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令和元年度 第3回スポーツ推進審議会会議録

  • ID:9611

日時

令和2年1月27日(月曜日)午前10時00分から正午まで

場所

長岡京市役所 南棟3階 第1委員会室

出席者

・桝岡 義明

・越智 雅之

・堤  久代

・前迫 亜紀

・奥本 和巳

・樋口 重明

・河原 慶子

・鈴木 勉

・鳥山 晶広

・三好 俊昭

・中村 雅之

・倉光 千香子

・瀬川 克美

欠席者

・小山 香緒里

事務局

教育長:山本 和紀

教育部長:木村 靖子

文化・スポーツ振興室長:川上 善子

スポーツ振興係長:山口 範人

スポーツ振興係主査:辻 智史

スポーツ振興係主事:井上 雄貴

傍聴者

なし

内容

1 開会

(1)教育長あいさつ

2 スポーツ推進審議会

(1)会長あいさつ

(2)協議・報告事項

 ア 長岡京市スポーツ推進計画(中間改定案)について

 イ 令和2年度スポーツ振興実施計画(案)について

3 その他

4 閉会

議事等の内容

1 開会

(1)教育長あいさつ


2 スポーツ推進審議会

(1)会長あいさつ

(2)協議・報告事項

 協議・報告事項について、順番を変更。「イ 令和2年度スポーツ振興計画(案)について」「ア 長岡京市スポーツ推進計画(中間改定案)について」の順番で協議・報告を行う。

イ 令和2年度スポーツ振興計画(案)について

事務局

令和2年度スポーツ振興計画(案)について、資料2の内容を事務局より説明。

委 員

 オリンピックに関連して、聖火リレーが長岡京市を通るということで市民の関心が高まりつつあるが、他市町の状況はどうか。

事務局

 京都府内では5月26日から27日までの2日間に分けて実施され、16市町が聖火リレーを行う予定。京丹後市を出発し、5月26日に京都府の第6区間目に長岡京市を走行し、最終の亀岡市に引き継ぐ流れになっている。向日市、大山崎町共に聖火リレーは実施しない。

委 員

 福知山市から長岡京市に聖火が来て、亀岡市に引き継ぐということになっているが、何故、長岡京市に聖火が来ることになったのか。

事務局

 56年振りの自国開催でのオリンピックであり、聖火リレーが通ることは大きな記念となることから、スポーツ協会と共に要望を京都府に出した。

委 員

 市民には聖火リレー地に選ばれた理由をわかりやすく周知することは出来ないのか。

事務局

 聖火リレールートの選考過程は公表されていないため、選ばれた理由等の周知はできない。

 聖火リレー実施に係る広報については、スポンサーから多くの制約を受けているが、可能な範囲で広報・周知に努めたい。また、併せて、聖火リレーに関連した盛り上げイベントについても実行委員会で検討しており、内容が固まり次第、周知を図っていきたい。

委 員

 女子サッカーの海堀氏は長岡京市出身であるが、ランナーとして呼ぶことは出来なかったのか。また、他の市の状況はどうだったのか。福知山市から来て亀岡に行く理由を周知することも出来ないのか。

事務局

 聖火ランナーの選考過程の情報は公開されていないため、他市の聖火ランナーの内容はわからない。

 ルート選定について、あくまで個人的な見解ではあるが、亀岡市は京都スタジアムで最後にセレモニーをする関係上、現行のルートになったと推測される。  

委 員

 長岡京市はもっと聖火リレーが実施されることをPR出来るのではないか。

事務局

 市の各種のイベントに加え、スポーツ関連団体にも協力をお願いし、聖火リレーの実施PRしていく。併せて、本市の聖火リレー実行委員会にも諮りながら効果的なPR方法についても検討を進めていきます。

委 員

 聖火リレーによるスポーツ振興のムードを高める為にも、選ばれた理由についてはPRを行ってほしい。 また、聖火リレーの予算は来年度にならないと執行が出来ないのか。

事務局

 情報が非公開なので難しいが、可能な限り対応は行いたい。

 聖火リレーの予算については、12月議会で当該年度に必要な経費と次年度執行分を債務負担行為という形で議会の承認を得ている。従って、本年度中に出来得る限り、聖火リレーに係る準備を進めていく。

委 員

 聖火リレーの誘致成功のPRを出来る限り努めてほしい。

委 員

 長岡京市に聖火が来ることは、市民は知っているのか。あまり認知されていないように感じる。

事務局

 広報や横断幕を作成して聖火リレールートの周知に努めたい。すでに1月号の広報誌ではリレールートを掲載している。また、1月26日に開催されたガラシャロードレース時には、聖火リレーPRビデオを用いてボランティア募集を行った。

