8月から9月ごろになると、竹の細い根が竹林一面に広がっています。この時期に肥料を与え、良いたけのこを産むようにします。ほぼ1メートル間隔で、地表を削るようにクワで穴を開けます。そこに、粒状の肥料を少しずつ入れて、土をかぶせていきます。
これも手間のかかる作業ですが、ヤブ蚊との戦いでもあるのです。長年、作業をしている農家は、「私らは慣れていますから」と、たんたんと進めていきます。この時期の竹林は、たけのこ収穫の後に落ちた竹の葉が、びっしりと地表を覆っています。親竹は、養分を蓄える時期です。
(写真撮影 平成20年10月2日)

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