文化財つながるプロジェクト
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地域の宝=文化財。未来へつなぐため継続して安定した修理の実現を
文化財の保存と活用には、多額の費用が必要です。
特に、文化財の修理は一般的な修理とは異なり、当初の材料を可能な限りそのままの状態で残し、つくられた当時の工法を用いて行うことが原則です。
文化財の保存修理に関する知識・技術・経験をもつ技術者は少なく、費用もおのずと高額となりがちです。
そのため、国や京都府、市などの補助金制度はあるものの、文化財を守っていただく所有者の皆様の負担がまだまだ大きい現状にあります。
私たちの宝を次の世代へ引き継ぐため、ご協力をお願いいたします。
市が「3割」上乗せして一緒に応援します!
ご寄附いただいた皆さんと行政が一緒に事業を進めていく、新しい共感型のふるさと納税制度「サンキュー+ふるさと納税」のひとつとして実施します。
みなさまからのご寄付は、文化財の保存・活用の取組みのみに充て、市が「3割」の金額を上乗せして事業に役立てます。
皆さんの応援が、事業のますますの発展、推進につながります。
10月1日よりスタート!「サンキュー+ふるさと納税」について、詳しくはこちら(別ウインドウで開く)
寄付金の使い道
1.有形文化財の保存・修理
長岡京市には、国や京都府、長岡京市によって指定・登録されている文化財が約160件あります。
また、指定等はされていませんが、調査によって把握されている文化財が計1,000件以上あります。
その中でも有形文化財は、時間の経過とともに傷みや老朽化が進み、一度失われてしまえば、二度と蘇らせることはできません。
この貴重な文化財を未来へつなぐための修理、保存費用として大切に活用いたします。
<これまでの文化財の修理例>
これまでに行われてきた文化財の修理は、国、京都府や市、民間の補助金を活用しながら進められてきました。今後はこれらに加え、ふるさと納税の制度を活用することで、所有者の負担を軽減し、文化財を守る取組みをさらに進めていきます。
◆乙訓寺「木造十一面観音立像」修理(令和2年度からの2ヶ年)
本像は経年劣化により各はぎ目にすき間が生じ、像の立ちがきわめて不安定であったため、本体および光背、台座を解体し、以前の修理時の古色や充填材の除去、欠損箇所の補足、脱落部品の取付けなどが行われました。
解体修理の際に、像内から見つかった大量の紙片に記されていた内容から新たな歴史の事実がわかり、令和5年6月に国の重要文化財に指定されました。
修理前
修理後
◆長岡天満宮本殿屋根保全修理(令和6年度からの2ヶ年事業)
経年劣化により屋根の破損が甚だしく、特に前面部分は野地板が露出している箇所が多く雨漏りが心配される状態だったため、屋根の檜皮葺きが行われました。
修理前

修理後
市の文化財保存活用の取組み
長岡京市は、6世紀前半に「弟国宮」、8世紀後半に「長岡京」と2度にわたって都が置かれ、王城の地となった歴史があります。
京都・大阪の二大都市の中間に位置する地の利にも恵まれ、西国街道や丹波街道などが通る交通の要衝、京都のくらしを支える農村、京都・大阪のベッドタウン、そして豊かな自然や歴史的資源、先端技術産業が調和するまちとして発展してきました。
そのため、市域には国史跡「乙訓古墳群」や「長岡京跡」などの遺跡、乙訓寺や光明寺、長岡天満宮をはじめとする多くの寺社があり、旧石器時代から現代にいたる豊かな歴史文化が、今に守り伝えられています。
一方で、急速な開発や少子高齢化などにともなう社会構造や価値観の変化によって、歴史的な建造物や文化的な景観、古墳や城跡といった遺跡、地域に伝わる行事や古文書など長い歴史のなかで育み伝えられてきた伝統的なものが失われつつあります。
市では、まちの歴史文化を「ものがたり」としてその特徴をまとめ、それらを構成する文化財を大切に未来へ継承するため、総合的・計画的な取組みを進めていく指針である「長岡京市文化財保存活用地域計画」を定め、文化財の保存・活用事業に取り組んでいます。
12月19日オープン!長岡京市まちなかミュージアム”れきしる長岡京”
令和8年12月19日、市役所2階に長岡京市の歴史文化を「楽しみ」ながら「学べる」施設、長岡京市まちなかミュージアム”れきしる長岡京”がオープンします。
市内の発掘調査で出土した遺物の常設展をはじめ、企画展も随時開催予定です。
文化財を展示することで、多くの人とその価値を共有し、未来へ残したいという愛着や誇りを持ってもらうきっかけにします。
そうした一人ひとりの想いが、文化財を保護する大きな力へとつながります。