委 員

 昨日のボランティア募集の説明会に参加した際、リレーコースを清掃活動するという提案が出た。聖火リレー等の冠をつけずとも、沿道を清掃する形で活動を進めていっても良いのでは。

事務局

 530運動は市内で行っているが、聖火リレーに合わせて前倒しで実施する等、聖火リレー実行委員会で検討し進めていきたい。

委 員

 オリンピック終了後、市としてレガシーとなるような事業が何か出来ないか。

事務局

 長岡京市としてはより市民の方々と進めていく為に実行委員会を立ち上げている。委員のご意見を踏まえ聖火リレーの安全実施に取り組みたい。

委 員

 前回の東京オリンピックでは、初めてだったこともありただ実行をするだけだった。今回は2回目ということもあり、前回の聖火リレーの記憶をもとに、様々な関わり方があるのではないか。

委 員

 オリンピック・パラリンピックが近づいているが、それに関連して波及する施策が見えてこない。例えば小中学校でオリンピック記念に陸上記録に挑戦といったように、様々な仕掛けを進めることで、今後の体力向上に結び付くと感じる。次年には関西ワールドマスターズゲームズも開催されるので、大きなイベントに関連して施策を展開してほしい。

事務局

 学校教育の分野で子供たちの体力向上を目的に、来年度ふるさと納税で運動用具の整備等を予算化している。また、確定ではないが、中学生を対象に、女子バレーボールチームに指導に来てもらうといった計画も行っている。

委 員

 良い機会である為、施策について検討をしてほしい。

委 員

 施設の補修や点検について、どういったことを行うつもりか。

事務局

 今まで西山公園体育館では、大体育室の床の改修、屋根の改修や空調工事等、大型の施設整備に努めてきた。しかし、その他の設備については、建設時から30年数年が経過し、不具合が出始めている。今後は、計画的に設備の更新を行う必要がある。電球のLED化については、2020年6月に水銀灯の生産が終了することから、計画的にLED化を進める必要がある。

事務局

 スポーツセンターは従来から体育館の耐震化が課題となっている。新たに建替える方向性を出しているため、今後5年間の中で検討をしながら整備を進めていく。その際には、市民や利用団体の方々に意見を聴きながら最優先課題を決めて整備の方向を決めていく。

委 員

 小学校体育館の電球取換え時期について、交換は年1回しかないのか。

事務局

 高所作業の関係もあるので、一時期にまとめて行うようにしている。

委 員

 長岡第七小学校は、年1回卒業式前に見直しをするだけと回答をもらっているが。

事務局

 経費の関係もある為、全体の調整をしながら見直しを行っている。

委 員

 3月を過ぎた後に電球が切れてしまうと対応が難しくなるのでは。

事務局

 予算配分の面もあるため、教育総務課が学校の要望も確認しながら進めていく。

委 員

 バドミントンの支柱について、錆びきっているものもある為、若葉カップまでに新しくした方が良いと思う。備品についてはスポーツ協会に要望を出していくということで良いか。

事務局

 大きな備品に関しては、利用団体からスポーツ協会に要望を出した中で、スポーツ協会が取りまとめを行い、優先度を考慮し、市に要望をだしてもらっている。要望を頂いた中で優先順位を決め、備品の管理を進めていきたい。

委 員

 第1回、第2回審議会で出た意見を一覧出来るものはないか。

事務局

 審議会の議事録は市のホームページで公開をしている。

委 員

 公開した内容について、その後の改善点等も公開されるのか。

事務局

 審議会の場で頂いたご意見はすぐに施策へ反映されるものではなく、市で判断をし、議会へ提案する中で決定をするものである。

ア スポーツ推進計画(中間改定案)について

事務局

 長岡京市スポーツ推進計画(中間改定案)について資料1の内容を事務局より説明。

委 員

 今回の説明がされたスポーツ推進計画、パブリックコメントの結果はどこに掲載されることになるのか。

事務局

 市ホームページに掲載する予定。

委 員

 今回の改定では、障がい者スポーツの振興を「支えるスポーツ」から「つなげるスポーツ」に変更され、そして新たに障がい者団体との交流と連携を追加していただいたことはありがたい。長岡京市の障がい者団体が主催をしている大きな大会に、身体障がい者卓球バレー交流大会、障がい者スポーツフェスティバルの2つがある。1つ目の卓球バレー交流大会は京都府南部地域のクラブチームが参加する大会である。障がい者スポーツフェスティバルは、毎年約200人の参加があり、健常者と障がい者がそれぞれ半数参加している。全国規模では全国障がい者スポーツ大会があり、次年度にはパラリンピック競技でもあるボッチャが新たに競技種目として追加される予定である。障がい者スポーツという内容で捉えるのではなく、健常者と共に参加出来る大会を増やしていけないものか。障がい者スポーツを広めていく為にも健常者と障がい者が交流出来る場が作っていけると良いと思う。

