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第4回 総合計画審議会 会議録

  • ID:15064

日時

令和7年4月23日(水曜日)午前10時から12時

会場

長岡京市役所 会議室401・402

出席委員

越後副会長、川勝委員、八木委員、小山(香)委員、三好委員、河原委員、小山(泰)委員、延尾委員、林委員、西小路委員、山田委員、山本委員、大元委員、炭﨑委員、大隅委員、小倉委員、中島委員、徳地委員(オンライン)


欠席委員

上子会長、小野委員、藤井委員

出席者(総合計画企画会議委員)

新開委員、鳥居委員、梶原委員、名和委員、田端委員、井上委員、白坂委員、宮崎委員、村上委員

事務局

松本副市長、末永副市長、能勢総合政策部長、鍋島総合計画推進課長、三浦係長、拜郷主査

傍聴者

6名

議事

1.開会


2.審議の公開について(傍聴及び議事録の公開)

本日、傍聴者がいることを報告


3.議事

長岡京市総合計画条例施行規則第8条第4項の規定に基づき副会長が進行を務める。

また、同規則第9条第2項の規定に基づき、半数以上の出席を確認し、会議の成立が認められた。


(1)柱「まち」に係る統計データの追加について

事務局による資料説明

【質疑応答】

(副会長)

ご意見等があればお願いしたい。まとめれば、他都市と大きな差はなく、交通事故が増加傾向であると理解している。

(一同) 意見無し


(2)第3期基本計画の進捗管理について

前回の審議会での目標と進捗管理の意見を踏まえ、進捗管理について事務局より資料説明。


(副会長)

数値目標や指標は実施計画で管理することになる。計画の目標が抽象的であっても管理はできるという説明だと理解している。


(3)第3期基本計画原案について(柱「かがやき」「まち」「みどり」「けいえい」)

①柱「かがやき」について事務局より説明

【質疑応答】

(委員)

「協働」分野の概況で、テーマ型活動が自治会活動に含まれているように見える。「一方でテーマ型の市民活動として」を「一方でテーマ型の市民活動も」としてはどうか。

「自治活動の促進」の主な取組の4つ目、校区コミュニティに関して、ここだけ「強化を図り」になっており、この取組だけ市が主体と捉えられるのではないか。内容を確認のうえ、関係性を正確に表現にしてはどうか。

(事務局)

意図的にこのような内容にしているわけではない。ご意見を踏まえて、調整する。


(委員)

スポーツの振興の主な取組が、個別名称にフォーカスしており分散した印象を受ける。総合計画との連携を考えると、市としての「スポーツの定義」を書いて全体を包括してはどうか。スポーツ振興計画では、競技スポーツだけではなく日常生活や自発的に楽しむ活動も記載している。こうした定義を踏まえた上で4つの取組に触れてはどうか。日頃関わりのある色んなスポーツ団体も含めて、活動に取り組んでいくということも網羅されるのでは。

(事務局:総合計画企画会議委員)

今後10年間のスポーツの指針となる第2期スポーツ推進計画を策定した。その上位計画としてこの総合計画があり、連動は重要だと認識している。主な取組の4点はスポーツ推進計画の重点を踏まえて記載した。包括的な内容にすることについて、検討する。

(委員)

スポーツの主な取組について、「インクルーシブな取組(ボッチャ大会など)」とした方が良いと思う。この箇所の記載だけではないと思うが、他の種目の方が見て、ボッチャだけと思われないよう、配慮いただきたい。

(事務局)

ポッチャ以外にも可能性があるという理解でよいか。

(委員)

ポッチャ以外の競技をしている方がこの内容を見たときに排除されるように感じるのではないか。

(副会長)

具体的に記載すると、記載されていない場合に排除を感じることもあるので、全体を通して、配慮いただきたい。


(委員)

人権の主な取組の1番目について、男女共同参画センターの現在の相談スペースがどうなっているか把握できていないが、この相談スペースの設計の見直しで、相談がしやすくなるのか。あるいは、現状、相談者が心理的に相談しにくい状況なのかが知りたい。

(事務局:総合計画企画会議委員)

相談しやすいように空間をしつらえている。運用にあたっても時間が他の方に合わないようするなどしている。趣旨として、もう少し気楽に相談できるようにする取組も考えていきたいということを表現した。

(委員)

現在、具体的な構想はないという理解でよいか。

(事務局:総合計画企画会議委員)

