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「勝龍寺城土塁・空堀跡」が市の史跡に指定されました

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「勝龍寺城土塁・空堀跡」が市の史跡に指定されました

 令和3年2月1日、長岡京市教育委員会は「遺構、出土遺物において学術上価値のある遺跡」として勝龍寺城の土塁・空堀跡を市の史跡に指定しました。

 勝龍寺城土塁・空堀跡は、元亀2(1571)年に、当時一帯を治めていた細川家の当主「藤孝(幽斎)」が、城の防衛のために築いた土塁・空堀で、昭和59年から発掘調査が進められてきました。これまでに、土塁の一部が古墳を利用していることや、さらに北側にも土塁があったことなどが分かっています。土塁は、文献資料などから改修された年代が限定でき、なおかつ構造が当時のまま残るという極めて貴重な遺構と評価されています。

 また、現存する遺構は平成26年度に史跡公園として保存整備されており、堀の底部から高さ約6mの土塁が残るほか、土橋を架けた横矢掛かりの虎口などの構造を見ることができます。

東西方向に延びる土塁(右)と土橋(中央)

勝龍寺城土塁・空堀跡チラシ

再生時間:3分