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長岡京市の空でスターウォッチングを楽しもう

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ページ開設にあたって


市民のみなさんに天体の面白さや、それを見るうえでの弊害となる環境問題などを知ってもらうために、

環境政策室では夏と冬に1回ずつスターウォッチングを開催しています。

イベントには、学識の先生をお迎えし、望遠鏡での天体観測や、パワーポイントを用いてのお話しを聞いたりします。

毎回ご好評をいただいていたイベントでしたが、令和2年度、令和3年度と新型コロナウイルスの影響により開催ができない状況にありました。

そこで、イベントができなくても天体のことを知ってもらい、興味を持ってもらおうとの趣旨より、

長岡京市内でも見える天体を中心に市ホームページで紹介します。

ぜひ、お楽しみください!


イベント風景

長岡京市の星空を見上げてみよう


みなさんの上空には大小無数の星々が燦燦と輝いています。またそれらは春夏秋冬様々な姿を見せ、私たちを感動させてくれています。

しかし、近年は街灯により町は照らされ、真っ暗な中で星を見るという経験が難しくなっているかと思います。

そういった中でも、ふとした瞬間に星空を見上げ、「あれは~座だ」などとわかると、楽しい気分になるかもしれません。

この長岡京市でも季節ごとに色々な種類の星座を見ることができますので、こちらのページを参考に覚えてみてください。


季節ごとに見ることができる星座

星が見えなくなっている原因について

光害(ひかりがい)

みなさん光害という言葉を聞いたことがありますか。

あまり聞きなじみのない言葉だと思います。


これは照明器具から出る光が

・目的外の場所まで過剰に照らす

・周辺環境にそぐわない明るさや色の発光

・必要のない時間帯にまで点灯

などで起こる公害です。


光害によっておこる悪影響として、

町自体が常に照らされることにより、夜空の明るさが増加し、星が見えにくなったり、

野生生物や植物などの生態に異変が起こってしまったり、などが挙げられます。


ひと、まち、地球にやさしい「光」。

大気汚染

光害と同じように問題視されているのが、大気汚染です。火力発電所や工場、自動車から出る排気ガスなどが大気汚染物質を多く含んでいます。

大気汚染物質が日夜排出され、濃度がどんどんと濃くなってくると、視程が悪くなり、星が見えづらくなってしまうのです。

年々その影響が堅調になってきています。

昔は肉眼でも見えた天の川ですが、都市化が進んだ日本では、人口の約70%が住んでいる地域で見ることができないとされています。

経済が発達し、生活が豊かになってはいますが、環境に悪影響を及ぼして生活しているということがわかるかと思います。


星空を守るために私たちにできること

光害や大気汚染などの影響により、年々肉眼で見ることができる星の数が減ってしまっています。

星を守るためには、私たち一人一人が環境問題について考え、対策を取ることが必要です。

光害対策には、白熱電球から調光等が容易であるLED電球に替えたり、必要箇所のみを照らせるように、

カバーを付けるなどの対策を施す必要があります。

また、場所や目的に応じて白色系以外の色を使ってみるのもよいかもしれません。

大気汚染に関しては、なるべくクリーンなエネルギー使用をするため、排気ガスの排出が少ない車を選んだり、

再生可能エネルギーの使用をすることが大切です。


きれいな星空を守ることは、私たちの健康、環境、経済を守ることにつながります。

私たちのこれからの世代に向けて、小さいことでも良いので、何かアクションを起こしていただけると嬉しく思います。