男女共同参画センターに確認する。


(委員)

新たな環境、女性が相談しやすい環境とあるが、男性が排除されているように感じる。「男女共同参画」なので、男性にも弱い立場の方がいることを踏まえた表現にしてはどうか。

(事務局)

男性の相談も受け入れているが、女性の相談が圧倒的に多い。しかし、表現については検討を行う。


(委員)

生涯学習・文化・スポーツについて、「ユニバーサルデザインの視点もいれながら」の表現は、他に重要な視点もあるように思う。もしユニバーサルデザインが主ならば「ユニバーサルデザインの視点で」で良いと思う。

「生涯学習の充実」の主な取組の4つ目に関して、エリアを示す表現は「文化センター」の言葉を用いれば分かりやすいと思う。

「プロの楽団との連携」とあるが、アマチュアで活動されている楽団の方もいる。アマチュアとの連携も含めるのが望ましいのでは。

(副会長)

表現の問題。「人権」の主な取組にある「困難な問題を抱える女性」という表現も併せて、排除を感じることがないように検討いただきたい。

(事務局)

法律に応じて記載した項目であり、男性を排除する意図はない。表現自体は検討したい。


(委員)

自治会のデジタル支援について、デジタル支援をいただいても高齢者ばかりで加入率の低下を止める施策にはならないのではないか。例えば、大きなテレビはあまり使われていなかったりする。デジタル以外にも加入率低下を止める取組があれば入れてはどうかと思った。地震で助け合えることが重視されているようなのでその視点を含めて記載を検討して欲しい。


(委員)

地域の実体としては、加入率をみると、自治会は半数以下、老人クラブは10%程度である。それを踏まえてこの主な取組で本当に解決するのか疑問を感じる。どうつながるのかが見えづらい。色々な課題が複合している状況を踏まえて、他に考えていることがあればお伺いしたい。

(事務局)

長岡京市は転入者が多く、自治会加入率が上昇に転じる施策は難しいだろう。一方で自治会の役割は重要だと感じており、自治会そのものをしっかり支えるものとしてデジタル化を例示的に挙げている。その趣旨は負担軽減である。今は、加入率だけを追わずに、マンションもみなし自治会、自主防災会といった仕組みも構築している。今後、数値目標として自治会加入率以外のものを設定できないかを検討している現状である。


(委員)

補助金は自治会加入率に合わせて支給されている。活動の有無は関係なく、加入率が減ると補助金が減る。私の自治会では加入率減の理由を探って対応しているが、単純に自治会館が2階で車いす、杖では2階に上がれない。自治会がなくなってよいとは思っておらず、拠り所はほしいが役に立てないのでやめるという状況になっている。会員は健康な人、集うことができる人になるので、そこで線が引かれてしまうが、そのようなやり方は時代に合わないように感じる。会員制をやめて、地域に住む人全員を会員とみなし、協賛金という形にした。催しは1回ずつ参加費を集め、不公平感をなくすようにしている。協賛金は少なくなっているが、催しの参加率はあがっている。会員ではないから参加しないという人が減っている。防災訓練では120名を超える参加があった。活動内容に合わせた補助金にしてもらうことが必要ではないか。

自治会は市任せ、人任せではなく、自分たちで守っていくという意識に変えていくチャンスだと感じている。

高齢化率が68%の地域もある。そうなる前に考えていかないといけない。デジタル化だけではないだろうが、若い人にはデジタル化でなければ難しいので、高齢者向けの紙媒体と並行して行っている。転換期で必要だと感じている。

(副会長)

貴重なご意見をいただいた。デジタル化だけではなく、総合的に支援する、といった書き方が必要だと感じた。


(委員)

書きぶりに細やかな配慮が必要なことを認識した。

例えば、協働の概況で「テーマ型の市民活動」とあるが、この意味がわからない人が多いのではないか。西山の森林保全など具体的なテーマを例示してはどうか。

スポーツ振興の包括的な視点については、「主な取組」に含めると他の具体的な内容とレベル感があわない。例えば施策に「誰もが」という主語を入れれば、委員の趣旨を組むことができるのではないか。

人権に関しての女性限定の指摘があったが、ジェンダーの観点で「女性」だけではなくて「市民」としても良い。市の方で女性をフォーカスする必要性についての背景があれば強調する必要があるだろう。そうであれば、その背景を概況に記載をしてはどうか。


