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平成30年度 第3回スポーツ推進審議会会議録

  • ID:8760

日時

平成31年3月25日(月曜日)午前10時00分から正午まで

場所

長岡京市役所 南棟3階 第1委員会室


出席者

・桝岡 義明

・越智 雅之

・井上 年央

・堤 久代

・前迫 亜紀

・奥本 和巳

・樋口 重明

・滝川 正子

・結城 正典

・中村 壽孝

・瀬川 克美

欠席者

・水島 啓子

・鳥山 晶広

・高橋 恭三

・横山 雅宏

事務局

教育長:山本 和紀

教育部長:木村 靖子

文化・スポーツ振興室長:川上 善子

スポーツ振興係長:梶原 浩司

スポーツ振興係主査:辻 智史

スポーツ振興係主事:井上 雄貴


傍聴者

なし

内容

1 開会

(1)教育長あいさつ

2 スポーツ推進審議会

(1)会長あいさつ

(2)協議・報告事項

 ア 平成30年度スポーツ振興について

 イ 平成31年度スポーツ関係予算について

 ウ 市民意識調査結果報告について

 エ 第35回若葉カップについて

 オ 公共施設使用料改定について 西山公園体育館・長岡京市立スポーツセンター

 カ (公財)長岡京市体育協会名称変更について

3 その他

4 閉会


議事等の内容

1 開会


2 会長挨拶


3 協議・報告内容

ア 平成30年度スポーツ振興について

事務局

 平成30年度スポーツ振興について事務局より説明。

委 員

 新体力テストの結果について、144項目中に38項目京都府を上回ったとあるが、144項目はどの内容なのか。

事務局

 小学校・中学校の計9学年、男女別に8種類の体力テストの内容(合計144項目)について設定をしている。

委 員

 144項目中38項目が上回っているとあるが、前年内容とも比較しても良い内容とは言えない。

委 員

 報告にあった「あすチャレ」について、自身も事業に参加をしたが、パラ競技の体験として非常に良いものだった。今後も競技体験は継続をしていくのか、若しくは一度だけの事業とするのか。

事務局

 今回ガラシャロードレースを市のリーディング事業として「あすチャレ運動会」を実施した。ロードレースの参加者にも体験してほしかったが、かなわなかった。しかし、当日は30人程度の参加者があり盛り上がったイベントになった。次年度は、各中学校で「あすチャレ運動会」を行う予定で、現在調整中である。

委 員

 パラリンピックの種目に無くても、京都発祥のスポーツもある。市民の方々にはそういったスポーツの情報発信も行ってほしい。


イ 平成31年度スポーツ関係予算について

事務局

 平成31年度スポーツ関係予算について事務局より説明。

委 員

 「つなげるスポーツ」の項目にあるバドミントンを通した国際交流としているが、若葉カップ出場者との交流だけでなく、長岡京市内の子供達との交流も出来る計画はあるのか。

事務局

 今年度は若葉カップの期間中に中国選手団と長岡京市バドミントン少年団との練習試合を実施した。また、中国選手団が滞在中、バンビオ広場で開催されたサマーナイトカフェにおいて紹介し、市民との交流を行った。

委 員

 「支えるスポーツ」の項目内にあるふるさと納税について、スポーツ関係予算額に含めた理由は何か。

事務局

 市では、ふるさと納税事業を平成28年9月からリニューアルし、3つのプロジェクトを実施してきた。その中で「子どもたちに本を送ろうプロジェクト」は、一定目標を達成した為、次年度からは文化・スポーツにも用途を広げる形で取り組む予定。例として小学校では子供達の体力向上の為に運動が出来る用具等に、中学校ではスポーツや吹奏楽等の部活動への支援を検討している。

委 員

 用途は良いと思うが、納税額が無かった時はどうなるのか。

事務局

 本来整備しないといけない学校備品などは、市においてしっかり予算計上していく。ふるさと納税での応援はプラスアルファの部分となるので、納税額を増やすためにも広報発信課と連携して情報発信をしていきたい。

委 員

 繰り返しとなるが考え方は良いと思う。期待もしているが、納税額が少ない時に支援が一切無い等、誤解や悪い印象を与えないように伝える必要がある。

事務局

 小学校では昼休み等の休憩時間に子供達が運動するきっかけになるような手立てに使えないかと考えている。例としてラダーや縄跳びといったものをふるさと納税などで対応できればと考えている。

委 員

 納税額が無ければ辞めるのかという声が出ないように施策は実施してほしい。


ウ 市民意識調査結果報告について

事務局

 市民意識調査結果報告について事務局より説明

委 員

 問42の自由意見に「駐車場完備で遊具の充実した公園」に関する記載があるが、西代里山公園は駐車場もあり道路も広く設計されていることから、休日の土曜日や日曜日は非常に盛況である。公園の設置としては成功といえるのではないか。

委 員

 公園に関して、子供が遊べる児童公園は市内にいくつあるのか。

事務局

 市内の公園数の資料を持ち合わせていないが、多くの都市公園が設置されている。

委 員

 市内に公園はあるが小さな公園がほとんど。キャッチボールのようなボール遊びも禁止している場所が多い。小学校低学年や高学年等の各年代ごとにも対応できるような公園を、市全体として考える必要があるのではないか。調査結果にもあったように、幼児期の運動習慣を確立するためは、「安心して遊べる場所」が求められていることから、一定の広さのある公園を作ることを考えていってほしい。

