令和2年度 第1回長岡京市スポーツ推進審議会会議録
- ID:10698
日時
令和2年9月11日(金曜日)14時~16時まで
場所
長岡京市役所 北棟4階 大会議室A
出席者
・桝岡 義明
・堤 久代
・前迫 亜紀
・奥本 和巳
・瀧川 正幸
・小山 香緒里
・鈴木 勉
・藤井 一郎
・三好 俊昭
・中村 雅之
・倉光 千香子
欠席者
・中村 和雄
・河原 慶子
・瀬川 克美
事務局
教育長:山本 和紀
教育部長:木村 靖子
文化・スポーツ振興室長:川上 善子
スポーツ振興係長:山口 範人
スポーツ振興係主査:辻 智史
スポーツ振興係主事:井上 雄貴
傍聴者
なし
内容
1 開会
(1)辞令交付
(2)教育長あいさつ
2 スポーツ推進審議会
(1)会長あいさつ
(2)協議・報告事項
ア 令和元年度のスポーツ振興について
イ 令和2年度スポーツ関連予算について
ウ スポーツセンター施設整備について
エ 長岡京市スポーツ賞選考基準見直しについて
3 その他
4 閉会
議事等の内容
1 開会
(1)辞令交付
(2)教育長あいさつ
2 スポーツ推進審議会
(1)会長あいさつ
(2)協議・報告事項
ア 令和元年度のスポーツ振興について
事務局
令和元年度のスポーツ振興について事務局より説明。
委 員
子どもの体力向上について、京都府平均を上回る項目が昨年より21項目ダウンとなっていることをどう評価しているか。
事務局
昨年度の結果としては、京都府平均を上回っている内容が144項目中17項目しかないが、全国平均との比較では上回っている項目でも、京都府平均と比較するためどうしても低い評価になってしまう。指標については見直しの必要性もあると考えている。
委 員
新体力テスト結果における144項目とはどのようなものか
事務局
学年別(小学1年から中学3年までの9学年)、男女、反復横跳び等8種目分を掛け合わせた内容となる。
委 員
現状では、長岡京市の結果は京都府平均を下げる結果となっているが、学校教育としてはどう考えられているか、お聞きしたい。
委 員
今年度は新体力テストが実施されないが、年々運動する子どもとしない子どもの運動能力に差が大きくなっているのではないか。例えばスポーツ少年団に所属している子どもと、そうでない子どもとの差が結果として表れているのかと思う。学校教育において、その部分をどう対応するかが課題である。
事務局
文化・スポーツ振興室としては、幼児期に体を動かすことが楽しいと思えることが重要と考えている。現在、スポーツ協会と協力しながら総合型地域スポーツクラブを中心に、未就学児を対象に、運動遊びのプログラムを実施している。昨年度は長岡第四小学校区・第五小学校区の総合型地域スポーツクラブをモデルケースにプログラムを実施した。今年度は長岡第八小学校区でも実施を予定している。
イ 令和2年度スポーツ関連予算について
事務局
令和2年度のスポーツ関係予算について事務局より説明。
委 員
情勢の変化に素早く対応しながら予算の執行をお願いしたい。
ウ スポーツセンター施設整備について
事務局
スポーツセンター施設整備について事務局より説明。
委 員
平成9年に市の体育館として活用するようになって以降、改修等の大きな整備はあったのか。
事務局
グラウンド等の照明設備の修繕は行っているが、大規模な改修は行っていない。体育館について、築40年が経過しており、老朽化が進んでいる。耐震性にも課題がある。市としては現状地において再整備をする結論に至っている。そこで今年度市民が求めている施設整備は何であるのか、体育館なのか、グラウンドなのか、又は、子どもが遊べる施設なのか、市民のニーズを把握し、再整備を進めていきたいと考えている。
委 員
小学生の陸上競技の現状では、市外に練習環境を求めている状況にある。今回のアンケート調査はスポーツセンターを利用する者のニーズのみを把握されており、個別競技ごとの要望になっているように思う。陸上競技場等様々なありとあらゆる運動に対応出来る規模の施設を考えてほしいと思う。
委 員
京都市が現在進めている水垂地区の運動施設にも関わる部分はあるが、長岡京市としてスポーツセンターの施設整備をどのように進めたいのか考え方はあるのか。
委 員
再整備について、施設の一部改修となるのか、根本的な建替えになるのか工事の予定も含め現在決まっている内容を教えてほしい。また、完全に建替えるとなると、施設の使用不能期間が出てくる。その対策はあるのか確認したい。また、長岡京市はバドミントンに力を入れてきた経過があるが、今後、別の競技にも力を入れていくものがあれば、そういった部分も考慮した施設整備を考えてもいいのではないか。eスポーツについても、将来的にも考えていく必要が出てくるのではないかと考えている。最後に水垂地区の運動施設が出来るとなると、スポーツセンターの整備にも関係してくるので、長岡京市としてはどのように考え整備していくのか課題だと思う。
事務局
施設整備のスケジュールについて、今回は課題把握の為、アンケート調査を行った。調査結果を踏まえて、庁内での政策決定の場で今後のスケジュールを検討していきたいと思う。国庫補助金の対応も含め、今後のスケジュールについては検討中である。
委 員
桂川等の水源が近い位置にあるが、この地域の避難場所はどのようになっているのか。
