ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

平成25年度 第3回スポーツ推進審議会会議録

  • ID:4067

日時

平成26年3月27日(木曜日)午後3時00分から午後5時00分まで

場所

長岡京市役所 南棟3階 第1委員会室

出席者

  • 桝岡義明
  • 山本誠三
  • 井上年央
  • 前迫亜紀
  • 武田昭夫
  • 福田純一郎
  • 水島啓子
  • 椎名佐衛子
  • 樋口重明
  • 太田伸彦
  • 高橋恭三
  • 横山雅宏
  • 米澤民恵
  • 瀬川克美

欠席者

  • 堤久代

事務局

教育長:山本 和紀

教育部長:中村 修

文化・スポーツ振興室長:岡本 明彦

スポーツ振興係長:岡本 勝道

スポーツ振興係主事:松矢 雄志、中島 涼太

傍聴者

0名

内容

 ⑴ 開 会

 ⑵ 教育長あいさつ

 ⑶ 会長あいさつ

 ⑷ 報告事項

   ア 平成26年度予算の概要

   イ 長岡京市スポーツに関する市民意識調査結果報告

   ウ 現行計画(長岡京市スポーツ振興計画)の検証について

 ⑸ 審議事項

   ア 長岡京市スポーツ推進計画(仮称)の骨子案について

 ⑹ 閉 会

議事

⑴   平成26年度予算の概要について事務局より説明し、意見交換を行った。

委 員

 直轄事業に関する予算を記載しているが、スポーツ関係予算の全体を載せるべきではないか。

事務局

 スポーツ関係予算は、他にも障がい福祉関係、学校教育関係など例年通り計上されている。今回の資料は、26年度のスポーツ関係予算の中でも、特徴ある内容を載せている。

委 員

 市民にとって分かりやすい内容にして載せるべきではないか。

委 員

 若葉カップ補助金について、100万円増額とあるが、スポーツに関心のない方が拝見したら、どのように思うだろうか。また、西山公園体育館に設置する薪ストーブはスポーツ推進に直接関係するのか。

事務局

 西山公園体育館は西山公園のふもとに位置しており、様々な方に利用していただいている。長岡京市は環境問題に力を入れており、多くの方に理解していただくためにアピールしていきたい。西山公園体育館を環境面、防災面でもアピールしたい。

⑵ 長岡京市スポーツに関する市民意識調査結果報告について事務局より説明し、意見交換を行った。

委 員

 例えば、総合型地域スポーツクラブの名前だけは知っているという方は、関心があるのか、それとも関心がないのか。どう解釈するかが重要ではないか。

事務局

 認知度については3割程度で、現在5クラブが設立されており、まだ過渡期にあたる。従前の社会体育振興会と同様に、クラブが設立していけば、認知度も上がっていくのではないか。

委 員

 関心があるかないか、どちらに分岐するかが重要であり、それを考慮しなければならない。

委 員

 総合型地域スポーツクラブは現在売出し中である。長岡京市は社会体育振興会から総合型地域スポーツクラブへ移行している。他市と比較するとクラブ数が多い。これは、良い評価をされている。ただし、大人の加入率が低い。

委 員

 参加する側は主催者の名前を気にしない。主催者の名前を知らないで行事に参加している場合がある。大人向けの行事が少ないので、認知活動としては効果が薄いのではないか。今後の周知活動としては、設立してあるクラブで、のぼりを作成して、各事業の際にのぼりを立てて、アピールすることを計画している。名前だけは知っているから、知ってみようと思わせるような工夫を考えていきたい。

委 員

 関心があるかないかの分岐点の解釈をしっかりするべきである。スポーツに関する市民意識調査の報告書は、次期スポーツ推進計画の土台にしていくべきではないか。

委 員

 長岡京市をアピールするためのマラソンはどうか。協賛・後援していただいているが、市主催にするのはどうか。

委 員

 体育協会主催とすればスポーツの世界にあたり、長岡京市主催とするのであれば、市民全体の健康づくりの考えを固めなければならない。簡単に言えば、参加者が増えれば、市主催になっていくのではないか。

委 員

 広報手段について、ホームページを見て下さいといわれるが、アクセスの仕方がわからない。報告書を見ても、情報を知る手段としては広報長岡京が多い。総合型地域スポーツクラブも月に1回は回覧を作成している。

委 員

 ずっとスポーツをしていたが、唯一スポーツができなかった時期は、出産前後と育児期間だった。西山公園体育館で託児サービスのあるスポーツ教室・体操を開いてはどうか。

委 員

 実際に開催しているが、参加者の数だけ託児する子どもが来ると、その保育に係る人員が足りず、人員を集めると、人件費がとてもかかってしまう。また、産休と育休の期間に来ている方も、職場復帰するとなかなか続けることができない。その後も続けることが出来る種目を考えなければならない。

委 員

 西山公園体育館の武道場で子ども連れの方でも出来る種目を実施したいが、冷暖房がないので、季節に対応できない。

事務局

 西山公園体育館の空調設備については、大体育室にしか設置されていない。それも老朽化している。早急に取り組みたい。

委 員

 市内に民間のスポーツ施設に該当するものはいくつあるか。ある町では、少ない人口で民間のプールとトレーニング施設がある。民間に任せる部分は任せるようにしてはどうか。

委 員

 スポーツセンターのグラウンド利用率が低く、半面利用を実施するようになっているのが現状である。人工芝が当たり前の時代になっており、土のグラウンドの使用率は下がっている。冷暖房設置は果たして贅沢なのか、それともスポーツ振興の為に必要なのか、現在分岐点に差し掛かっているのではないか。

