令和5年度立命館高校1年生総合学習授業協力
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市役所が抱える「課題」の解決策を考える授業
長岡京市内にある立命館高校1年生の令和5年度総合学習に長岡京市役所が協力しています。
長岡京市に通いに来てくれている市外の生徒のみなさんに、もっと長岡京市のことを知ってもらいたい!という長岡京市役所と、グローバルな視点もさることながら、まずは学校が建っている地域に目を向けてほしい!という立命館高校とで協力することとなりました。
長岡京市役所の各部署が抱える「課題」の解決策を、立命館高校1年生約300名が自ら調べてプレゼンテーションを作成します。
番号 | 部署名 | テーマ | 概要 |
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1 | デジタル戦略課 | 誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化 | 国や長岡京市では、より早く、便利で簡単に手続きができたり、情報を手に入れたりできるように、様々な分野でインターネットやスマートフォンなどのICT(情報通信技術)を活用しています。 その一方で、ICTを十分に活用できない人は「情報弱者」と言われ、様々な場面で不利益を被ることがあります。 特に、高齢者やICT教育が不足している人は「情報弱者」になりやすい。そのような状況で生じる「情報の格差」を解決したい。 |
2 | 公園緑地課 | みどりのサポーター制度による公園等の緑化及び環境美化活動の推進について | 長岡京市には、「みどりのサポーター」という登録ボランティア制度があります。『自分の住む地域の公園をもっとよくしていこう』と花を育てたり、公園内の掃除等の活動をされています。令和5年4月の時点で109団体・1369名が登録されています。1公園につき1団体が登録され、市内の公園の約4割にサポーターがついています。 しかし近年、高齢を理由に団体を解散したり、サポーターを脱退する方が増えてきました。公園の環境を守る地域の担い手が減ってきています。 みどりのサポーターとして、地域の公園環境を市とともに整備してくれる人や団体を増やすためには、どのようにすればよいでしょうか。 |
3 | 商工観光課 | 地域のお店の情報発信 | 地域のお店や商店街の活力はまちのにぎわいに繋がります。 一方で、ICTなどで多様化する情報化の中で、長岡京市にある個店には情報発信力の弱い店舗もあります。 どのような情報の発信であり、どのような情報があれば、店舗を知ってもらい、利用したいと思うのか、特に若い世代にとってどのような情報が必要かを教えてください。 |
4 | 選挙管理委員会 | みんなが選挙に行く社会にするために。小中学生へのワークショップを考えよう! | いま、大人の半分は、選挙に行っていません。『選挙』は、自分の意見を政治に反映する、唯一のチャンスです。 にもかかわらず、その権利を放棄する人が多くいます。自分の将来や地域の未来を、ぜーんぶ他人任せ…。この状態が、健全でないことは明確です。このままではいけない。何とかしないといけない。 原因の1つは、「選挙に興味がないから」。 では、どうしたら興味を持つでしょう?若いうちから、政治や選挙について学ぶ、「主権者教育」が大切だと言われています。 そこで、みなさんに依頼します。小学生・中学生に向けた、「主権者教育」のワークショップを企画してください。授業案・ゲーム・イベントなど、手法は問いません。18歳から投票に行くことが当たり前の社会を目指して、あなたなら、子どもたちに何を伝えますか? |
5 | 男女共同参画センター | 男女共同参画の意識づくりのために身近にはじめられることやアイデア、意見 | 性別に関わらず個性や能力を発揮し、希望する生き方を実現できる「男女共同参画社会」の実現が求められています。しかし、現実には私たちの身の回りに「男らしさ、女らしさ」の意識が残っていることによって、辛い思いをしたり、相手の言動に違和感を感じたりするなど、様々な制限を受けてしまうことがあります。地域・家庭・働く場・政治の分野など、社会の様々な場面で男女共同参画の意識を創っていくために、身近にはじめられることやアイデア、意見を聞かせてください。 |
6 | 防災・安全推進室 | 若い世代に「災害」について考えてもらうために | 「防災」という言葉を身近に感じる一方で、「被災」することはどこかでテレビの中の世界であると考えている人が多いと思います。避難の情報が発令されても「自分だけは大丈夫」と思ってしまって逃げ遅れてしまうようなことが全国で毎年のように起こっています。いつ起こるかわからない災害に対してできるだけ被害を少なくするためには、個人個人の日ごろの備えが必要だと思います。どのようにすればみなさんのような若い世代にも「我がごと」ととらえてもらうことができるでしょうか。 |