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2020年大河ドラマは明智光秀が主役の「麒麟がくる」に決定!

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苦節8年。地道な誘致活動が、ついに実る

平成30年4月19日にNHKは、2020年の大河ドラマを、明智光秀が主役の「麒麟(きりん)がくる」とすることを発表しました。

長岡京市をはじめとする京都府内の6市1町は、平成23年4月から、細川ガラシャ(お玉)とその父・明智光秀を主役に、波乱に満ちた戦国時代を生きた父子の絆をテーマとするNHK大河ドラマを誘致しようと「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」を設立し、誘致活動を展開。署名運動を続けてきました。

これまで寄せられた署名総数は、なんと26万1,745筆!

多くの方にご協力をいただき、ここに大河ドラマ誘致が叶いました。ありがとうございました。

この大河ドラマ制作決定をひとつのきっかけとして、本市の魅力をさらに全国に発信していきます。

明智光秀の娘「お玉ちゃん」

大河ドラマ誘致への署名を呼びかける、明智光秀の娘「お玉ちゃん」

NHK大河ドラマ誘致推進協議会

平成30年4月現在、協議会に参加する団体は、長岡京市、亀岡市、福知山市、舞鶴市、宮津市、京丹後市、綾部市、大山崎町と兵庫県篠山市、丹波市、福井県若狭町の11市町の行政、商工・観光団体。いずれも、明智光秀、細川幽斎(光秀の盟友)、細川ガラシャ(光秀の娘)、細川忠興(光秀の義理の息子)らの、ゆかりの市町です。これらゆかりの地を通る「京都縦貫自動車道」を利用した地域の交流を発展させ、地域の歴史文化を全国に発信し、観光振興や地域経済の活性化はもとより、京都府を南北につなぐ地域連携の役割にも期待が高まります。

推進協議会としての活動の詳細は、以下のホームページ内で発信しています。ぜひご覧ください。


NHK大河ドラマ誘致推進協議会(別ウインドウで開く)

29年度総会

さらなる連携を誓う9市2町の首長【平成29年5月 長岡京市で】

ロゴマーク

平成23年度に公募し、広島市の堀江豊さん(最優秀賞)と、宝塚市の野田拓昭さん(優秀賞)の作品をもとに作成しました。このロゴマークを本協議会の印刷物やホームページ等に広く活用し、皆様に親しんでいただき、より積極的に活動をアピールしていきます。

NHK大河ドラマ誘致推進協議会ロゴマーク

NHK大河ドラマ誘致推進協議会ロゴマーク利用に関する取扱要領

細川ガラシャの生涯

勝龍寺城での幸福な新婚時代

細川ガラシャは、名前を玉といい、永禄6(1563)年明智光秀の娘として生まれました。天正6(1578)年、16歳の時に勝龍寺城主細川藤孝の長子忠興のもとに輿入れし、幸福な新婚時代を過ごしました。

勝竜寺城公園の写真

勝竜寺城公園

細川忠興・玉像の写真

公園内の細川忠興・玉の銅像

度重なる困難、波乱の生涯に幕

幸せも束の間、父明智光秀が「本能寺の変」を起こし、山崎の合戦で羽柴秀吉に敗れると、玉は生まれたばかりの子どもから引き離され、丹後の山奥深くの京丹後市味土野に約2年間幽閉されました。その後、大坂城下玉造の細川家屋敷に住むようになってからも、さまざまな困難の中で、心の平安を求めてキリスト教を信仰。ついには洗礼を受け、ガラシャ(日本語で“恵み”)と呼ばれるようになります。
豊臣秀吉の死後、石田三成は大坂城下に屋敷を構える家康方の大名の妻に人質になるよう強要し、ガラシャも三成の命を受けました。ところが、彼女はこれを敢然と拒否し、屋敷に火をかけて最期を遂げました。慶長5(1600)年、38歳の生涯でありました。

辞世の句として、"ちりぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ"と伝えられています。

細川ガラシャは、戦国の世にその名を残す数少ない女性の一人で、大変な美人であったと言われています。苦難の生活を送りながらも自己の尊厳と人間愛を貫き通し、女性であることの誇りを持ち、常に世の中の平和を祈り続け、波乱に富んだ生涯を送った人でありました。