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【動画・写真公開中】長岡京ガラシャ祭2021 婚礼の儀

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2年ぶりに婚礼の儀を執り行いました

新型コロナウイルス感染症の影響により2年連続で中止となった長岡京ガラシャ祭。
昨年は玉の輿入れの様子を、小和田哲男氏監修のもと映像化し、長岡京ガラシャ祭YouTubeチャンネルにて公開しました。

激動の人生を駆け抜けたガラシャの物語in京都長岡京

あいにく今年も中止となってしまいましたが、代替事業として婚礼の儀を執り行うことに。
2年ぶりに玉・忠興役を一般公募で募集したところ、なんと10組ものペアからご応募をいただきました。
中止になってもガラシャ祭を楽しみにしていただいていたこと、とてもうれしく感じました。
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。

抽選で玉・忠興役に選ばれたお二人


そして、ガラシャ祭実行委員会会長による厳正なる抽選の結果、飯田美乃理さん・洋介さんご夫妻が今年の玉・忠興役に決定。
お二人とも長岡京市出身・在住で、「歴史が好きなお祖母様のために応募してはどうか」とのお母様の勧めにより、ご応募されたとのこと。

事前にお二人の撮影も

勝竜寺城公園での玉・忠興

行列巡行が中止のため、今年の玉・忠興役のお二人を見ていただく機会が少なくなってしまいました。
そこで、勝竜寺城公園と柳谷観音楊谷寺にて、お二人の前撮り撮影を開催。
カメラマンは、インスタグラムなどで京都の美しい風景を投稿し、人気を博しているうさだぬさん(別ウインドウで開く)。戦国時代からタイムスリップしてきたような素敵なお写真が撮影できました。
お写真は
ガラシャ祭ホームページ(別ウインドウで開く)に掲載しています。
また、一部の写真は長岡京ガラシャ祭インスタグラム(別ウインドウで開く)にも。

当日の様子をYouTubeにて公開中

ガラシャ祭開催予定日であった11月14日には、婚礼の儀を執り行いました。
例年、行列巡行のあとに勝竜寺城公園にて婚礼の儀を開催していますが、今回はより史実に基づいた形で細部まで再現しました。
婚礼の儀と歴史講演会の様子は、長岡京ガラシャ祭YouTubeチャンネル(別ウインドウで開く)にて公開しています。
下の写真をクリックすると、YouTubeへつながり、動画を見ることができます。

長岡京ガラシャ祭2021 婚礼の儀

歴史講演会「戦国時代の西岡と藤孝・光秀~熊本に伝わった古文書を中心に~」

ほかにも、
著名な先生方によるガラシャにまつわるリレートークを配信中(別ウインドウで開く)
動画を楽しみながら、次回以降の長岡京ガラシャ祭を楽しみにお待ちください。

写真で見る婚礼の儀

北開田響太鼓の演奏の様子



まずは北開田響太鼓による演奏でスタート。
力強い演奏で、玉と忠興の婚礼を
華々しくお祝いしてくださいました。

司会の明智光秀に扮する男性と、女性の写真



司会には、玉の父・明智光秀も登場し、
娘・玉の婚礼の様子を見守りました。
当時の婚礼の儀式や、嫁入り道具など
現代と違うところを詳しく解説しました。

婚礼の儀の様子


玉・忠興と、侍女が登場し、
いよいよ婚礼の儀がスタート。
かつぎをとった玉と忠興は
ようやく初めて顔を合わせることになります。
厳かな雰囲気の中、式三献や引渡の儀などが行われ
当時の婚礼の様子が再現されました。

婚礼の儀終了後のインタビューの様子


無事に婚礼の儀が終了し、玉・忠興の大役を
果たされた飯田さんご夫妻。
「緊張したが無事に終え、ほっとしている。
貴重な経験になりました」
と笑顔でお話ししてくださいました。

講演会の様子


婚礼の儀終了後には、熊本大学永青文庫研究センター長・教授の
稲葉継陽氏による歴史講演会
「戦国時代の⻄岡と藤孝・光秀
―熊本に伝わった古⽂書を中⼼に―」を開催。
貴重な古文書をもとに、藤孝は戦国時代の
乙訓・西岡とどう向き合ったのか、
光秀との関係性について、講演いただきました。

おもてなし戦国武将隊つつじの写真


講演会の合間には京都・長岡京おもてなし戦国武将隊つつじ
の皆さんによる演武も披露されました。
婚礼の儀と講演会を盛り上げてくださいました。