平成28年度社会教育関係団体指導者研修会を開催しました
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社会教育関係団体指導者に対する人権意識の高揚及び自己研修の場とするため、今年度も社会教育関係団体指導者研修会を開催しました。
インターネットと人権~何気ない投稿から起きる人権侵害~
講師
NIT情報技術推進ネットワーク株式会社代表取締役
篠原嘉一(しのはらかいち)さん
日時と場所
平成28年11月1日(火曜日)午後7時~8時30分
長岡京市役所北棟4階大会議室A
参加人数
40名(一般・社会教育関係団体指導者・庁内)
お話の概要
インターネットやスマートフォンの普及により、コミュニケーションの輪が広がり便利になる一方で、多くの危険が潜んでいます。
今回の研修会では、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の投稿における人権侵害等のリスクと適切な使用方法、ダウンロードすると自動的に他のアプリの設定が初期化されてしまうアプリの対処法、現代の子どもたちはデジタル化に慣れすぎてしまっており、いざという時に家の電話番号がわからない、さらには公衆電話が使えない子どもが多いためアナログを教えることの重要性等、ネット社会における様々な問題点、対処方法等を学習しました。
参加者の声(主なもの)
人権問題や差別問題等について、日頃のあなたの考えや行動についてお聞かせ下さい。
- 知らず知らずに人権を侵害をしないように気をつける。
- モラル教育が大切。
- 情報社会、スマホで簡単に情報が得られ便利な反面、そこに潜む問題がたくさんある事に驚きました。
- 相手の気持ちを考えようとすること。
- 小さい内から人権思想を植えつけたい。
- 全ての人と仲よく行動すること。
- 私は、ヘルパーをしていて、障がいのある人や高齢者に関わる事があります。その仕事の中で人権や差別などに気を使うように心がけています。
本日の研修会で印象に残ったことは何でしたか?
- 大人ほどSNSに興味をもってできることとリスクを知る→こどもが守れる、アナログの重要性を知る。
- 自分の情報が知らないうちに周囲に提供され続けていること。
- 知らないこと、目からうろこばかりだった。
- 充実の内容だった。SNSの使い方の危険性がわかった。
- アナログ時代の知識を大切な事として伝えていける事。
- スマホ安全に使用できるように。
- アナログを教えること、日常の中に潜む危険について知ることができた。
- 何気に使っているスマホのあやうさをあらためて感じた。
- 知らない間に情報がもれているのではと思うと怖い。
- 情報がこれだけ知らない所で流れるこわさを知った。
- アプリについて知らないことが多すぎたこと。
- LINEの恐さ。
- 知らない事ばかり(特に設定)。
- 今、アナログが大事! 子どもに不便を体験をさせる。
- スマホの使い方をまちがえると、大変な事になると再確認した。
- 例をあげてもらい、大変わかりやすかった。
本日の研修会を経て、あなたにできることは何ですか?
- 自分のスマホの設定をよく知る。
- 自分の情報を守るための知識を得て、活用する。
- 様々な事を知る事が大切な事を伝えていける事。
- 自分も、他人も、人権を守ることの大切さを訴えること。
- スマホをもう少し使いこなし、危険性を自分のことば、体験で伝えていきたい。
- 守秘義務の大切さ。
- アナログにもどる。
- なるべく家族にも余計な書き込みをしないように教える。
- 大変便利だけど、インターネットを上手に使う、子どもに不便体験をさせる。
- 娘と孫に現状実例を知らせる。
今後の研修会で要望するテーマについてご意見をお聞かせ下さい
- 今の情況、実態に応じた内容、今日のようなテーマが良い。
- 今回のような実用的な講座。
- 新技術が今後も登場するので、都度今回のようなセミナーを開催してほしい。
- こんな講演を子どもたちに聞かせてあげたい。
- 心の中の差別。
- 薬物について。
- 命の大切さについて。
研修会の様子
お知らせ
毎年多数のご参加をいただきありがとうございます。来年度も11月に開催予定です。「広報長岡京」・長岡京市ホームページ等でお知らせしますので是非ご参加ください。