ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

長岡天満宮 八条ヶ池

  • ID:8670

歴史ある景観を活かし地域文化を継承する「八条ヶ池」

八条ヶ池は、寛永15年(1638)、桂離宮を造営した八条宮智忠親王によって築造されました。

天王山から愛宕山まで、悠々とした西山を借景とし、天満宮の前庭として社観を高めると共に、灌漑用水としての役割を果たしています。

平成25年(2013)には、「都市景観大賞」の国土交通大臣賞を受賞するなど、歴史に育まれた景観を守りながら、市民をはじめ多くの人々に愛されています。

八条ヶ池 北池・南池

八条ヶ池「水上橋」について

八条ヶ池「ふれあい回遊のみち」は、平成5年に八条ヶ池を水と親しめる場所として整備するとともに、池の北側の歩道と中ノ島を連結させ回遊性を高めることを目的として設置されました。

総延長は157.5メートルであり、本市の友好都市である中国の寧波市が所在する中国浙江省の西湖の最大の島である三潭印月(さんたんいんげつ)にある湖上の回廊がモデルとなっています。


水上橋の開門時間について

開門時間は以下の通りです。

  • 4月~9月   午前7時から午後6時
  • 10月~3月   午前7時から午後5時


八条ヶ池 水生植物園 季節の花

水生植物園

八条ヶ池の中堤から水上橋を渡ると、中ノ島周辺に水生植物園があります。

八条ヶ池 西池 水生植物生息図
中ノ島周辺 水生植物ゾーン
植物名 生息位置 開花予想時期 

 アヤメ(菖蒲)

 西池南外周・西池北西側 5月上旬
 カキツバタ(杜若) 西池北東側 5月上旬
 花ショウブ(花菖蒲) 西池北側外周・南池北西側 5月下旬
 スイレン(睡蓮) 西池南側中央 5月上旬
 ハス(紅蓮) 西池北側及び南側中央 7月中

花の開花状況

アヤメ:見ごろ終了

カキツバタ:見ごろ終了

ハナショウブ:見ごろ終了

スイレン:見ごろ終了

ハス:見ごろ(例年より花数少なめ)

アヤメ

アヤメ科の植物で、5月中旬から下旬にかけて開花。

花びらの付け根にある黄色と紫の網目模様が特徴。花は青紫の「アヤメ色」の花を咲かせるものが多いですが、品種によっては白い花を咲かせるものもあります。

長岡京市の姉妹都市である伊豆長岡町(現在の伊豆の国市)から寄贈されたものです。

カキツバタ

アヤメ科の植物で、5月中旬~6月上旬に開花。湿地に自生し、日本では古くから愛好されています。

花びらの付け根に白い筋があることが特徴です。

長岡京を遷都した桓武天皇の曾孫(母方の孫)である在原業平が、伊勢物語の中でカキツバタの美しさを詠った和歌が有名です。

ハナショウブ

ハナショウブはアヤメ科の日本独自に発達した園芸植物で、改良されてきた地域の名前をとって、江戸系、伊勢系、肥後系に分けられています。

現存する品種は2,000種以上に及び、品種ごとに開花時期が異なります。

花びらの根元に黄色い筋があることが特徴で、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの三種は一見するとよく似た見た目をしていますが、よく見てみるとそれぞれ花の付け根に特徴があります。

スイレン

スイレンはスイレン科の植物で、日差しが弱くなると花を閉じるその姿が、あたかも眠るようなことから睡眠の「睡」の字がついて睡蓮と名づけられました。

一見、ハスとよく似ていますが、ハスが水面より高い位置に花を咲かせるのに対し、スイレンは水面に浮かぶように花を咲かせます。

ハス(西湖紅蓮)

蓮は古くから観賞されてきたハス科の植物であり、奈良時代には観蓮会が開かれていたという記録も残っています。仏教思想を代表する植物の一つとして、仏閣のお堂などでも見かけることも多いことや、根がレンコンとして食用に供されていることもあり、日本人には大変親しみの深い植物です。

友好都市・中国浙江省寧波市から贈られた西湖紅蓮で、7月に開花します。開花すると直径20cm前後にもなる大輪の花を咲かせる品種で、贈られた当初は約150株でしたが、現在は300株ほどに増えています。

葉は水をはじく性質を持っており、雨の日に葉の上で水が塊となりプルプルと動く様子もまた趣があります。

花は早朝に開花し、午後には蕾となってしまうので訪問の際は朝お早めに!

キショウブ

キショウブはアヤメ科の植物で、日本には明治の中頃に渡来して、日本全国の水辺や湿地、水田脇で野生化し群生するようになりました。

鮮やかな黄色の花を咲かせることが名前の由来となっています。

初夏にカキツバタの鮮やかな紫色とのコントラストが見られます。

キショウブとカキツバタ

コウホネ

コウホネはスイレン科の植物で、小ぶりの黄色の花を6月から9月ごろにかけて咲かせます。

白い地下茎が白骨にように見えることから、「河の骨」という意味でこの名がついたと一説には言われています。

また日本では「川骨(せんこつ)」と呼ばれる生薬がありますが、それにはコウホネの根茎が用いられています。

八条ヶ池「ふれあい回遊のみち」

八条ヶ池東堤の南北に続く「ふれあい回遊のみち」は四季を通じた景勝地として市民や観光客の方々の憩いの場となっています。

春には約30本のソメイヨシノが咲き誇り、桜のトンネルを作ります。

八条ヶ池ライトアップ

八条ヶ池では、例年3月下旬から4月上旬にかけて、毎年ライトアップを実施しています。

美しく照らされた桜が水面に映り、幻想的な風景を楽しめます。


禁止行為

水上橋での禁止行為について

八条ヶ池水上橋において以下の行為は禁止されています。

水上橋を気持ちよく安全にご利用いただくため、ご協力をお願いします。

・犬の散歩

・魚釣り

・鳥類・魚類への餌やり

・喫煙

・自転車での走行

・ごみのポイ捨て

八条ヶ池東堤の自転車走行禁止について

「ふれあい回遊のみち」は、歩行者の安全確保や樹木の生育のため、自転車の走行を禁止しています。

八条ヶ池の東堤(上図に赤線で示している区間)を自転車で通行される場合は、必ず自転車から降り、自転車を押してご通行ください。

お急ぎの方は、東側の丹波街道等の別の道路をご利用ください。


八条ヶ池周辺区域使用申請書

八条ヶ池の使用にあたっては申請が必要となります。

八条ヶ池で写真撮影等をされる場合は、申請書に必要事項を記入のうえ、市役所商工観光課までご提出ください。

内容に問題がなければ、申請者様に許可書を後日お渡しします。

花の開花状況