(副会長)

分野の並びであるが、協働、人権、生涯学習の並びになっている。協働よりも人権が前のほうがよいのではないか。ご検討いただきたい。


②柱「まち」について事務局より説明

【質疑応答】

(委員)

国交省がユニバーサルツーリズムを推進しており、まち全体をバリアフリー化するものである。兵庫県が条例化、京都府ではフォーラムが開催されており取組が進んでいる。ユニバーサルツーリズムは産業に入れて、市街地でユニバーサルデザインの視点を入れてはどうか。

(事務局:総合計画企画会議委員)

市街地に「ユニバーサルデザイン」の表現を含めてはということだが検討する。


(委員)

産業で営農支援があるが、主な取組の中で「地域計画」といった形で5年後の在り方を見る取組を進めている。主な取組の中に「地域計画」の名称を用いる工夫を希望したい。漠然とした言葉になるので難しいと思うが、農業委員会の進む方向なので検討をお願いしたい。

欄外の計画名称について、「農業経営基盤強化促進計画」に変わっている。確認をお願いしたい。


(委員)

市街地の主な取組の2つ目、「事業化を視野にいれた」より「事業化に向けた」など前向きな表現にしてはどうか。

「行政プラットフォーム」の意図することを知りたい。

既存マンション管理組合への取組については「既存」に限らないのではないか。

「適正な維持管理を支援」ではなく、「マンション管理の適正化を支援します」「適正な維持管理が行えるよう支援します」としてはどうか。

(事務局)

「行政プラットフォーム」は空き家の持ち主が改修等をしたいときに、市内の不動産会社や関連事業者を紹介する仕組みである。マンションについては耐震計画等が必要なマンションについての支援になる。

その他文言については調整する。

(副会長)

行政プラットフォームが抽象的で何をするかわからないという趣旨であった。そういう仕組みの名称であることを記載いただければ。


(委員)

「防災・安全」の主な取組について、自主防災会との連携の表現をいれてはどうか。

「警察と連携」とあるが、市民・地域と連携する趣旨を踏まえると、防犯委員、少年補導委員などの市政協力委員などを記載してはどうか。

(事務局)

全体のバランスをみながら調整する。参考にさせていただく。


(委員)

「道路・交通」について。交通ネットワークの充実の主な取組の一つ目の趣旨が伝わりづらい。

主な取組の二つ目と三つ目、財源を確保しながらとあるが、他の取組も財源が必要となる。ここだけ財源が記載されていることに違和感がある。

三つ目。モビリティマネジメントを利用促進するわけではない。公共交通促進のためにモビリティマネジメントをするという趣旨で書く必要があるのではないか。

道路空間の整備の主な取組の一つ目の文章がわかりづらい。「将来を見据え」が漠然としている。また、「京都府と連携した」について、長岡京駅前線は市が整備、御陵山崎線は府の整備になるのでこう書かれていると思うが、わかりづらい。

(事務局)

財源の記載については、交通事業者の営業努力で確保されてきた公共交通だが、この先、営利企業の活動であっても行政が関わらなければ維持できないため、これまでよりも積極的な関わりを示すために、財源という表現で記載した。伝わりにくければ表現を検討する。

(委員)

「地域公共交通基金」が次にも出てくるので、一つの項目としてはどうか。


③柱「みどり」について事務局より説明

【質疑応答】

(委員)

西山の森林整備に関して、目的が脱炭素、公益的機能、景観であるが漠然としている。具体的な話を合わせて記載しないと忘れられてしまうのではないか。使っていただいて価値が出るものである。例えば、スポーツ計画で公共施設として西山が入っている。西山は公共のものであり皆さんに使ってもらうことを示して欲しい。課を超えた活用を検討いただきたい。

(事務局)

表現を検討したい。


(副会長)

項目について。生活環境と都市環境の表現が似ているので、見出しとしてこれでよいか。ニュアンスを検討いただきたい。

「水資源」でPFOS,PFOAがあるが今後基準になった場合、書き換えが必要になる可能性がある。

(事務局)

生活環境と都市環境についての委員の方の意見をいただきたい。

PFOS、PFOAは法律が変わっていくタイミングでもあり、副会長と調整しながら対応したい。


(委員)

生活環境はソフト、都市環境はハードのイメージがある。空間もあると思うが、施策は「都市整備」という表現もあると思う。

(事務局)

