平成27年度 第1回スポーツ推進審議会会議録
- ID:5122

日時
平成27年7月28日(火曜日)午前10時から正午まで

場所
長岡京市役所 南棟3階 議事堂 第一委員会室

出席者
- 桝岡 義明
- 井上 年央
- 堤 久代
- 前迫 亜紀
- 武田 昭夫
- 樋口 重明
- 水島 啓子
- 山本 昌枝
- 長谷川 潔
- 太田 伸彦
- 高橋 恭三
- 米澤 民恵
- 横山 雅宏
- 瀬川 克美

欠席者
- 川合 英之

事務局
教育長:山本 和紀
教育部長:中村 修
文化・スポーツ振興室長:天寅 修平
スポーツ振興係長:梶原 浩司
スポーツ振興係主事:松矢 雄志、中島 涼太

傍聴者
なし

内容
⑴ 辞令交付及び感謝状授与
ア 辞令交付
イ 退任者感謝状授与
ウ 教育長あいさつ
⑵ スポーツ推進審議会
ア 委員及び事務局紹介
イ 会長の選出について
ウ 会長あいさつ
エ 協議事項
(ア)平成27年度スポーツ関係予算について
(イ)スポーツ推進計画について
オ 報告事項
(ア)女子W杯サッカー パブリックビューイングの実施について(報告)
(イ)高校総体バドミントン競技の実施について
⑶ その他
議事
⑴ 辞令交付、及び感謝状の授与
教育長より、山本昌枝委員に代表して辞令交付が行われた。
10年間スポーツ推進審議会委員を務められ、先日退任された福田純一郎、椎名佐衛子両氏への感謝状授与は、都合により後日事務局から行うことを報告した。
⑵ 会長の選出
互選により、桝岡委員が会長に就任された。
また、会長の指名により樋口委員が会長職務代理に就任された。
⑶ 協議事項
※ 協議事項「平成27年度スポーツ関係予算」について、事務局より説明し、意見交換を行った。
委 員
長岡第五小学校耐震化等工事が予算計上されているが、歳入に国庫補助金等の記載がない。長岡京市の単費で行うのか。
事務局
国の補助金がある。資料を修正させていただきたいが、まだ金額が確定されていないため、詳細な数字はわからない。
※ 協議事項「スポーツ推進計画」について、事務局より説明し、意見交換を行った。
委 員
具体的に進めていかないといけない事業などが記載されていないように思う。スポーツ推進委員や、体育協会、行政が一緒になってスポーツ推進に取り組むことが出来ないか、という思いを持っているが、みなさんはどのようにお考えか。
委 員
計画に記載されている内容はよくわかるが、この計画は具体的意見にかけるのではないかとの指摘があった。これに対する意見をお持ちの方はおられるか。
事務局
さまざまな部局でも作成される計画というものは、具体的な事業について書くものではなく、枠組みを示すものである。スポーツ推進計画で言えば、ひろげるという言葉の下に、スポーツを推進するという枠組みを示している。最近一定の目標数値について、市長がよくベンチマーク(基準となる指標)という言葉を使用されている。それは、スポーツ推進計画で言えば、例えばスポーツ実施率の向上という項目を数値化して取り上げている。しかし、その達成に向けて何をしていくのかについて、計画に具体的な事業を記載するのではなく、進行管理をしていく中で、審議会で検討したり、さまざまな団体のご支援を頂いたりしながら進めていきたい。
委 員
子どもの体力が低下している中で、具体的な事業を早急に示した方が良いとの思いから発言した。市民にとって具体的な事業が目に見えないのではないか。
委 員
具体的な事業を示せたら、それはもっとも良いことである。
委 員
昨年、京都縦貫道の下に公園が出来た。一日中多くの方が利用されている。先日、利用者の車が長時間路上駐車されていた。公園を利用するにあたって、駐車場はないのか。
事務局
知っている範囲での回答になるが、馬の池にある公園のように専用の駐車場はない。地域の方にご利用いただいていることは承知しているが、近隣であるにも関わらず車で向かう人がいるようである。駐車場を専用に設けることは、土地の事情からも難しい。ご意見は担当課に報告しておく。
委 員
運動していくには歩いていく、このことを標語にするなど意識改革が必要かもしれない。
