京都西山再生プロジェクトの取り組み(ふるさと納税活用事業)
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平成29年度から始まったふるさと納税活用事業「京都西山再生プロジェクト」。 長岡京市の緑のシンボルである西山において、カブトムシやオオムラサキなど色々な生き物が暮らす森づくりを進めています。
このプロジェクトでは、寄付金の全額を森林整備に充てさせていただきます。 少しでも、「西山の自然のために力になりたい!」「自然環境を守る取り組みに貢献したい!」 とお考えの皆さま、是非ご寄付をお待ちしております!
たくさんのご寄付ありがとうございます
皆さまのご協力のおかげで、たくさんの寄付が集まりました。(平成28年9月1日~令和6年3月31日)
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
西山を襲った台風被害
平成30年9月に上陸した台風21号により、西山はかつてないほどの大きな被害を受けましたが、皆様のご寄付のおかげで順調に森の再生が進んでいます。
これまでの取り組み
西山キャンプ場のひろば付近に、カブトムシが好きなクヌギを植えて、 カブトムシやたくさんの生き物が集まる森づくりを進めています。
木を植えるだけではなく、陽当たりを良くするために不要な木を切ったり、 苗木をシカに食べられないように柵を張ったり、元気に生長するため 毎年草刈りをしたりと、関連する取組についても皆さまの寄付を使わせていただいています。
苗木が順調に育っています!
台風により1割程が被害を受けてしまいましたが、残りは元気に成長してくれています。
令和5年度は、風倒木被害を受けたエリアにおいて倒木の整理を行い、植樹を実施しました。
オオムラサキはエノキに卵を産み、幼虫はエノキの葉を食べて育ちます。
プロジェクトでは、西山キャンプ場の広場の周りにオオムラサキの好きなエノキの苗木を植え、「オオムラサキの森」エリアを設定しています。
こちらも、ネットの設置や下刈りなど、維持管理を継続して行っています。
エノキもぐんぐん成長です!
台風で大きな被害を受けた西山キャンプ場の小川沿いにおいて、令和元年度から「水辺の森再生事業」をスタートしました。
災害復旧を兼ねた事業として、風倒木の伐採・整理を行い、森を暗くしている常緑樹を伐採し、シカの食害防止ネットの設置しました。また、令和5年度は、ムラサキシキブやカエデを植樹したエリアの草刈りを実施しました。
寄付者の方を対象に、カブトムシの森での植樹体験を実施しました。
(平成30年度は台風被害、令和2年度以降は新型コロナウイルスの影響で中止)
皆さんと一緒に植えたクヌギの苗木たちは、これから数十年かけて西山の自然を見守り続けていきます。
ご希望の寄付者の方は、森林内の掲示板に西山産の木で作ったネームプレートを掲示させていただきます。
(5千円以上の寄付をされた方が対象)
令和5年12月までに、44名のお名前を掲示させていただきました。
これからの取り組み
今後は、風倒木被害のあったエリアを中心に新たに植樹を実施し、引き続き生物多様性に富んだ森づくりを進めていく予定です。
また、これまでに植えた苗木がすくすく育ってくれるように、定期的な草刈りやネットのメンテナンスを行っていきます。
今後ともご支援をお願いします!
平成29年度から始まった西山再生プロジェクト。皆様のご支援のおかげで、着実に整備が進んでいます。
今後も、カブトムシやオオムラサキが飛び交う豊かな西山を守るため、一同全力で取り組んでまいりますので、引き続きご支援とご協力をよろしくお願いします。