ポールハイキングenjoyフェスタ!~産業遺産ウォーキング~
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11月15日、長岡京市スポーツ推進委員協議会主催のポールハイキングenjoyフェスタが開催されました。
今回のコースは、長岡京市内を中心に、産業遺産を巡って歩く「産業遺産コース」です。
参加者は、50代から70代までの計12人。
新型コロナウイルスの影響でしばらく開催を見合わせていましたが、感染予防対策を講じながら約10ヵ月ぶりの開催となりました。
まずは、準備体操。
続いて、コロナ対策とポールの使い方についてスポーツ推進委員が説明します。
市役所を出発し、東に進みます。
マスクを着用し、人との距離をとって歩きます。
最初の産業遺産、七半田橋梁に到着。
七半田橋梁は、JR長岡京駅の北500mほどにあるレンガ造り6連アーチ橋です。
スポーツ推進委員が、産業遺産の歴史を説明します。
次の産業遺産は老ヶ辻橋梁。
勝竜寺城公園の近く、住宅街の中に階段があり、川の土手にあがることができます。ここから橋梁がよく見えます。
橋梁は3連アーチ。竣工は1876(明治9)年ですが、いまだ現役です。
続いて、円明寺架道橋です。JR京都線の下にあるこのねじりマンポは住宅街にあり、生活道路として使われていますが、高さが約140センチメートルと低く、かがまないと通れません。案内板によると日本一小さいねじりマンポだそうです。
マンポとは、鉄道や天井川の下をくぐったり、素掘りで農業用水を通したりする小規模なトンネルのことです。上部を重量物が通る場合、下のトンネルは耐久性をあげる必要があるため、わざとねじってあるものをねじりマンポと呼びます。円明寺架道橋のようなねじりマンポは、日本に約30件ほどあります。
天候にも恵まれ、絶好のウォーキング日和でした。
長岡天満宮は紅葉が色づき始めていました。
午後12時30分 市役所に到着。
今回は約10キロ歩きました。
みなさん、実は近所にこんな産業遺産があることをご存じでしたか?
近くを通ったときはぜひ意識して見てみてくださいね。
お疲れ様でした!