委 員

 スポーツは贅沢か必須か。スポーツを推進する環境・条件を作るのが先なのか、後なのか。より具体的に次期スポーツ推進計画に取り込みたい。

⑶ 現行計画(長岡京市スポーツ振興計画)の検証について事務局より説明し、意見交換を行った。

委 員

 小学5年生のクラブ所属調査結果について、サッカーなど少年団等のクラブなのか、それとも、週に1回程度で授業に組み込まれているクラブなのか。実施率100%はどちらを基準にするものなのか。

事務局

 ここでいうクラブは授業に組み込まれているクラブのことになる。

委 員

 子どもとは、どこまでを含むか。高校などの進学先を調べる方法はあるのか。学校部活動は分かるが、スポーツクラブに入っていることは把握できない。実態把握をする必要があるのではないか。

委 員

 乙訓高校の専門学科でいえば、4人に1人が乙訓出身である。1年生の運動部加入率が95.5%、3学年全体の運動部加入率が75%になっている。この3年間で加入率が25%上昇している。専門学科から刺激を受けているのではないか。

委 員

 スポーツ実施率目標100%とあるが、外的要因でできない子もいるのではないか。目標設定するときに具体的にわかりやすい表現をできないか。

委 員

 若葉カップに参加していたチームの児童がその後どうなっているか。バドミントンを続けているのか、他のスポーツをしているのか等の追跡調査は可能か。

委 員

 全国体力・運動能力調査で、上体起こしのみ全学年全国平均を上回っているのはなぜか。全国では広いので、近隣の地区、特に向日市・大山崎町と比較すべきではないか。なぜ全国と他種目を比較して下回っているのかを、近隣市町村と比較検討するのはどうか。

委 員

 数字の根拠はどこからきているのか。

事務局

 国が各学校に依頼し体力測定を実施している。長岡京市は全て実施している。国・府については、抽出により平均を出している。

委 員

 中三女子50m走がなぜ24年度だけ落ちるのか。あまりに極端ではないか。

委 員

 長岡京市は全国と比較し、なぜ数値が低いのか。

委 員

 年に1度しか実施しないため、体力テストに慣れていないからではないか。遊びとして教え、慣れる機会を設けてはどうか。

事務局

 測定機器に慣れていないから、数値が落ちるという意見については、体育協会では体力測定の機会を設けており、測定に慣れるきっかけを作っている。

⑷ 長岡京市スポーツ推進計画(仮称)の骨子案について事務局より説明し、意見交換を行った。

委 員

 説明されたものはあくまでたたき台であり、新スポーツ推進計画はこれにこだわる必要はない。来年度中に計画を作成するので、これについて議論する機会は何回あるのか。

事務局

 7月の審議会で検討する。また、検討小委員会を設置し、策定に向けて進める。11月の審議会において、検討小委員会で作成した最終案を検討する。その後、パブリックコメントを実施し、3月の審議会で策定する。検討小委員会については、会長に一任していただく。

委 員

 民間のスポーツ施設の活用について、民間と連携していく項目を作る必要があるのではないか。例えば、近隣の市町のスポーツ施設と連携するなどの項目を含めてはどうか。

事務局

 国・府のスポーツ推進計画との整合性を配慮し、また、新しい意見についても取り入れる必要がある。長岡京市の特徴的な部分を出すために、具体的な項目として上げる。現行の長岡京市スポーツ振興計画との連動性も踏まえたうえで、26年度最初の審議会で意見をだしていただきたい。

委 員

 スポーツ施設の整備と活用の推進について、学校施設・体育施設の開放とあるが、現在は空き状況がほとんどなく満杯状態になっている。その中で、どのように有効利用するのか。

事務局

 夜間照明施設の新たな設置などで活用場所・時間を広げる。1チーム数人でしか使わないのであれば、2、3チーム合同で練習するようにするなどを考えている。

委 員

 そのように検討するのはいいことだが、その反面、小学校の子どもたちが休日に学校に遊びに行っても遊べない状態にある。子どもの遊ぶ場所の確保を考えて欲しい。少年団などに加入していれば、運動は出来る。加入していない子どもはそれができない。それを受け入れる対策を考えていただきたい。長岡京市の小学校のグラウンドは広いところも多い。昔は児童数も多く、それに見合ったサイズだったが、今は児童数も減り、グラウンドが余っているように思える。その余りの部分を、終日地域住民に提供し、有効利用できないか。法律的に厳しいということも分かる。教室も児童数の減少によって空きがあるので、体操講座など利用の仕方もある。地域との協働による校庭芝生化とあるが、使用者は使用するだけで管理するのは地域になる。整備のことを考えると、夜間照明施設がある学校は難しいのではないか。

委 員

 必ずしも、国・府のいいなりになる必要はない。長岡京市は地域特性、歴史を踏まえ、独自の計画を作成していけばよい。少子化により、児童公園で遊ぶ児童が減少していき、その代わり、児童公園でシニアが集まっており、児童用の遊具を撤去し、シニア用の健康遊具を設置しているという話もある。そのような変化も踏まえて、計画を作成すべきではないか。

委 員

 7月の審議会で検討小委員会の設置についてはどのようにするのか。

事務局

 委員の選定については、会長と相談・選出し、7月の審議会で提案する。

⑸ 閉会

 山本委員が定年により乙訓高等学校長の職を退かれるため、任期途中ではあるが、本審議会の委員も退任されることになった。