委 員

 健常者と障がい者のスポーツについて、今が過渡期にあると思う。昔は障がい者スポーツは福祉やリハビリの内容として捉えられていた。しかし現在はスポーツ競技としては一緒であり、今後は全ての人が出られる大会開催等、うまく浸透していける手段を考えてほしい。

事務局

 昨年度のガラシャロードレース開催後に、障がい者スポーツの体験会として「あすチャレ」を開催。今後もこのような体験を通して障がい者スポーツに触れる機会を増やしていきたい。

委 員

 行政における障がい者スポーツは、教育部分か福祉部分どちらが大きく取り上げられるのか。

事務局

 福祉部門の障がい福祉課が主担当となっている。

委 員

 障がい者スポーツフェスティバルは実行委員会形式をとっており、文化・スポーツ振興室は実行委員として参加頂いている。

委 員

 子どもの運動スポーツの充実について、計画に取り上げて頂いたのは良かった。今後5年間に取り組む施策(3)支えるスポーツのパブリックコメントで③運動スポーツ施設の整備の中で、「多様なニーズに対応できる施設づくりと賑わい創出となる拠点づくりを追加してほしい」という意見について、中間改定案P17の施策・事業の「スポーツとは異なる側面から興味関心を引くような事業の検討」という部分にも関係してくると思われる。先日出席した総合計画審議会で、ガラシャ祭りの際にガラシャロードレースを同時開催してはどうかという意見があった。スポーツだけに拘らず、広く一般市民が気軽に参加できる事業が求められているのかもしれない。

委 員

 所管が違うことや予算の関係で難しい部分もあるが、別々のイベントを同じにすることで本来の目的が消えてしまう可能性もある。イベントを一緒にするということも良いが、一度原点に戻って考える必要がある。

委 員

 ガラシャロードレースでは、3kmのジョギングがある。ジョギングがあることで参加人数が増えているように思う。新たなイベントが加わると労力が非常に多くなる為、既存のイベントを安全に実施することを考えた方が良い。

委 員

 総合計画審議会で出されたガラシャロードレースに対する意見は、もう少し気軽に参加出来る内容を検討してほしいというものだった。例えば仮装等によりレースに参加する等、都道府県規模のレースではお祭りのような街一体のイベントになっている。ウォーキングコースを作る等、誰もが参加しやすいような事業や施策を考える余地はあるのではないか。

委 員

 スポーツボランティアの登用に関して、パブリックコメントでの回答は原案のとおりということになっているが、今回、聖火リレーがくることで沿道警備にかかるボランティア募集を行っている。本市に登録されるボランティアは各々活動目的が異なるが、大きなイベントを通じてのボランティア組織につながるよう検討してほしい。

事務局

 令和2年度から第4次総合計画の第2期基本計画の検討がされていく。委員のご意見は全市的なボランティア組織になるので、全体の中で検討すべき内容となる。

委 員

 以前は認定スポーツ指導員といっていたが、それがスポーツボランティアに変更された。また、養成講座を受講し登録する制度が現在市スポーツ協会で進めているのは、いつでも登録を可能とした制度である。

委 員

 多くの方は地域の行事に参加されており、そのほとんどがボランティアとして活動されている。主催者側の発信の仕方を考える必要があるのではないか。

委 員

 ガラシャロードレースを見た際に、ボランティアは年配の方が多かった。次の世代の方もお手伝いに行けるようなシステムを作っていければならないのではないか。スポーツ少年団に所属している父兄の方々にボランティアとしてかかわってもらう等、色々と考えなければ。

委 員

 2月に乙訓高校で開催する総合型クラブフェスタでは、高校生等若手中心のボランティアスタッフに刷新した。しかし逆に高齢の方が今までの手伝いが無くなることが物足りないという意見もある。その部分のバランスはしっかりと考える必要がある。

委 員

 今日の意見をもとに計画改定はどうなるのか。

事務局

 頂いた意見をもとに最終確認・校正・印刷を今年度中に完了し、令和2年度4月1日より施行される。


3 その他


4 閉会