平成23年度社会教育関係団体指導者研修会参加者の声
- ID:766
内容
こころの病(うつ病)をかかえた方をどう支えていくか
- 講師
(財)療道協会西山病院医療福祉相談室ソーシャルワーカー 松井 基 さん - 日時
平成23年11月10日(木曜日)午後7時~8時30分 - 場所
長岡京市役所北棟4階大会議室B
参加人数
86名(一般・社会教育関係団体指導者・庁内)
参加者の声(主なもの)
人権問題や差別問題等について、日頃のあなたの考えや行動についてお聞かせ下さい。
- 昔に比べれば、うつ病・ハンセン病や障がい者の人たちなどへの差別は少なくなってきていますが、まだまだその人たちに対する理解は不十分だと思います。自分の立場ではなく、相手の立場に立ち考えることができたらいいなと思う。
- 昔に比べ現代は平等になってきたと思うが、目立たないところでの差別は未だ存在している。自分はそんなことしていないと思いこんでいたが、今回うつに対しての考えがそれにあてはまる事がわかった。
- 自分の人権意識をふりかえる意味でも、時間と日程が合えば講演会に参加するようにしています。
- 特にとりたてて意識したことはないですが、相手をそのまま受け入れるようには心がけています。
- 人間は皆同じ、ダメな人はいないと感じている。
- 公平な発言・行動をとる様にしている。
- 色々な話や知識を取り入れ視野を広げる。
- 差別について、全面に出ない分、たてまえばかりが先行して見えない差別が以前より多いと思います。無言の排除。
- 機会があれば学ぶようにしています。
- 聞き方が抽象的で答えにくいですが、とても敏感に配慮し、このような問題をみんなで考えたいと思っています。
本日の研修会はいかがでしたか?
- うつ病の症状について解ったことが今後の役に立つ。特に子どものうつ病はなかなか気付かないのでは。
- “自分には関係のない病気”と思っていたが、“だれでもかかる病気”ということを知り、常に元気で友達をいっぱい作って外に出るように心がけようと思いました。
- 良かった。もう少し実例の話、高齢者のうつ病についても知りたい。
- 日本のうつ病患者をとりまく環境、現状はよく分かった。その中で改善すべき点がより明確になったと思う。
- 分かりやすく説明していただきました。一生懸命お話して下さり、とても興味を持ちました。松井さんのお母さんのお話も、とても心に響きました。
- ほぼ自分の思っていたことを話してもらい、参考になりました。
- “支える”という点についてもっと具体的な話を聞きたい。上手くいっているケース等が聞けるとより勉強になる。
- たいへん良かった。うつの基本についてまとめられており参考になりました。
本日の研修会であなたの心に何が一番響きましたか。
- ソーシャルワーカーとして働きながらも“うつ病はなまけもの”という意識はあったが、母の死後母がうつであった事がわかり、もう少し早く医療に繋げられなかったかと思ったという事。
- 決断(必要なこと)をしない。お母さんのお話はとても胸を打ちました。
- うつ病は、本人が気づいてないというケースが多いこと。また、話をその人のペースで聞いてあげるということが大切だと思いました。
- 励ますことが逆効果になってしまう事。まずかかりつけ医へ行く事から始める。精神病院は恐くない事。
- 近親者(お母さま)を亡くされた流れの話では自身の経験がよみがえり、胸がしめつけられる思いでした。私は母を亡くし10年を過ぎましたが、未だに母に対して自責の念が深まるばかりです。
- うつ病の人が意外に多い事にびっくりしました。うつ病は私も少しは“なまけ病”と思う心がありましたが、もう少し理解しようと思いました。
- 精神疾患の治療が長時間にわたること、病状の理解の大切さがよく分かりました。
- 「本人も家族も頑張り過ぎない」ということ。
- 周囲が大きな心にならなくてはと思いました。
- とにかく傾聴が大事であること。
- 「心の風邪」というとらえ方!早い治療が回復につながる。終わりではないということで諦めない気持ちをもつことができました。
- うつのお世話をしている人でもうつになりやすいタイプの人であるという事がうれしかった。
- ストレス症状の段階で早く気付くこと。
- うつ病に対して重く考えていましたが、冷静に対応し、その人を見ていく。
- 講師の人の体験。おかあさんの話。
- 相手の立場に立つことの大切さ。
本日の研修会を経てあなたに出来ることは何ですか?
- 難しいとは思うが、つかず離れずの距離感を保つよう心がけようと思います。
- 心と体の健康管理。
- もし将来うつ病の人と接する機会があれば、話をその人のペースで聞いてあげるということが大切だと感じました。
- 偏見を無くすこと。
- 身近なところで、関わる時に活かしたい。
- 近所のお友達等に話し、みなさんに理解してもらうようにしたい。
- 家族や友達がもしうつ病になったら色々悩みを聞いてあげてサポートしてあげようと思います。
- ここ数年、自分の周りにうつ病になった人が数人おり、何人かは職場復帰している者もいる。自分も出来ることは日常からよく話をして、また表情を見て、変化がないかという事を今までから気をつけていたので、今後も気をつけていきたい。
- まず、話すこと!!
- うつは永くかかると腹を決めた方がよいのかと思った。
- 理解をすることが大切。
- 職場の人間関係を良くするように努め、職場から「うつ」状態の職員を出さないようにしたいと思います。また、自分自身もそうならないために気分転換を上手にできるようになりたいです。
- 温かく見守ること。
- 精神科も特別ではなく、内科等と同じだと思う事。
- 職場の環境に配慮したいと思いました。
- 人を先入観ではなく、その人の気持ち、心に添っていきたい。
このような事業を実施することなど運営についてご意見をお聞かせ下さい。
- いろんな事業に参加したいなと思いました。もっともっとうつ病のこと精神科のことをたくさんの人に知ってほしいです!!ありがとうございました。
- 時々実施してほしい。
- 興味や自身がまよい考え立ちどまった時、何かのアドバイスが欲しくなるので、そんな講座を企画していただけたらうれしいです。
- 週末金曜日だと参加がしやすい。
- うつなどはみなさんが知りたい題材だと思いますので、もっと回数を多く開催して欲しい。
- とても良い企画でした。できたら本人や家族の相談も受けてほしい。
- 市民全体がうつ病に対する理解を高める為に絶対必要。