(仮称)自治振興条例の策定について
[2021年4月9日]
ID:10213
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価値観の多様化や少子高齢化などによる意識変化の中で、自治会の加入率が低下するなど、地域で地域を支える力が弱くなってきています。
より多くの人が地域課題を「他人ごと(ひとごと)」ではなく「自分ごと」として向き合うことが大切です。
その方法について、あらためてみなさんと考え、共有していくために、(仮称)自治振興条例を策定します。

現在のお知らせ
令和3年2月13日(土曜日)開催予定の自分ごと化会議については、京都府内の新型コロナウイルス感染拡大状況をふまえて延期とさせていただきます。次回開催日程等が決まりましたらお知らせいたします。
第1回自分ごと化会議の開催報告を掲載いたしました。
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(仮称)自治振興条例とは
長岡京市の自治の基本原則をまとめるものです。他市では「自治基本条例」や「まちづくり条例」などとも呼ばれています。
条例では、市民・自治会・校区の地域コミュニティ協議会といった地域の団体、子育て支援や高齢者支援、環境などのテーマで活動する団体、そして行政それぞれの役割を明らかにします。また、市民参画のルールについても整理します。
条例をつくるに当たっては、「条文づくり」も重要ですが、条例をつくる過程で地域の課題や考えを共有することで、市民や地域の中で「新たな行動」が生み出されることも目指しています。

どうして今、条例を作るの?
このままでは地域課題を誰も解決できなくなる!
「市内のことは、市役所がすべて運営・管理している」と思っている人がいるかもしれません。しかし実は、地域を守っているのは、ほかでもない地域の人たち自身。行政では解決が難しい地域の状況把握や手助けなどには、自治会や地域コミュニティ協議会、市民活動団体、ご近所のみなさんが協力して取り組んでいるのです。
現在、価値観の多様化や少子高齢化などによる意識変化の中で、自治会の加入率が低下するなど、地域で地域を支える力が弱くなってきています。また、行政の力だけでそれを補うことも難しくなっています。地域で必要な共助は減っていないのに、担い手は減り続けているため、このままでは地域活動ができなくなってしまいます。
みんなの「自分ごと化」がカギ
それを防ぐためには、より多くの人が地域課題を「他人ごと(ひとごと)」ではなく「自分ごと」として向き合うことが大切です。もちろん行政も、地域との付き合い方を振り返る必要があります。その方法について、あらためてみなさんと考え、共有していくために、(仮称)自治振興条例を策定します。
たとえば…地域のつながりが あるとき・ないとき
1 防災 大雨時の避難

◆あるとき
ご近所さんと声を掛け合い、早めに避難

◆ないとき
知り合いがいないので一人で避難
2 環境 公園の整備

◆あるとき
役割分担して気持ちの良い環境を維持

◆ないとき
行き届いた手入れができない
3 子どもの見守り

◆あるとき
当番制の見守り活動で登校時も安心

◆ないとき
地域に顔見知りがおらず登下校が不安
過程を大切に!話し合いは3つの方法で
条例を作るにあたり、3つの方法でみなさまの意見を伺います。
- 自分ごと化会議(市民ワークショップ)
- 条例検討委員会
- 市民意見交換会
期間 令和2年冬~令和3年冬ごろまで
普段の生活から感じることなどから地域の現状を整理して、個人や地域でできることは何か、地域を「どうしていきたいか」「どうありたいか」について議論するための市民ワークショップです。10月下旬に無作為で抽出された市民のみなさま(2300名程度を予定)に参加案内を送付し、約70名の方に参加希望をいただきました!
開催後、ワークショップの内容もこちらでお知らせします!
開催概要・開催報告
- 令和2年12月12日(土曜日) 午後1時~4時 バンビオで
第1回自分ごと化会議(令和2年12月12日開催)開催報告
【延期決定】令和3年1月17日(日曜日) 午後1時30分~3時30分 バンビオ・産業文化会館で 開催予定
【延期決定】令和3年2月13日(土曜日) 班ごとに午前、午後に分かれて開催 産業文化会館で 開催予定 - 令和3年4月10日(土曜日) 班ごとに午前、午後に分かれて開催 産業文化会館で開催予定
- 令和3年5月16日(日曜日) 班ごとに午前、午後に分かれて開催 産業文化会館で開催予定
- 令和3年6月20日(日曜日) 班ごとに午前、午後に分かれて開催 産業文化会館で開催予定
- 未定


期間 令和2年秋~令和3年度末予定
外部の専門家と公募市民等で構成され、「自分ごと化会議」で定まった方向性を基に条例文案を考えます。
議事録

期間 令和3年夏~秋予定
条例策定の中心となる「自分ごと化会議」と「条例検討委員会」のほかに、どなたでも参加可能な「市民意見交換会」を、令和3年度に全10小学校区で開催予定です。一部の市民だけではなく、「みんなで作る」条例を目指します。

スケジュール
※画像をクリックしてご覧ください。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更となる可能性があります。
