長岡京市デジタル戦略
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長岡京市デジタル戦略を策定しました。
この計画は令和7年度までの本市のデジタル化の取組をとりまとめたものであり、この計画に基づいて市民の利便性向上と業務の効率化を進めていきます。
戦略の趣旨
我が国の動向
国の「デジタル社会の実現に向けた重点計画」や「自治体デジタルトランスフォーメーション(DX)推進計画」などで、「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会」を掲げ、「「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を進めることが示されています。
地方公共団体においても、
- 自らが担う行政サービスについて、デジタル技術やデータを活用して、住民の利便性を向上させるとともに、
- デジタル技術や AI 等の活用により業務効率化を図り、人的資源を行政サービスの更なる向上に繋げていくこと
が示され、住民に身近な市町村の役割は極めて重要とされています。
本市の状況
人口構造の変化
本市の人口構造は、全国的と同様に若年層・現役世代の人口減少が進んでおり、全人口においても2025年問題と言われる令和7年には緩やかな減少傾向に転じると予想されています。
このような状況の中で、現役世代 の減少による影響として、個人住民税など税収減少や社会保障関連として の 扶助費増加が予想され、本市財政を圧迫する とともに、労働力不足を背景として職員確保が困難となるためデジタル技術を活用し業務を効率化していくことが必要です。
新庁舎整備
令和4年度に新庁舎1期庁舎が、令和7年度には2期庁舎が完成する予定です。デジタル技術を活用し業務を効率化することは、この新庁舎の整備がまたとない好機であり 、従来の働き方を 見直す きっかけにもなります。 新しい発想や手法に取り組める環境づくり 、 市役所内部の横の連携の強化 、 ICT を活用した意識や業務の改革 など、これまで地方公共団体において課題とされてきたことに対しても、新庁舎を契機として 解決するよう取り組んでいく必要があります。
長岡京市の目指す姿
行かなくてもよい市役所
市民が自宅からスマートフォンやPC などで申請や届出ができ、行政 手続 を 24 時間 行える よう、マイナポータルや LINEを活用したオンライン手続を整備します。
書かない、待たない市役所
市役所に来庁する手続については、窓口でもデジタル技術の恩恵が受けられるよう、タブレット等の端末による申請支援、申請情報の複数窓口での共有により、申請書記入負担の軽減、フロアごとに移動がないフロアストップの実現、窓口の待ち時間などを可視化することにより、書かない、待たない市役所を実現します。
キャッシュレス
市役所や公共施設の窓口での現金払いや、税金などの支払いをオンラインでのキャッシュレスに対応することで、税や使用料などの支払いの利便性を高めることを目指します。
誰一人取り残さないデジタル化
全ての市民がデジタル化の恩恵を受けられる環境 を 整備 し、利用者目線で、かつ、利用者に優しい行政サービス を目指します 。 市役所 内及び 地域のデジタル 化をサポートしていきます 。
デジタル・ワークスタイル
時間や場所にとらわれない新しい働き方を実践する職場環境や離れた場所でも打合せや会議、市民対応が行えるような環境の整備を目指します。また、会議資料の共有などによる資料のペーパーレス化を進めます。
また、職員を事務作業から解放 し、 職員は、職員でなければできない、より価値のある業務に注力 できる 環境を整え ます 。 また、 ベテラン職員の経験を AI 等に蓄積・代替 することにより、 ミスなく事務処理 ができるよう業務プロセスを見直します。
長岡京市デジタル戦略
長岡京市デジタル戦略の詳細は次のファイルをご覧ください。