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令和5年度 第3回長岡京市スポーツ推進審議会会議録

  • ID:14272

日時

令和6年3月25日(月曜日)午後2時から4時まで

場所

長岡京市役所 会議室402

出席者(順不同、敬称略)

  • 山本誠三
  • 瀧川正幸
  • 中村和雄
  • 堤久代
  • 大木邦夫
  • 河原慶子
  • 小山香緒里
  • 鈴木勉
  • 藤井一郎
  • 三好俊昭
  • 白石淳司
  • 山本一二美
  • 黒柳八千代

欠席者

  • 鬼村志穂

事務局

教育長:西村文則

教育部長:舟岡衛

文化・スポーツ振興課長:宮﨑隆弘

スポーツ振興係長:鈴木忠範

スポーツ振興係主査:和田修治

スポーツ振興係主事:藤原皐月

傍聴者

なし

内容

1 開会

(1)教育長あいさつ

2 スポーツ推進審議会

(1) 会長あいさつ

(2)協議・報告事項

 ① 令和5年度スポーツ振興について

 ② 令和6年度スポーツ関係予算について

 ③ スポーツに関する意識調査の結果報告について

 ④ 計画策定スケジュールについて

3 その他

4 閉 会


議事等の内容

1 教育長あいさつ

2⑴ 会長あいさつ

⑵ 協議・報告事項

① 令和5年度スポーツ振興について

事 務 局

 令和5年度スポーツ振興について、資料1の内容を事務局より説明。

委  員

 スポーツセンター体育館の耐震化工事を実施したという報告があったが、完了したのか。

事 務 局

 耐震化工事は完了しており、体育館の中ではなく外装の補強を行った。令和6年度になるが、体育館の床清掃、グラウンドの土の改修を予定している。

委  員

 エアコン導入の予定はないのか。

事 務 局

 エアコン整備の予定はない。東ポンプ場跡地に空調設備を兼ね備えた体育館機能の施設建設の検討を行っている。

委  員

 市民大運動会やスポーツフェスティバルの参加人数はどのようなものか。

事 務 局

 コロナ禍前と比較すると参加人数は少ない。

委  員

 スポーツ推進計画目標達成状況について、市民意識調査によるスポーツの実施率は向上している。ただ、最終目標としては60%となっている。最終目標に向けてどのように発信していくのか。

事 務 局

 令和6年度はオリンピック・パラリンピックが開催される。その影響で上がることも期待したい。

委  員

 子どもの体力向上の中で、以前と比較項目(144項目→32項目)が違う。なぜ変わったのか。

事 務 局

 調査の対象が小中学校全生徒から小学校5年生と中学校2年生に絞られたので、項目が減った。半数を上回るという目標は達成している。

委  員

 総合型地域スポーツクラブの設立について目標は10クラブとなっているが、2クラブは未設立となっている。残り2校区はどのような状況なのか。また、スポーツ施設の機能充実について、小中学校の体育館の空調設備も対象になると思う。スポーツの担当だけで予算化するのではなく、災害があれば避難所としても利用するので、防災関係の部署と連携して取り組めば予算化もしやすくなるのではないか。

事 務 局

 小中学校の体育館・武道場の空調について、来年度から3年かけて導入の計画を進めている。東ポンプ場跡地に体育館機能と防災機能を兼ね備えた空調設備のある施設を防災関係部署と連携しながら進めている。

 総合型地域スポーツクラブ未設立校区について、長岡第六小学校は今年度コミュニティ協議会が設立され、総合型地域スポーツクラブの設立に向けて話を進めているところではある。神足小学校については、具体的な話は進んでいないが、スポーツ関係団体に打診していく。

委  員

 子どもの体力向上について、京都府平均を上回ったのはなにか施策があったからなのか。小学生を対象に陸上競技を指導しているが、子どもの体力が向上しているとは感じていないが、どういった取り組みをしているのか。

事 務 局

 このデータをとっているのが、全国体力・運動能力、運動習慣等調査からである。全国的に体力はコロナ禍で急激に落ちた。ようやく令和5年度から少し上向いたので、過去に比べるとかなり落ちている。この落ちている状況で京都府と比較してどうかというと、50m走は平均を上回っており、陸上競技はすくすく教室や総合型地域スポーツクラブの取り組みの成果が出ているのではないかと思う。一方で握力は平均を下回っている。小学校5年生の女子は低く、中学校の入ると平均を上回っているので部活動の成果だと思う。課題については体育の授業を通じて握力が上がる運動を取り入れている。また、スポーツ協会や総合型地域スポーツクラブで幼児を対象にした遊ぼうキッズなどのイベントに取り組んでいただいている。そういった取り組みの成果も表れていると思う。