事務局

 ボール遊びが可能な公園は、第二外環状道路(にそと)下にボール遊びが可能な公園が2箇所あるが、他はボール遊びを禁止している。

委 員

 ボール遊びが可能な公園については、もっと市民に周知をした方が良い。

委 員

 現在、学校開放事業の土曜開放については、土曜日の午前中は、自校の児童を対象としており、自由に遊ぶことができる。しかし、利用開始当時にPRをしただけで、あまり周知されていない。継続的にPRをすることが必要だと思う。また、調査結果では、イベントの情報は広報紙から収集することが最も多い。4月から市の広報紙が月1回になると聞いているが、今後情報量が減ってしまうのではないかと感じている。

事務局

 月1回になることから、広報内容を充実させる予定である。また、今までは時期ごとの事業情報を掲載するのみであったが、今後はスポーツ特集をする等の方法を考えていきたい。

委 員

 スポーツ教室を実施している立場として、子供が減少傾向にある中、少年団員の確保に苦労している現状がある。また、指導者側が指導に熱中するあまり、子供達に行き過ぎた指導をすることも見られている。指導者として、指導育成のあり方を考える必要があると感じている。

委 員

 問12「現在行っているスポーツ」について、グラウンドゴルフの回答率が非常に低いように感じる。自身の感覚としてはもう少しいるのではないかと思っている

事務局

 グラウンドゴルフの利用については、学校開放での利用やスポーツセンター等実施を利用されている。

委 員

 日常生活の中で少しでも運動に繋がることに心がける。それを目的に、その部分を高めるために何をするのかに特化する必要があるのではないか。自分が高齢になり、体力が落ちてきたときに考えたことは、筋力を高めることであった。クロス集計の分析で、年齢別にどのスポーツがされているか、もう少し掘り下げてほしい。

事務局

 年齢層によってどんなスポーツをされているのか等、もう少し特化する分析を検討したい。

委 員

 芝のグラウンドゴルフ場のような大きなシンボルとなる場所を作ることで、利用者を引き込むことも可能と思える。

委 員

 今回の意識調査については、白書と同様に全体を網羅したものとするが、今年度は特に重点を置くことを定め、取り組むことも必要ではないか。

事務局

 次年度は体育協会とも連携して、ACP(アクティブ・チャイルド・プログラム)という幼児期の運動に関するプログラムの実施を予定している。スポーツ推進計画の中でも目標となっている。また高齢者の健康維持としても、身近な施設においての運動や筋力トレーニング、介護予防運動などを展開できないかなどの検討を進めていきたいと考えている。

委 員

 特集をするなら、運動人口の多いスポーツや性別、年齢によるスポーツの特集をするとよいのではないか。

委 員

 今年度試験的に実施をしたACPに関わって感じたことは、広報の仕方に大きな課題があるということであった。ACPの事業実施については情報発信できても、なぜACPの活動が必要なのかといったことのPRの仕方が足りないと感じた。応募された方は意識があるから参加されているがそうでない方に対し、子どもの体力を高めることの必要性を感じてもらわないと参加してもらえない。来年度は情報発信について工夫したい思っている。広報の仕方について運動教室を実施するということは情報発信できたが、なぜ幼児期の運動が子どもの成長過程で必要なのか、などの情報発信などには課題が残った。各年齢層に対し、運動の必要性について情報発信する必要性を感じた。


エ 第35回若葉カップについて

事務局

 第35回若葉カップについて要項案をもとに例年との変更点を説明。

実施日程が例年より1週間早まっている。2020年に開催される東京オリンピックのプレ大会として「ダイハツヨネックスジャパンオープン」が開催される為、若葉カップの日程も変更となっている。今回は、第35回の記念大会の為、有名選手によるエキシビジョンマッチの開催等を計画しており、調整中である。


オ 公共施設使用料改定について 西山公園体育館・長岡京市立スポーツセンタ

事務局

 公共施設使用料改定について事務局より説明。

委 員

 資料の使用料金改定表に廃止の項目があるがどういうことか。

事務局

 京都府の予約システム上、全面区分の表示がなく、半面ごとの予約になるため、廃止となった。10月1日の使用分から新料金となる。


カ (公財)長岡京市体育協会名称変更について

 ※本審議会委員で、(公財)長岡京市体育協会から選出されている委員から、資料6をもとに(公財)長岡京市体育協会名称変更について説明。

委 員

 スポーツ振興法ができたときに「体育」ではなく「スポーツ」ではないかという議論があった。当時の文科省は小学校の体育の教材に「スポーツ」を取り入れ、体操・スポーツ・ダンスという仕訳をしたため、「体育」と「スポーツ」は別のものとして扱うとしてスポーツ振興法制定時には変更には至らなかった。スポーツ基本法振興法の定義では、身体活動及び運動競技について定めており体育協会内の議論を経て今回の名称変更になったのかなと感じるところである。


3 その他

委 員

 スポーツボランティアの募集を体育協会で行っているが、調査結果からスポーツボランティアについて、「やる意思がない」という回答が4割を超えており、難しさを感じた。

委 員

 市民意識調査の回答率について、対象者2,100人に対して約51%の回答率は少ないと感じている。

事務局

 市民意識調査として、今回の回答率は高い結果と受けとめている。他の意識調査の回答率では30~40%が多くあり、統計上も50%を超える回答率は信頼性があるものとなっている。


4 閉会