委 員
長岡京市の特徴として、ハッピーバス(コミュニティバス)を運行していることがあげられる。西山公園体育館にハッピーバスで行くとなると、坂の下のバス停までしか行けない。スポーツセンターにしても、バス停が不便なところにある。スポーツをするひとつの動機づけに、交通の便利さ-「ハッピーバスでスポーツできる!」-など考えても良いのではないか。
委 員
スポーツ施設をバス停名にしてもよい。
委 員
長岡公園には専用の駐車場がない。そのような施設名をバス停の駅名にすると、そこに行くにはバスで、ということが印象付けられるのではないか。
委 員
先の意見に戻るが、計画と資料に、今後5年間に取り組む施策や特筆すべき事業について記載があるが、取り組む事業と一緒に、具体的に行う事やそれに関連する予算を記載すれば具体的にわかりやすいのではないか。
委 員
スポーツ推進計画を進めていく主軸を作らないと、実際に計画どおりに進んでいかない。最初から難しい事業に取り組むとなかなか進まないので、例えば、スポーツ推進委員や総合型地域スポーツクラブが連携して、年度ごとに具体的に細かな事業などを計画していくなどすれば良いのではないのではないか。
委 員
資料にある基本施策について、総合型地域スポーツクラブの支援が支えるスポーツに、総合型クラブの協働がつなげるスポーツに記載されている。協働事業の実施は、支えるスポーツに含まれるのではないか。両者が同じ意味に思えるし、支えるスポーツとつなげるスポーツの境目がわかりにくい。
委 員
具体的な展開の中で、総合型地域スポーツクラブの計画の中での置き方があいまいではないかということで話がありましたが、基本的な形で事務局からなにかありますか。
事務局
総合型地域スポーツクラブに関わらず、見方を変えれば4つの方針にすべてに当てはまる言葉が計画の中には多くある。支えるスポーツにある総合型地域スポーツクラブの支援は、どちらかといえば行政視点で、設立や活動について支援を行うという意味合いである。また、つなげるスポーツにある総合型クラブの協働は、総合型地域スポーツクラブに主軸を置き、他団体の交流を行っていくことに重きを置いている。
委 員
行政としてはこのような記載の仕方しかできないということでしょう。先ほどの意見を取り上げると、この項目の中に具体的なことを1つでも2つでも記載できないか、ということであろう。例えば、京都府教育委員会でも、子どもの体力について指標を設けているが、その指標を達成できた、できていないの結果は誰に報告されるべきなのか検討されている。子どもに報告してもそこからなかなか改善されないので、先生に報告するのか、児童生徒の親に報告するのか、またスポーツ団体の指導者に報告するのか。誰に子どもの体力の現状を伝えれば、子どもの体力向上という目標を達成することができるのか検討している。
事務局
子どもの体力向上は、これからの重点テーマの一つであり、各市町村で取り組まれている。学力の向上と同じで、行政としては全体の底上げを考えていかなければならない。スポーツ担当から、学校現場などに子どもの体力向上について発信し、各施策に取り組まなければならないと考えている。
委 員
学校には、体力テスト等の結果を踏まえるように指導はしているかと思うが、50mを何秒で走るなどの数値目標の設定は難しいと思うので、長岡京市の児童生徒は、少なくともまっすぐ走れる、立ち幅跳びなど複数の項目ができる、という目標を設定して、親、学校、指導者などすべての人で共有できるような思い切った提案ができると良いのではないか。
委 員
東京オリンピックの機運が盛り上がっていくときに、便乗して長岡京市独特の施策や方針などが打ち出せるように、きめ細やかな計画選定や新しい材料の提供を、教育委員会を中心にして行う事も重要であるが、審議会としても何か提案ができないかと思う。
委 員
体育協会で子どもの体力向上について、学校などに向けて何か行う事はできないだろうか。
委 員
