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「令和7年度 市内事業所女性活躍推進会議」を開催しました

  • ID:16072

令和8年2月17日(火曜日)、長岡京市役所で「令和7年度 市内事業所女性活躍推進会議」を開催しました。この推進会議は、長岡京市内事業所の女性活躍に関する情報の共有・交換の場を設けることで、各事業所における女性活躍推進に向けた取組みを促進するために平成29年度から開催しています。令和7年度は、市内9事業所から計13名の参加がありました。

令和7年度の開催内容

1.講演「相互理解で生まれる職場の可能性~職場風土から考える~」

講演の様子

講師:株式会社ウエダ本社 代表取締役社長 岡村 充泰 氏、同社utenawarks担当 樽本 敦子 氏・林 菜摘 氏

<講演の概要>
企業が知るべき「働く女性の身体とパフォーマンス」~女性の健康から長く働ける職場を考える~

  • 健康被害による経済的損失…生理前や不調時に「しんどい」と思いながら無理して働くことは、常にブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるような状態であり非効率(ペアワークで、良いor悪い感情がパフォーマンスへどう影響するかを体感)。常に同じパフォーマンスを出せる前提で自分や周囲を評価しないことが大事
  • 生理時の心と体の変化…女性ホルモンの分泌変化(1か月の波や、ライフステージにおける波等)で多くの女性が不調に悩まされている。特に生理前や生理中は心身への影響が大きく出る。食事+睡眠+運動+ストレスケアで日々健康的に過ごすことが、生理の負担軽減には大切
  • 更年期障害…女性は一般的に40代頃から女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減ることでバランスが崩れ、発汗や顔のほてり、イライラ等の不調が現れる。男性の更年期も増加しており、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が30代から徐々に減少していく影響により、自律神経のバランスが乱れ、疲れやすくなったり仕事に身が入らなくなったりする。更年期障害を予防するにも、やはり食事+睡眠+運動+ストレスケアが大切
  • 女性健康問題対策で大切なのは、個人と会社の相互理解

1  仕組みを知る(土台づくり)
個人=ホルモンによる心身の変化を学ぶ
会社=専門知識を学ぶ場を作り、「根性論」を「科学」へアップデートする

2  自分の状態を知る(セルフケア)
個人=自身の体調を把握しパフォーマンスの波を予測する
会社=個人の現在のコンディションを気軽に共有できる文化を育む

3  周りの人を知る(相互支援)
個人=「お互い様」の精神で、相手の状態に合わせた声かけをする
会社=誰かの不調をカバーし合える「チームの余白」を設計する

4  自分がどうしたいかを知る(選択)
個人=今の自分の最適な働き方を自ら選択し、必要なサポートや意思を言語化して周囲に伝える
会社=相談内容を評価に影響させず、個々の状態に最適な働き方を共に模索する

ワークショップ

ワークショップの様子

ワークショップは4グループ(各3~4名)に分かれ、「多様な人が生かされる組織ってどんな組織?」をテーマに【制度】【風土・人】【働き方・仕事】【その他】の4分類で意見を出し合いました。各グループで出た意見は以下のとおりです。

【制度】
長期休暇に対応した人事制度、社内保育園、キャリア選択の多様性、時差出勤、強制年休取得制度、業務ではなく顧客に寄り添った事で表彰される制度

【風土・人】
相談しやすい風土、失敗を許容する風土、褒め合う風土、否定しないポジティブなフィードバック、職位に関わらず話しやすい、相手が尊重される、何でも書き込める掲示板

【働き方・仕事】
ゴールや目指す姿が共有できている、他の人がやりやすい事務手続き、フレックス勤務制度、病気になっても安心して働ける環境

【その他】
食堂、安心できる収入、お昼寝できる場所、健康に良いドリンク自販機を設置した、バランスボール、スタンディングデスクで仕事がしたい

開催による効果

今年度のテーマは「相互理解で生まれる職場の可能性~職場風土から考える~」でしたが、講演の中で、性差による体調の問題(女性の生理や、男女それぞれに起こりうる更年期障害)の違いや、そのことが仕事に与える影響の大きさを学ぶことができました。常に同じパフォーマンスを出せる前提で自分や周囲を評価しないことや、相互理解の重要性、一人で悩ませない職場の風土づくりの大切さについて理解を深めることができました。また、ワークショップは、各事業所の職場環境や制度についての情報交換や、より良くするための意見交流の場となりました。