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エコドライブ10のすすめ

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「エコドライブ10のすすめ」とは

エコドライブとは、環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用のことを言います。

『エコドライブ10のすすめ』は、車から排出される温室効果ガスを減らす運転テクニックを10項目にまとめたもので、警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省で設置された「エコドライブ普及連絡会」が普及推進を図っています。

このページでは、その運転テクニックを紹介します。

『エコドライブ10のすすめ』(環境省ホームページ)(別ウインドウで開く)

1.ふんわりアクセル「eスタート」

発進するときは、穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう。
日々の運転において、やさしい発進を心がけることで、燃費が改善します。焦らず、穏やかな発進は、安全運転にもつながります。

「穏やかに」の目安:最初の5秒で、時速20km程度になるようにアクセルを踏みましょう。

2.車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転

走行中は、一定の速度で走ることを心がけましょう。車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなります。交通状況に応じて速度変化の少ない運転を心がけましょう。

3.減速時は早めにアクセルを離そう

信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。そうするとエンジンブレーキが作動します。また、減速するときや坂道を下るときにもエンジンブレーキを活用しましょう。

4.エアコンの使用は適切に

車のエアコン(A/C)は車内を冷却・除湿する機能です。暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをOFFにしましょう。また、冷房が必要なときは、車内を冷やしすぎないようにしましょう。

5.ムダなアイドリングはやめよう

待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際は、アイドリングはやめましょう。(※1)
また現在の乗用車では、基本的に暖機運転(※2)は不要です。
エンジンをかけたらすぐに出発しましょう。

※1:交差点で自らエンジンを止める手動アイドリングストップは、以下の点で安全性に問題があるため注意しましょう。(自動アイドリングストップ機能搭載車は問題ありません。)

  • 手動アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むとブレーキの効きが悪くなります。
  • 慣れないと誤動作や発進遅れが生じます。またバッテリーなどの部品寿命の低下によりエンジンが再始動しない場合があります。
  • エアバッグなどの安全装置や方向指示器などが作動しないため、先頭車両付近や坂道での手動アイドリングストップはさけましょう。

※2:走りながら暖めるウォームアップ走行で充分です。(-20℃程度の極寒冷地など特別な状況を除く。)

アイドリングストップに関して詳しくは、「アイドリングストップで地球温暖化防止を!」をご覧ください。

6.渋滞を避け、余裕をもって出発しよう

出かける前に、渋滞・交通規制などの道路交通情報や、地図・カーナビなどを活用して、行き先やルートをあらかじめ確認し、時間に余裕をもって出発しましょう。

さらに、出発後も道路交通情報をチェックして渋滞を避ければ燃費と時間の節約になります。

7.タイヤの空気圧から始める点検・整備

タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう。タイヤの空気圧が適正値より不足すると、燃費が悪化します。また、エンジンオイル・オイルフィルタ・エアクリーナエレメントなどの定期的な交換によっても燃費が改善します。

8.不要な荷物はおろそう

運ぶ必要のない荷物は車からおろしましょう。車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。

また、車の燃費は、空気抵抗にも敏感です。スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときには外しましょう。

9.走行の妨げとなる駐車はやめましょう

迷惑駐車はやめましょう。交差点付近などの交通の妨げとなる場所での駐車は、渋滞をもたらします。迷惑駐車は、他の車の燃費を悪化させるばかりか、交通事故の原因にもなります。迷惑駐車の少ない道路では、平均速度が向上し、燃費の悪化を防ぎます。

10.自分の燃費を把握しよう

自分の車の燃費を把握することを習慣にしましょう。日々の燃費を把握すると、自分のエコドライブ効果が実感できます。車に装備されている燃費計・エコドライブナビゲーション・インターネットでの燃費管理などのエコドライブ支援機能を使うと便利です。


できることからはじめ、地球にも人にもやさしい運転をこころがけましょう。ひとりひとりが心がけることが大切です。

実際の運転では、車の流れにのり交通法規を守り安全運転で走行しましょう。