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「下水道の長寿命化計画」を進めています

[2015年6月26日]

ID:227

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下水道管の老朽化は地下で起こる

ここ数年、1960年代の高度成長期に整備された道路、橋などの老朽化が問題となっています。地中に整備し、普段は目に見えない下水道管も、同じように老朽化が進んでいます。近い将来、下水道管を交換する時期が集中的に来ます。

下水道管が破損すれば、日常生活に大きな支障が

下水道管は、一度整備すれば永久に使えるものではありません。標準的な寿命は50年と言われていますが、整備後30年を経過すると、下水道管が破損し、道路が陥没する危険性が高まります。下水道管が壊れると、汚水を流すことができないだけでなく、道路上に汚水があふれたり、いくつもの市町を流れてゆく河川を汚すことになります。また、復旧するまで交通なども規制され、私たちの日常生活に大きな支障が出てしまいます。

30年を経過している下水道管は約15km

市では、下水道管を整備するために、平成26年度までに約445億円を投資しています。どのくらいの人が下水道を使えるようになったかを示す下水道普及率は99.7%となり、下水道管の総延長は約220kmに達します。その中で整備後30年が経過している管は、約40kmもあり、今後10年で約130kmにまで及びます。

下水道管の総延長と投資額のグラフ

求められる下水道の長寿命化計画

日常生活に重大な影響を及ぼす事故が起こったり、下水道の機能が停止したりしないように、市は、平成24・25年度の2年間で「長寿命化計画」の策定しました。
この計画では、長期的な視点で改築・修繕計画を立てます。改築する時期が集中すると、1年間で多額の費用が必要となり、限られた予算内で対応出来なくなるからです。
事前に、下水道管やマンホールの劣化状況を調べて危険度を判断します。マンホールの中に入って、マンホールや管にひびがないかを目視したり、管の中の状態をカメラで見たり、管の一部を取り出し、薬品につけて耐久性を見るなどして調査しました。
そして状態に応じて、管を新しくする、管を補強する、管を直すなどの方法によって、使える期間を長くしながら、改築の時期を計画的に分散させます。一年にかかる費用を抑えられ、毎年の維持管理費用を均一にするため、安定した経営にもつながります。皆さんが納める下水道使用料を有効に活用するために欠かせない計画です。
今後、長寿命化計画により、効率的で経済的な維持管理を行いながら、快適な生活環境を確保します。
なお、 第1期長寿命化実施計画(平成26年度~平成30年度)に基づき、市内の下水道管渠及びマンホールの改築工事及び修繕を実施します。

 

 

管の点検のイメージ写真

マンホールの中の酸素濃度を測定している写真

マンホールの中の酸素濃度を測定

マンホールの中の写真

マンホールの中

管が閉塞している写真

つまっている管

下水道管の検査は人間の健康診断と同じ

私たちが健康管理のために健康診断を受け、悪いところは早期発見・早期治療が大切なのと同じように、下水道管も定期点検をし、破損や劣化の早期発見・早期補修が大切なのです。大規模に破損してから直すのではなく、状態が悪くなる前に予防することで、道路の陥没など重大な事故を防ぎます。特に下水道管は、人間と違って管の不調を訴えることができないので、定期的に点検を行うことが重要です。

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