委  員

 ACPは西山公園体育館で始めて現在総合型地域スポーツクラブでも取り組んで、6年が経過した。多少なりともプラスの影響が出ていると思う。

委  員

 おとくにクラブ・総合型クラブフェスティバルでちびっこ相撲を行い、十数名の方に参加していただいた。相撲は体幹を鍛えるのにいいので、これからも続けていければいいなと思う。

委  員

 こういった経年比較というのは計画の中で目標とする項目にもあるので、注目しながら今後もご意見いただければと思う。

② 令和6年度スポーツ関係予算について

事 務 局

 令和6年度スポーツ関係予算について、資料2の内容を事務局より説明。

委  員

 学校体育施設の利用希望者が増えるのではないか。使用料についても検討しているのか。

事 務 局

 空調設備を改修するので、改修後の使用料も検討している。現状として申し込み多数により新規の団体が登録しにくいという課題もある。情報交換しながら工夫していきたい。

委  員

 市民大運動会について、参加率が落ちているので物価高の中、参加賞も工夫して参加率の向上に向けて取り組んでいる。ただ、市の事業の中では1番参加率が高いと思う。やり方についても非自治会会員や高齢者のニーズに合わせて工夫しているので手当等も含めて予算の検討をしてほしいと思う。

委  員

 中学校・高校の部活動が地域移行するという流れがあると思うが、予算についてどのように考えているのか。

事 務 局

 令和6年度の予算としては計上していない。内部で検討、調査をしているのが現状となる。今後、検討委員会等の設置を行うのであれば予算化も考えている。

委  員

 予算全体の過去との変更点を教えてほしい。

事 務 局

 額が一番大きいのは工事関係になるが、その中でも長岡第四小学校の整備や中学校の空調の整備などが大きな変更である。

③ スポーツに関する意識調査の結果報告について

事 務 局

 スポーツに関する意識調査の結果報告について、資料3の内容のポイントを事務局より説明。

委  員

 記述の回答を見ると、個々でスポーツを行っている方が多いと感じた。また、ハード面では施設が近くにあればスポーツをしたいという意見が多い。色々な方と交流してスポーツをするというところまではいかないが、個々であれば気軽にやれるという意欲がある方が多いということが読み取れた。

委  員

 資料編の15ページに「特に目指すところを明確にしてください。」とある。膨大な量のアンケートで、何を求めているのかわからないということだと思うので、次回のアンケートの際には考えるべきだと思う。また、西山公園体育館やスポーツセンターへの行く手段がないと書かれている方が多い。設備があるのに利用するに至っていないのはもったいないと思う。

委  員

 小学校まで遠いところに住んでいると、総合型地域スポーツクラブでイベントを行ってもそこまで行くのが大変で参加できないという意見を聞いたことがある。

委  員

 障がい者スポーツの認知度が低いなと感じた。最近普及しているボッチャは健常者も障がい者も一緒にできるスポーツであると感じている。長岡京市内でも大会を開催しているが、大会に参加するには送迎が必要である。西山公園体育館もはっぴぃバスが目の前まで来ているが。バス降りてから西山公園体育館までの坂道がきつく上がれないという課題もある。人口の7%は障がい者がいると言われているが、スポーツイベントに参加してくれるのは一部しかいない。障がい者スポーツといっても健常者も一緒にでき、触れ合える機会を作っていけたらと思う。今年は8月10日に西山公園体育館の小体育室で市民ボッチャ大会を開催する予定なのでご参加いただければと思う。

委  員

 現在行っているスポーツ及び今後行いたいスポーツではウォーキングが最も多いとあるが、小畑川沿いのウォーキングコースを整備してほしいという意見があった。小泉川沿いは整備されていて多くの方が歩いている。小畑川沿いは整備する予定はあるのか。

