『詩・書・画・篆刻』
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令和3年度第11回
今回は生涯学習ボランティアに人材登録いただいている佐藤煒水さんの作品を紹介します。
佐藤煒水さんから一言
「漢詩は文人の素養、篆刻は書家の余技」と言われ、多くの文人たちは、「詩・書・画・篆刻」の四絶を是とし、技術よりも独自の書風と燕安を重んじてきました。私はこの文人の「墨客の幽情」を今後も追い求めていきたいと考えています。
ギャラリー
『ふるさと』
高野辰之氏の「ふるさと」の歌詞をイメージの絵を添えて作りました。
このシリーズは二十点あり、これは六番目です。
『冬の夜』
私の好きな唱歌や童謡を篆刻作品を添えて作りました。
このシリーズも二十点あり、これは十二番目です。
『春夢(乙訓寺)』
乙訓地方の風景を二十四節気に合わせて、自詠の漢詩と画に篆刻作品を添えて作りました。漢詩は乙訓寺の春の景色を書きましたので、本来なら牡丹の花を描くのでしょうが、なぜかヤマブキに惹かれました。
漢詩は以下のとおりです。
翩翩蛺蝶舞牆上 翩翩として蛺蝶 牆上に舞い
整整天香開葉間 整整として天香 葉間に開く
青帝常停塵俗裏 青帝 常しえに塵俗の裏に停まりて
若為以徳作仙寰 若為 でか 徳を以って 仙寰 を作せ
『結廬人境』
オーソドックスな篆刻作品です。
陶淵明の「飲酒九」の一節を取りました。
拓本と漢詩
中国の青銅器の拓本に漢詩と篆刻を添えました。
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