― 一同了承 -

時間の関係上、今回の審議会での意見を踏まえた修正は、会長、副会長に一任いただきたい。

― 一同了承 -


【連絡事項】

スケジュールについて。

6月議会において総合計画審査特別委員会が設置される予定であり、そちらにもパブリックコメントと同じ資料を提出する。

パブリックコメントは6月18日から4週間実施し、7月下旬に第6回総合計画審議会を開催し、答申案のまとめの議論を予定している。7月中に答申をいただければと思っている。


4.閉会

参考

お問い合わせ

長岡京市総合政策部総合計画推進課企画係

電話: 075-955-9502

ファクス: 075-951-5410

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