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まちで見つけた障がい者マーク

  • ID:1676

障がいには、身体内部の障がいや聴覚障がいなど、外見では分からないものもあるため、障がい者が誤解を受けたり、我慢を強いられることもあります。障がい者や障がいに配慮した設備などには、視覚的に表したマークが決められてるものがあります。
それぞれのマークの正しい意味を理解して、ちょっと気配りができるといいですね。

各マーク(標識)の名称と意味

各マーク(標識)の種類と問い合せ(取り扱い)先

身体障害者標識(障害者マーク)

身体障害者標識の画像

肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている人が、その障がいが自動車の運転に影響を及ぼすおそれがあるときに、運転する車に表示する標識です。やむを得ない場合を除き、マークをつけた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定で罰せられます。

問い合わせ
警察署・交通課または最寄りの交通安全協会

聴覚障害者標識

聴覚障害者標識の画像

聴覚障がい者であることを理由に免許に条件を付されている人が運転する車に表示を道路交通法により義務付けられている標識です。
身体障害者標識と同じく、やむを得ない場合を除き、マークをつけた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定で罰せられます。

問い合わせ
警察署・交通課または最寄りの交通安全協会

耳マーク

聴覚障害者シンボルマークの画像

きこえが不自由なことを表すマークで、耳の不自由な人が、自分の耳が不自由であることを自己表現するために考えられました。
聴覚障がい者は、障がいそのものが分かりにくいため「声をかけたのに返事をしない」などと誤解されたり、不利益や危険にさらされたりするなど、社会生活の上で不安が数知れずあります。
耳の不自由な人と話すときは「はっきりと口元を見せて話す」「筆談をする」などの配慮をお願いします。

問い合わせ
社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会のページ(別ウインドウで開く)

障がい者のための国際シンボルマーク

障害者のための国際シンボルマークの画像

国際リハビリテーション協会によって障がい者が容易に利用できる建物、施設であることを明確に示すシンボルマークとして採択決定されたものです。個人の車に表示することは、国際シンボルマーク本来の主旨とは異なります。個人の車に表示した場合、障がいがある人が乗っていることを周囲にお知らせすることはできますが、道路交通法上の規制を免れるなどの法的効力は生じません。

問い合わせ
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会のページ(別ウインドウで開く)

盲人を表示する国際マーク

盲人を表示する国際マークの画像

視覚障がい者を示す世界共通のシンボルマークです。
このマークは視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物や設備、機器などに付けられています。
横断歩道で、このマークが付いた歩行者用信号ボタンのある信号機は、視覚障がい者が安全に渡れるよう信号時間が長めまたは、音楽が流れるように調整されています。

問い合わせ
社会福祉法人 日本盲人福祉委員会のページ(別ウインドウで開く)

ほじょ犬マーク

ほじょ犬マークの画像

他人に吠えないなど補助犬としての能力を認定された身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)が、公共の施設や交通機関、民間施設(デパートやホテルなど)でも同伴できることを知っていただくためのマークです。
補助犬はペットではありません。障がい者の体の一部となって働いています。

問い合わせ
厚生労働省 社会・援護局のページ(別ウインドウで開く)

オストメイトマーク

オストメイトマークの画像

人工肛門や人工膀胱を使用している人(オストメイト)のための設備があることや、オストメイト対応トイレの入口、案内誘導プレートに表示されています。

問い合わせ
社団法人 日本オストミー協会 京都支部のページ(別ウインドウで開く)

ハート・プラスマーク

ハート・プラスマークの画像

身体内部(心臓、呼吸機能、腎臓、膀胱・直腸、小腸、免疫機能)に障がいのある人は、長時間立っていることがつらいなど、日常生活に大きな支障がある人も多く、電車内で優先席を利用することもあります。ただ、外見から分かりにくいため様々な誤解を受けることがあります。
このマークを着用されている人を見かけた場合は、内部障がいについて理解し、携帯電話の使用を控えたり、公共交通機関での優先席の利用などに配慮をお願いします。

問い合わせ
内部障害者・内臓疾患者の暮らしについて考えるハート・プラスの会のページ(別ウインドウで開く)