長岡京市第2次地域健康福祉計画
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計画の位置づけ
長岡京市では、市民が住み慣れた地域で安心して暮らせることを目標に、高齢者・要介護者、障がい者(児)、子ども・子育て、健康増進といった、健康と福祉に関連する個別計画を横断し、かつ地域福祉の視点で捉えるとともに、これらの個別計画を包含する計画として、平成15年3月に平成27年度を目標年度とした「長岡京市地域健康福祉計画」を策定し、総合的な健康福祉施策の推進を図ってきました。
今日までの制度整備と新たな課題の中において、行政が担う「公助」だけでなく、個人や家族の努力で行う「自助」、地域でのつながりを大切にする「互助(隣近所での助けあい)・共助(地域活動団体などとの協力)」の取組の推進が求められています。
また、平成28年度を初年度とする長岡京市第4次総合計画の将来都市像である「住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京」の実現に向けて「自助、互助・共助、公助」の連携と協働によるまちづくりを進めていく必要がある中、前計画における成果と課題を踏まえ、地域健康福祉を取り巻く新たな課題の解決に取り組むため、今後の総合的な福祉施策の方向性を定める「長岡京市第2次地域健康福祉計画」を策定しました。
計画期間
「長岡京市第2次地域健康福祉計画」の期間は15年間です。その前期計画(本計画)は平成28年度から平成32年度まで、中期計画(次期計画)は平成33年度から平成37年度まで、後期計画は平成38年度から平成42年度までとそれぞれの計画期間を5年間とします。
基本理念
だれもが安心して暮らせるまちづくり ~ふれあい、わかりあい、支えあいのまち ながおかきょう~
少子高齢化や人口減少の進行、社会状況の変化が今後も予測される中、5年後、10年後、15年後の本市の将来像を「住みたい 住みつづけたい」まちとし、その実現に向かうためには、市民を主役とした健康福祉の力を高めるとともに、公助との連携を構築していく必要があります。
基本理念であるだれもが安心して暮らせるまちづくりを具現化し、地域課題を解決するための市民の主体的な取組を支援していくことで「ふれあい、わかりあい、支えあいのまち ながおかきょう」の実現を目指します。
基本視点
基本理念を具現化するための各施策における共通する考え方を「基本視点」として掲げ、以下の3項目を設定します。
- 「自助」「互助・共助」および「公助」の役割分担と「協働」の推進
- 多様性を認め合う、ともに支えあう地域づくり
- 支援を必要とする人の主体的な選択を支えるしくみづくり
基本目標
基本理念実現のため「人」「地域」「環境」の3つを柱とした基本目標を掲げました。
1.地域を支える担い手づくり
市民による「互助・共助」の力を育てるため、地域やボランティアの担い手の育成・確保を図ります。あわせて、地域や福祉を知ることで地域福祉についての理解を深め、地域福祉の風土を育みます。
2.支えあい・助けあいの地域づくり
悩んでいる人が相談しやすい環境を整えるとともに、「互助・共助」による支えあい・助けあいのシステム構築を進めます。
3.豊かに暮らせる環境づくり
安心・安全に暮らすことができるよう生活環境の整備、福祉サービスの充実を図ります。また、自立した生活の基盤となるよう就労機会の確保や勤労者福祉の充実に努めます。
ダウンロード
次からダウンロードできます。市役所市民情報コーナーで閲覧することもできます。