京都西山再生プロジェクト(ふるさと納税)
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西山の紹介
京都府長岡京市の西域を占める森林を、私たちは「西山(にしやま)」と呼んでいます。
都市近郊にありながら貴重な緑の資源である西山は、長岡京市の代表的な景観であり、人々に愛されています。
平成17年からは、森林所有者や市民団体、企業、学識経験者、行政など、様々な主体が連携し、森林保全活動を進めています。
いま、西山が危機に
近年、社会情勢や生活様式の変化などにより、人の手が行き届かない森林部分が西山全域に広がっており、様々な問題を引き起こしています。
【1】暗い森の進行
木々が生い茂り、太陽の光を通さない「暗い森」が広がっています。暗い森の中では木々の根元に自生する下草などが成長できず、それらをエサとする動物にも影響を与えます。
【2】シカによる食害
増えすぎたシカにより、樹木の新芽が食べられ、新たな植物が育たない環境にあります。このままでは、シカの好まない植物だけが繁殖する森になってしまいます。
【3】拡大竹林の脅威
竹は成長速度や繁殖力が高く、手入れがされていない竹林は、山地へと拡大していきます。他の樹木に比べて根が浅いため、土砂崩れなどの災害の危険性が高まります。
生物多様性に富んだ森づくりを
そこで、西山を「カブトムシ」や「オオムラサキ」など、多様な生き物が暮らすことのできる森として守っていくために、クヌギやコナラ、エノキなどの苗木を植樹し、災害に強く、豊かな森づくりを進めます。
また、通行量の多い道沿いには、景観を彩るヤマザクラやカエデなどの苗木を植樹し、西山を訪れる人々が楽しめるような森づくりを進めます。
取り組み内容
植樹と言っても、ただ苗木を植えるだけではありません。
植える場所の不要木の伐採、植えた苗木をシカの食害から守るネットの設置、日照量を確保するための毎年の草刈り作業など、関連する取り組みがとても大切です。
これだけの費用が必要です
多様な生き物の暮らす森づくりを進めるために、約15ヘクタールの範囲に660本の植樹をしたいと考えています。
また、平成30年9月の台風21号をはじめ、近年の台風や大雨によりプロジェクトエリアも大きな被害を受けました。当初は、整備にかかる費用として800万円を目標額に掲げていましたが、災害復旧作業等の追加により、さらに500万円の費用がかかることになりました。
目標金額:800万円 → 1,300万円
西山を守るために、整備費用の一部を、皆さまに御協力いただけないでしょうか。
あなたの寄附で
木を1本植えるためには、整備費用を含め約1万円が必要です。
(植樹場所の事前整備、シカ対策のネット設置、環境維持活動にかかる経費を含みます。)
寄附をしていただくと
◎植樹活動へご招待します!
西山の環境に直接触れていただけるよう、植樹活動へご招待させていただきます。
長岡京市が誇る西山の自然を、ぜひお楽しみください。
◎お名前を掲示します!
ご寄附をいただいた方のお名前を、ネームプレートにして、整備エリア内に掲示させていただきます。(5千円以上の寄附をされた方のうち、希望された方が対象)
「京都西山再生プロジェクト」の事業概要はこちら
寄附の申し込み
京都・長岡京応援寄附金(ふるさと納税)の手続きについては広報発信課にお問い合わせください。
長岡京市役所広報発信課
電話:075-955-9660
FAX :075-955-9703