意見を参考に事務局で再度検討させていただく。


(委員)

「脱炭素・環境共生」の一番目の施策に「持続可能なまちづくり」という包括的なコンセプトが出てくる。主な取組との整合を考えると、主な取組に収まらないものになっている。「脱炭素地域づくり」など、内容を限定してはどうか。

水資源の下水や水の安定供給は公営事業になるので、そういう意味で都市環境になるのかなと思った。

地下水は長岡京市の環境のシンボルとなる。水資源を独立したカテゴリーにしているメッセージ性がある。ここを変更してもよいなら違う組み方もあるのではないか。

(事務局)

みなさんのご意見を踏まえて検討する。


④柱「けいえい」について事務局より説明

【質疑応答】

(委員)

「魅力と創造の発信」の「発信」が一方通行に思えた。双方向を重視しているように思うので検討いただきたい。

(副会長)

「安定した行財政運営」で「DX」が最初にきているが、並びはこれでよいか。例えば「魅力ある人財と組織」を維持するためのDXという考え方もできる。


(委員)

「みどり」の「生活環境」の施策、「ごみの減量と適正処理」の主な取組の2つ目、検討しますとあるが、何を検討するのかがわからないので、調整いただきたい。「処理施設のあり方」を検討するならばそれでも良い。目指すところが分かるような工夫をお願いしたい。

「都市環境」の「都市緑化と水辺環境整備」について、犬川遊歩道は環境に配慮して、とあるが環境が漠然としているので配慮する内容を記載いただきたい。

(副会長)

検討をお願いしたい。


(委員)

「都市環境」の「魅力的な公園の整備」について、5年後の姿には親子だけでなく、幅広い年齢層、幅広い対象を想定いただきたい。

長岡天神駅の方に住んでいる。セブン通りに送迎の車が多く止まっており、通学路ではないが非常に危ない。長岡京のセブン通りの東側西北の通り、路上駐車も多く、歩行者の安全確保をお願いしたい。高架化を待っていたら変わらないように思う。

(事務局)

セブン通りの駐車については、以前からご意見をいただいている。駅前にロータリー整備を進めている段階である。5年後の整備は確約できないので記載していないが、西口の再開発事業を記載しており、計画を進めていく中で対応していきたい。


⑤その他全体的について

(委員)

施策の上段についての書き方が、状態であったり取組であったりと統一されていない。整えると読みやすい計画になるのではないか。

協働の「自治活動の促進」はわかるが、「充実」・「強化」の方が良いのではないか。主な取組に「促進」を入れてはどうか。この方がポジティブに見えるだろう。


(委員)

「みどり」について。「持続可能なまちづくり」で記載されている内容は都市環境に近いのでは。また、「地域環境力の向上」は、環境共生、生活環境の分類に入るのでは。「西山の整備」も環境共生になり、これらが、「脱炭素・環境共生」に入っていることがおかしいのでは。

仮に、「地域環境力の向上」は「生活環境」へ。

「都市環境」の都市緑化と水辺環境整備は、「環境共生」の西山の整備と親和性が高いのでは。

「水資源」の水資源の保全は環境共生だが、「水の安定供給」「下水の適正処理」は「けいえい」に入れてはどうか。会計的にも上下水道事業は独立しており、経営上も課題となっている。「みどり」に拘らないのであれば「けいえい」に入っていてもよいのでは。

全体を通じて、文章やレイアウトのバランスをみると、主な取組に文字が多い。読み手に寄り添うのであれば2行以内におさめてほしい。取組の項目ごとにスペースをあけて、3つぐらいに絞ってはどうか。ここで全部網羅する必要はなく、絞りこんで記載してはどうか。


(事務局)

検討し、次回、回答を行いたい。

レイアウトに関しては、前回との差を見てもらうために同じにしているが、最終的に変わっていく可能性はある。改めて、表現等検討し、次回に備えたい。

(副会長)

具体的と抽象的のバランスは難しいが、トーンを揃えて読みやすく、という意見が多かった。議論を踏まえて修正案を用意いただきたい。


4 その他

(事務局)

前回報告した計画策定にあたって子どもの意見をVoiceNAGAOKAKYOを通じて意見を募集しているが、投稿件数が少ない。市の公式LINEを通じて、改めて周知を行う。


5 次回

・5月23日(金)9時から401、402会議室にて


6.閉会

参考

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ファクス: 075-951-5410

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