事 務 局

 小畑川沿いは京都府の管轄になるので、周辺の整備も京都府の管轄になるが、整備の話は聞いたことはない。

委  員

 項目が非常に多いが、回答率は高いと感じた。もう少し内容を吟味して少なくしてもいいのではないかと思った。

委  員

 市民意識調査のアンケートに回答してみたが、大変だった。西山公園体育館などの体育施設にあらゆるスポーツに理解をしていただける人を配置してほしい。設備に対して意見を伝えてもなかなか改善されないので、設備が整って気持ちよく使える施設にしてほしいし、誰でも利用できるようにして欲しい。学校開放事業は満杯なので考えないといけないと思う。1回500円でかなり安いと思うので値上げになっても仕方ないと思う。

委  員

 23ページに過去調査との比較があるが、個人的なスポーツに関して割合が増えていると読み取れる。コロナがあり、人と触れ合わない時期があり、部屋に閉じこもる時期があったので自分の健康に対して意識が高まったというのがある。その中で、ウォーキングやランニングなど自由に自分自身で好きなことをできる種目が注目されているのではないかと思う。また、スポーツ欲求は高いので機会をいかに設けてあげるのかが課題である。おとくにクラブ・総合型クラブフェスティバルの参加者は以前に比べ減少しているが、高校生が主導で計画、立案、指導を行い、スポーツの楽しさを小学生に教えることで、地域に貢献したいと考えている。中学校との合同練習を行うことで、乙訓高等学校のスポーツの力を開放していけたらと思っている。

委  員

 団体よりも個人で楽しんでおられる方が多い。個人でも使いやすい施設を考えていかないといけないと思う。長岡京市の施設は団体使用が基本になっている。個人で気軽にスポーツをしてみたいと思う方ができるような状況になっていないので、時代に合った施設利用の規則を変えていかないといけないと思う。使用率について、伊豆の国市は施設が多いが使用率は30%で低い。長岡京市は80%を超えているのは施設が少ないのではないかということを改めて認識した。

委  員

 学校開放事業について、団体の高齢化で空きが出てきた。個人使用を始めようとも思うが、ルーズな方が多く管理責任者もいない状態なのでなかなか踏み込めない。ボランティアの精神に対する者への理解度が低いと思う。どの団体も高齢化してきて世代交代が上手くできていないので、早めに手を打っていかないといけない。

委  員

 それぞれの年代で活動できる場面や場所をしっかり考えないといけない。新聞記事に子どもの頃にバスケットボールやバレーボールをしていると骨粗鬆症になる確率が低いと掲載されていた。他の種目や、その時期でなかったらそのような統計はでないとのことであった。そういう情報を知っているのは一部の人しかいないので情報提供できる場を作っていかないといけない。また、交通手段がない高齢者でも運動できる場所は自治会館だと思う。健康長寿を求めていくのであれば、運動できる状況を作るにはどうしたらいいかを考えなくてはいけないと思った。

委  員

 向日市の競輪場にアリーナができるので、長岡京市でも見るスポーツに影響があれば良いなと思う。

委  員

 一週間に1回以上スポーツを行った人は52%で多いなと感じた。本校でもスポーツテストの結果が低く、平均より低いのでどうにかしないといけないと思っている。習い事をしている子としていない子の差が激しいと感じている。したくないのか、する時間がないのかは調査しないといけないが、地域のイベントに参加する子どもたちが少なく、ボランティアで運営する人も次の世代に引き継ぐのも難しくなってきている。また、学校のグラウンドは遊び場の一つなので、土日に学校開放団体が使用すると子どもたちが自由に遊べないというようになっている。自由に安全に遊べる施設があれば良いなと思う。

委  員

 アンケート調査の項目が多いという意見もあったが、スポーツ基本法の中で行政の役割は、「あらゆる全てのことをやらなくてはいけない」とうたわれているので、長岡京市の実情を知るためには聞かざるを得ないというのがある。そのうえで、地域の特性に応じて何をしていくのかを考えていかないといけないので、いただいた意見を反映したものが長岡京市の計画の特徴になると思う。色々な意見が多いが、スポーツをするための条件として共通しているのは、近い・安い・気楽ということだと読み取れる。

④ 計画策定スケジュールについて

事 務 局

 計画策定スケジュールについて、資料4の内容を事務局より説明。

委  員

 9月の教育委員会定例会に、固めた内容を提示し、10月~11月に最終案を審議会で作成していく。計画策定にあたっては小委員会を構成し、細かく議論しながら審議会にフィードバックしていくことになるが、小委員会の構成メンバーについては、事務局と会長で決定してもいいか。併せて外部有識者の意見を聞くのもご承諾いただけるか。

全 委 員

 異議なし。

3 その他

4 閉 会