事務局
小畑川・桂川が氾濫した場合、この地域は浸水地域に指定されているが、周辺は公共施設が少ない状況にあり、新たに体育館を設置することで、地域の避難場所としての役割となるか今後検討していくことになる。
委 員
避難場所も含めた多目的で大規模な構想で考えていただければと思う。
事務局
整備にあたっては、別の土地への建設や工事期間中の代替地案等、様々な整備方法について、事務局としても可能性を考えた。現状同じ土地内での施設整備となると、非常に水に浸かり易い立地の為、避難場所の役割等を十分に検討して整備を進めていきたい。
委 員
全庁的な視点で検討がされた施設整備を考えてほしい。他にも様々な意見を取り入れてほしい。
委 員
長岡京市は公共施設にプール設備がない。向日市にはあるが、高齢者が長岡京市から行くとなると断念してしまうことも考えられる。健康維持の方法としても水の中を歩くことは良いので、施設整備時は検討をしてもらいたい。
委 員
アンケートの取り方について、今回の回答結果のみで整備計画を考えていくのか。
事務局
今回の調査結果が意見の全てとは考えていない。様々な意見をもらう為にも指標となるものが必要であった。意見の中でも駐車場スペースの拡大に関するものが多く出ており、今後の計画策定にあたり参考としたい。
エ 長岡京市スポーツ賞選考基準見直しについて
事務局
長岡京市スポーツ賞選考基準見直しについて、事務局より説明。
委 員
選考基準見直しはいつから適用を考えているのか。
事務局
令和3年度からを予定している。今年度は現行通りに選考を行う予定。見直し案を提案する背景は、表彰者が大幅に増加しているからである。今回の見直し案は、スポーツ賞を渡す側からの案を提示させてもらっている。委員の皆様には受け手側として、スポーツ賞の本来持っている性格を考えたうえでご意見をいただきたい。A案からC案のどれかを選択ではなく、現行案のままでも構わない。
委 員
受賞者が増加したことは良いことではないか。優秀な成績を収めた人が、見直し案により受賞できなくなるのはどうかと思う。また、毎年頑張って結果を残す人に対して、1度だけの受賞に限定するB案もどうかと思う。以上から現行案のままで良いのではないか。
委 員
A案について、「市内に事務所を有する団体若しくは所属するもの」とあるが、この記載であれば、市外の在住者でも所属する団体が長岡京市であれば対象となることでよいか。
事務局
主にはスポーツ少年団を想定している。「市内に事務所を有する団体」として少年団をみることで、個人・団体としての表彰を行えるようにしている。
委 員
スポーツ賞の選考委員を担当している立場としては、毎年同じ人が同じ賞を受賞することで、賞の重みや選考する際の緊張感が薄れるところはある。
委 員
スポーツ賞に限らず、表彰基準をもう少し厳格にしても良いと思う。ただしわかたけ賞については、小中学生の子供達が頑張った成果を表彰するものと理解しているので、出来るだけ表彰していくことで将来への励みになることも考えられる。優秀選手賞については、1度限りの受賞に見直して厳格化した方が良いのではないか。
委 員
市民栄誉賞と特別栄誉賞の違いはどのようなものか。
事務局
市民栄誉賞は顕著な大会実績を収め、市民に明るい希望と誇りを与え、長岡京市の名を高めた者又は団体となっている。特別栄誉賞は、体育・スポーツの発展に功績があった者又は団体を表彰する功労賞に関する内容で、特に顕著な成果又は功績のあった方を表彰している。
委 員
スポーツ特別顕彰もあるがどのようなものか。
事務局
同賞の経過として、本市出身の海堀あゆみ氏が女子ワールドカップで優勝された際に市民栄誉賞を受賞された。その後。オリンピックで銀メダルを獲得され、新たに上位の賞であるスポーツ特別顕彰を創設し、賞を受け取っていただいた経過がある。
委 員
スポーツ以外で市民栄誉賞はあるのか。
事務局
名誉市民としての表彰として市民栄誉賞がある。いずれにしても今回の見直し案は現行のままとすることを審議会のご意見として報告する。
委 員
次回スポーツ推進審議会で報告を行ってほしい。
3 その他
委 員
学校開放施設の利用について、体育館と日中のグラウンド利用については、各校区の学校開放運営協議会で対応をしているが、夜間照明施設の利用に関しては、取扱いが別となっており、施設利用の仕方に差がでている。その為、雨天後の利用や清掃の不備、駐車方法等で、学校側が苦慮していることを何度か聞いている。夜間照明施設利用には、学校開放運営協議会の規定が適用できないこともあり対応がとりづらい。事務局としてはどう考えているのか。
事務局
毎月実施をしている夜間照明施設抽選会で、施設利用に関する注意喚起を行っている。それでも使用方法が悪い団体に対しては直接の指導を行い、利用の改善を図っている。また、各運営協議会において、夜間照明施設利用の調整行ってもらうことは負担が大きいため、文化・スポーツ振興室で対応を行っている。今後も夜間照明施設利用団体には学校の利用に関して注意喚起と指導を徹底し、学校側への迷惑にならないよう対応していきたい。
委 員
地域の清掃活動等にも参加してもらうよう提案等を行いながら、各団体同士のコミュニケーションがとれるようこちらも働きかけたい。
4 閉会