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比べてみよう!あなたのおうちの電気・ガス使用量

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 電気やガスは、今や生活に欠かせないものとなりました。一方で、電気やガスを使用すれば、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出することとなります。地球温暖化を食い止めるため、太陽光発電に代表される再生可能エネルギーの普及が進んでいますが、まずは、使用する電気・ガスなどのエネルギーを少なくすること、いわゆる「省エネ」が重要となります。

 そこでまずは、自分の家庭で使っている電気・ガスの使用量を、京都府南部の標準と比べてみましょう。標準より少ないからといって、それで安心してはいけませんが、まずは現状を知ることが重要です。

京都府南部標準エネルギー使用量(電気・ガス)

 下の表は、京都府南部に住む人の標準的な電気・ガスの使用量を世帯人数別にまとめたものです。自分の家庭で使う電気・ガスの量は多いですか?少ないですか?(オール電化など、住宅の仕様により、必ずしもこの表と比較することが適当でない場合もありますが、あくまで参考値ということでご了承ください。)

出典:京都府インターネット環境家計簿(別ウインドウで開く)から抽出したデータをもとに長岡京市で一覧化

京都府南部標準電気使用量(kWh)
世帯人数4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月1年計1カ月平均 
1人229.1197.4200.7245.8255.9224.6206.3233.8285.2308.4287.0262.12,936.3245
2人335.8289.2294.1360.3375.1329.2302.3342.7418.0452.0420.6384.24,303.5359
3人399.0343.7349.5428.1445.6391.2359.3407.2496.6537.1499.8456.55,113.6426
4人426.7367.5373.7457.8476.5418.3384.2435.4531.1574.3534.4488.15,468.0456
5人501.8432.2439.4538.3560.4491.8 451.7512.0624.5675.3628.4574.06,429.8536
京都府南部標準ガス使用量(㎥)
世帯人数4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月  1年計 1カ月平均
1人  19.6  15.9  13.1  10.8  9.5  10.5  13.0  17.1  22.3  24.4  24.2  22.0  202.416.9
2人  23.7  19.2  15.8  13.1  11.5  12.7  15.8  20.7  27.0  29.5  29.3  26.6  244.920.4
3人  32.9  26.6  22.0  18.2  16.0  17.7  21.8  28.7  37.4  40.9  40.6  36.9  339.728.3
4人  36.1  29.2  24.1  19.9  17.5  19.4  23.9  31.5  41.0  44.8  44.5  40.5  372.431.0
5人  40.8  33.0  27.2  22.5  19.8  21.9  27.1  35.6  46.4  50.7  50.4  45.8  421.235.1

二酸化炭素排出量に換算すると

 上記表の電気・ガス使用量に、下記の「排出係数」を掛けることで、どれだけの二酸化炭素を排出しているかが分かります。

電気の排出係数

 電気1kWhを発電するのに、どれだけの二酸化炭素を排出するか表したものです。

 どこの電力会社の電気を使用しているかで変わりますが、令和2年度の全国平均値で0.433kg-CO2/kWhとなります。

 例:京都府南部2人世帯の1カ月平均電気使用量359kWh×0.433kg-CO2/kWh=約155kg-CO2

 その体積は、2ℓのペットボトルで換算すると、約38,750本分(ひと月)となります。

ガスの排出係数

 都市ガス1㎥を使用したときに、どれだけの二酸化炭素を排出するか表したものです。

 大手ガス会社が、令和3年度末時点で公表している値で2.29kg-CO2/㎥N(一定の環境下での㎥)となります。

 例:京都府南部2人世帯の1カ月平均ガス使用量20.4㎥×2.29kg-CO2/㎥=約47kg-CO2

 その体積は、2ℓのペットボトルで換算すると、約11,750本分(ひと月)となります。

電気・ガスの使用量を減らすためには

 「省エネの必要性は分かるけど、それって不便な生活になるんじゃないの?」そう思われる方は多いかもしれません。しかし、そんな時こそ「COOL CHOICE」です。暮らしやすさはそのままに、地球温暖化対策につながる「賢い選択」を表す国民運動で、本市も、市として平成30年度に「COOL CHOICE宣言」を行いました。

 エアコンの使い方や家の断熱の仕方など、少しの工夫で、暮らしやすさはそのままに、省エネになることがたくさんあります。そんな知恵を集めた「家庭の省エネ秘伝の書」を掲載していますので、ぜひご覧ください。

 また、窓の断熱改修工事や電気自動車の購入など、少し費用のかかるCOOL CHOICEを支援する補助制度「長岡京市COOL CHOICE実践補助金」もあります。近年では、様々な事情により、燃料高騰で電気やガス料金が高くなることも起こってきています。今こそ、燃料高騰の影響を受けにくい再エネ・省エネのスタイルへと、エネルギー転換を考えてみてはいかがでしょうか。