地域では、現在、学校の先生を巻き込んで、授業の中でいろいろ行えないか検討しているところである。体育の時間で実際に子どもが運動出来る時間は少ないと思うので、体育の授業を2時間連続で行ったり、社会人の講師を活用したり、子どもにスポーツがなじむように何かできないか検討している。情熱のある人を長岡京市としてバックアップできないだろうか。長岡京市は室内競技の施設はあるが、屋外で運動できる施設が少ない。例えばアスレチック広場などを整備して、子どもが運動できるスペースが確保できないか。立派な施設でなくても、安全面さえ確保されていれば良いと思う。金銭の問題もあるので、なかなか難しい話ではあると思うが、子どもの体力向上という観点から検討していただきたい。
委 員
時代は違うが、前回の東京オリンピックの時は、主催国として何ができるか検討された。スポーツ少年団など、オリンピック開催が決まってから発足したものである。時代が違うと言われればそれまでだが、うまく便乗して長岡京市のスポーツについても考えていきたい。
委 員
次回、審議会の開催はいつになるのか。
事務局
内容は検討中であるが、次回の予定は11月頃である。
委 員
次回は、本日の意見を土台にしながら、具体的な取り組みについて意見を出していただくということにしてはどうか。
委 員
推進計画の目標に、講座・研修会を8回開催するとあるが、これからの長岡京市のスポーツを推進するためにどのような講座を開催されるのか楽しみである。
事務局
本日いただいたご意見を、次年度予算要求にどのように反映させることが出来るか、計画の達成度合いはなかなか目に見えるものではないが、各部局に周知し、また審議会でも報告したいと考えている。
⑷ 報告事項
※ 報告事項「女子W杯サッカー パブリックビューイングの実施」について事務局から報告を行った。
委 員
テレビで何度か長岡京市の様子を見かけたが、市民はどれくらい来場されたのか。
事務局
多くの方が当日の朝刊でパブリックビューイングを知ったと思うが、20名ほどは来場された。決勝戦では、40名ほど来られていた。
委 員
少しでも関心を持ってもらえるならば、パブリックビューイングは実行した方が良いと思う。
事務局
現在は、庁舎前に海堀選手の活躍を称える懸垂幕も掲示している。
事務局
パブリックビューイングは4年前にも実施した。前回は試合の時間も良く、バンビオ広場公園で大々的に行ったが、今回は試合が平日の朝に行われることから、市役所食堂にて行った。テレビの映像をスクリーンに映してパブリックビューイングを行うにあたっては、料金が発生する。しかし、料金を支払っても、あれだけテレビや新聞で取り上げてもらうことができたので、実施した意味はあったかと思う。
委 員
ほかの市町をニュースで見たが、パブリックビューイングを体育館や公民館で行っている。長岡京市でも施設の使用条例などを度外視して行う事はできないのか。今後も世界大会をパブリックビューイングするとなると、施設の使用時間外になることも想定されるので、体育館や公民館で行う事ができるように検討していただきたい。
事務局
現状、超法規的な措置をとらなければ、体育館や公民館で行う事はできない。先ほど料金の話もあったが、正式な手続きを踏んでいないと、テレビ局は取材に来てくれない。しかし、手続きを行うにもいくつか機関を通すと時間がかかり、もっと早く対応できないのかという意見が出てくる。一方、いざ実施すると、なぜ実施したのかと反対の意見も出てくる。極力、みなさんの思いや熱意にこたえられるよう努力はさせていただく。
委 員
その土地に住んでよかったと思うには、外部から褒められることも重要である。その観点からも、うまく報道してもらうことは重要である。
※ 報告事項「高校総体バドミントン競技の実施」について事務局から報告を行った。
委 員
3つの体育館で競技が行われるが、西山公園体育館は予選だけか。
事務局
西山公園体育館はメイン会場であるので、決勝戦などはそこで行われる。
京都府代表として乙訓高等学校が出場している。
委 員
いい機会であるので、しっかりとインターハイが行われていることを子どもが知ることができるようにしてほしい。