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地震への備え

  • ID:320

地震に備えよう

地震に強い部屋をつくろう

地震が起きた時、この部屋は安全でしょうか?

地震対策がされていない部屋

地震がおきたら・・・

【危険なポイント】

・大きな棚がベッドの上に倒れている


・棚の中の本や上に乗せてあった箱などは落下し、床などに散乱している


・窓ガラスは割れ、破片が周辺に散らばっている


・小さな棚が倒れ、ドアをふさいでいる


・落下したライトが破損している


・テレビは倒れ、画面が破損している


・時計が落下している



もし寝ている時だったら、大きな棚の下敷きになったり、ガラスの破片で怪我をする可能性があり大変危険!!!

家具の固定・配置を見直そう!

【見直しポイント】

・本棚、たんす、食器棚などの家具は、つっぱり棒又はL字金具で固定しよう


・棚などに収納する際は、重心を低くし倒れにくくするため、重たいものを下、軽いものを上に置こう


・窓ガラスや食器棚のガラス部分などには、ガラスの破片が散乱するのを防ぐため、飛散防止フィルムを貼ろう


・テレビなどの家具には粘着マットや固定器具をとりつけよう


・時計など壁に掛けているものは落下しないように固定しておこう


・ベッドや布団の近くには大きな家具や落下しやすいものは置かないようにしよう


・避難するときにガラスなどが散乱していても安全に歩けるように、ベッドや布団の近くにスリッパや運動靴を置いておこう




阪神・淡路大震災では、死者の約30%(約2,000人)が家具の下敷きになったことが原因で亡くなられました。


なるべく家具の数を減らし、必要な家具は配置を見直したうえでしっかり固定をして、安全な部屋をつくりましょう!

備蓄をしよう

地震はいつ起こるかわかりません。

いつ起きても大丈夫なように、飲料水や食料(長期保存食やカップ麺など)、携帯トイレ、停電などに備えて懐中電灯や携帯ラジオなどを備蓄しておきましょう。

家族会議をしよう

災害時にはたくさんの人が家族などに連絡をするため、電話がつながりにくくなる場合があります。

そんなときの連絡方法や集合場所を事前に家族と話しあい決めておきましょう。

災害時の連絡手段として、災害用伝言ダイヤルなどを活用しましょう。

災害用伝言ダイヤル〈171〉

  

地震が発生した時の行動

地震が起きたら

・まず落ち着く

   地震が発生しても慌てず、冷静に何をすれば助かるかを考えましょう。

   パニックにならないためには、日頃から地震が起こった時にどうするかをイメージし、

   準備しておく必要があります。

・安全を確保する

   家具が倒れてきて下敷きにならないように、机の下や物が落下してこない場所に移動しましょう。

   屋外にいる場合は、手荷物などで頭を守りながら、丈夫な壁に寄り添ったり、

   広場など安全な場所に逃げましょう。

・安全な場所に避難する

   揺れが収まったら、出口の確保と火元の確認を行い、川沿いやガラスや塀付近など危険箇所を避けながら、

   安全な避難所等へ徒歩で避難しましょう。火災が発生した場合はすぐに消火しましょう。


NG行動

・火をつけない

   ガスに引火して爆発する恐れがあります。ガス栓を締めて避難しましょう。

・ブレーカー、電気をつけない

   火災や爆発の恐れがあります。ブレーカーを落として避難しましょう。

・エレベーターは使わない

   閉じ込められる危険性があります。

・電話は必要最低限にする

   大勢の人が一斉に電話をかけると電話回線がパンクします。

・裸足で歩かない

   ガラスの破片などでケガをする危険があります。

・車は使わない

   大渋滞が発生し、緊急車両の通行や避難の妨げになるので、車は使わないようにしましょう。

   運転中に発生した場合は、徐々にスピードを落とし道路の左に駐車し、カギをつけたまま避難しましょう。