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歴史資料展示室の整備がはじまっています!

  • ID:14902

歴史資料展示室って、こんなところ!

現在建設している、新庁舎2期庁舎の2階に歴史資料展示室を、その保管施設として7階に歴史資料収蔵庫をつくっています(令和8年12月完成予定)。
長岡京市の歴史文化の魅力を五感で感じ、訪れた方がそのまま市内へ繰り出したくなるような場所を目指して、令和6年度より、整備を進めています。
このページでは、2階の歴史資料展示室について、ご紹介します。

展示室の概要

場所

新庁舎2期庁舎2階

▼各室について、詳しくはこちらから
①展示スペース
⓶展示室1
③展示室2

開館の時期(予定)

令和8年12月

基本方針

つながるミュージアム

コンセプト

過去と現在、未来をつなぐ、「7つのものがたり」を発信する

※7つのものがたり…長岡京市文化財保存活用地域計画(別ウインドウで開く)でまとめた、本市の歴史文化の7つの特徴

設置の目的

本市では、『長岡京市史』の編纂事業を契機として、公共施設等の再編で新たな博物館施設の建設を模索し、平成26年に「(仮称)長岡京市ふるさと資料館基本構想」を策定しました。一方、市役所本庁舎の建て替えが進められるなかで、歴史資料展示室(2期庁舎2階)、歴史資料整理室・収蔵庫(同7階)を整備し、「(仮称)長岡京市ふるさと資料館」の具現化の一つとして設置することとなりました。
この歴史資料展示室は、博物館施設の「博物館機能」だけでなく、「集客・交流」事業及び「誘導・周遊」事業による「ビジターセンター機能」も担うことで、まち全体を大きな博物館と見立てる「まちなか博物館ネットワーク」の中心施設としての役割を果たすものです。

1.博物館機能
① 調査・研究事業…本市及び近隣地域に伝世した、文化財・歴史文化や人々の営みを対象に、市民や他機関との連携を推進し、調査・研究を進める
⓶ 収集・保存事業…寄贈や購入による計画的かつ継続的、体系的な資料の収集と、環境整備やデジタル化等による資料の保存、また修理を行う
③ 展示・情報発信事業…本市の文化財・歴史文化の価値や魅力を、わかりやすく紹介・発信し、市民や観光客にそれらがもつ価値や魅力を広く共有する
④ 教育・普及事業…実物資料を活用したワークショップ等により、調査・研究によって蓄積された知見や情報、人材を活用する

2.ビジターセンター機能
⑤ 集客・交流事業…本市の文化財・歴史文化を活かした事業を行い、主体的・対話的な学びの中で市民や来館者による交流を創出する
⑥ 誘導・周遊事業…市民や来館者を、市域に分布する文化財・歴史文化等へ誘い、周遊を促進し、市内各地へのにぎわいを波及させる

広さ

全体                     136.36平方メートル
展示スペース       70.71平方メートル
展示室1              31.09平方メートル
展示室2              34.56平方メートル

入館料

無料

各室の紹介

展示スペース(イメージ)

■常設展示|アナログ手法で歴史文化への興味を喚起■
ハンズオンを中心としたアナログ展示を通じて、歴史への関心の芽生えを促すゾーン

長岡京市の歴史について、人の営みのはじまりから現代に至るまで、特徴的な考古資料を数点ずつピックアップし、イラストや写真等を用いたグラフィックで、親しみやすく解説します。

①プロローグ映像
古代から近現代に及ぶ長岡京市の特徴的な歴史トピックを、時代を追って紹介する映像を放映
⓶テーマ展示
長岡京市から出土した資料を、時代順ではなくテーマごとに分類し、展示
資料そのものを見て感じることができる展示の工夫による「直感で楽しむ」、資料の用途や時代背景を解説し「情報で深める」、2つの角度で実物資料を鑑賞します。
③めぐるカード&サイネージ
市内観光名所や資料の情報を記載した持ち帰り可能なカード、タイムリーな情報発信を行うデジタルサイネージを設置

展示室1(イメージ)

■体験型展示|デジタル手法で長岡京市の魅力を再発見■
プロジェクションマッピングなどのデジタル展示を通じて、楽しみながら長岡京市の歴史文化がもつ魅力を再発見するゾーン

『長岡京市文化財保存活用地域計画』でまとめられた、本市の豊富で多様な歴史文化の特徴「7 つのものがたり」を、デジタル展示を通じて楽しむことができます。映像やハンズオン、インタラクティブな手法を用い、大人だけでなく子どもたちもその魅力に出会えます。

①7つのものがたりマップ
乙訓地域の地形を立体模型で再現、プロジェクションマッピングを用いて「7つのものがたり」を伝えます。
⓶長岡京市年表タッチウォール
旧石器時代から現代までの長岡京市の歴史を年表グラフィックで紹介するインタラクティブウォール。イラストに手をかざすと、鮮やかに色づき動き出します。
③手のひら3Dアーカイブス
ヘッドセットなどを装着せずに立体映像を見ることができるディスプレイで、3Dの文化財を感覚的に鑑賞できます。

展示室2(イメージ)

■企画展示|本物の魅力で現地来訪を促進■
万全の保存・管理と可変性で市の宝物を未来に継承。長岡京市が誇る「本物」に出会い、現地来訪意欲を創出するゾーン

様々な形態の資料を展示できる環境を整えることで、調査・研究の成果を公開する場として、他機関との共催による展示や、展示スペース、展示室1の内容の一部をさらに深めます。

①壁面展示ケース
仏像などの大きな資料も展示できます。
⓶③覗きケース
細かい字の書かれた文書類も、細部までしっかりと鑑賞できます。
④行燈ケース
360度から資料を鑑賞できます。

展示室に関係する資料はこちらから