神社 仏閣 名跡の紹介
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長岡京市には、多くの神社や寺があり、四季折々の風景とともに、身近に歴史を感じることができます。
まず、長岡京市の顔ともいえる長岡天満宮。菅原道真が太宰府に左遷されるとき、名残を惜しんだ地として知られています。八条ヶ池中堤に咲くキリシマツツジをはじめ、桜、梅、もみじなどが四季を彩り、訪れる人々を幻想的な世界へと導きます。
その西には、日本の孟宗竹発祥の地として知られる寂照院、弓講が行われる走田神社、「朧泉(おぼろのいずみ)」のある長法寺が点在。さらに北に進めば、光明寺に到着します。
光明寺は、西山浄土宗総本山で、重要文化財指定の彫刻や絵画を数多く所蔵しています。秋には、もみじが真っ赤に西山を染め、見事な景観を映し出します。
光明寺の東には、乙訓地域で現存する最古の寺院である乙訓寺があります。ボタンの名所として有名で、4月下旬から5月上旬ごろには、大輪のボタンが一斉に美しく咲き誇ります。また、乙訓寺は空海ゆかりの地であり、早良親王が幽閉されたことでも知られています。
市の西域の山間部には、別名「柳谷観音」と呼ばれる楊谷寺があります。境内には、空海の法力とされる眼病平癒の霊水「独鈷水(おこうずい)」があります。春や秋には、たくさんのハイカーが訪れますが、色とりどりのあじさいの花が咲く6月ごろには、特に多くの人でにぎわいます。
勝龍寺は空海が開いたといわれ、かつては寺号を恵解山青龍寺といいました。勝龍寺の名前の由来は、962年の大干ばつのときに、千観上人の祈祷によって雨が降ったことから、龍神に勝ったとして「勝龍寺」と名付けられたといわれています。境内には「ぼけ封じ観音」があります。
神社仏閣紹介
長岡天満宮
光明寺
長法寺
乙訓寺
走田神社
寂照院
柳谷観音 楊谷寺
勝龍寺
関連
長岡京市観光協会(別ウインドウで開く)
長岡京市の観光名所などを解説しています。