平成26年度 第1回スポーツ推進審議会会議録
- ID:4270
日時
平成26年8月22日(金曜日)午後3時00分から午後4時30分まで
場所
長岡京市立図書館 3階 大会議室
出席者
- 桝岡 義明
- 川合 英之
- 井上 年央
- 堤 久代
- 前迫 亜紀
- 武田 昭夫
- 福田 純一郎
- 水島 啓子
- 椎名 佐衛子
- 樋口 重明
- 高橋 恭三
- 横山 雅宏
- 米澤 民恵
- 瀬川 克美
欠席者
- 太田 伸彦
事務局
教育長:山本 和紀
教育部長:中村 修
スポーツ振興係長:梶原 浩司
スポーツ振興係主事:松矢 雄志、中島 涼太
傍聴者
0名
内容
⑴ 開 会
ア 教育長あいさつ
イ 新任委員の紹介
※乙訓高等学校の川合校長が新たに就任された。
ウ 事務局体制について
エ 会長あいさつ
⑵ 協議事項
ア 長岡京市スポーツ推進計画(仮称)の策定について
イ 検討小委員会について
(ア)委員の選任について
(イ)今後のスケジュールについて
⑶ 閉 会
議事
⑴ 長岡京市スポーツ推進計画(仮称)骨子案について事務局より説明を行った。
委 員
計画策定までの今後の流れはどのようになっているか。
事務局
審議会で計画を作成し、パブリックコメントを実施して市民から意見を公募したのち、教育委員会へ答申する。その後、現在策定中である第4次総合計画に具体的におとしこんでいき、他部署との連携も図っていく。
現在、総合型地域スポーツクラブ(以下、総合型クラブと表記)の推進に大変力を入れて取り組んでいる。クラブハウスの設置も含めて力を入れていきたい。また、体育協会と連携して、地域の指導者育成にも力を入れて取り組みたい。
委 員
重点施策について、子どものスポーツ機会の充実がトップに出てくるのはなぜか。
事務局
前スポーツ振興計画の基本施策を踏襲したものになっている。
委 員
府民総体は記載されているが、若葉カップなど市民が身近に感じられる取り組みを含めて、スポーツ心を育む旨を、5年計画では記載しても良いのでは。
事務局
長岡京市ならではというところで考えれば、若葉カップや市民大運動会など、たくさんの人がかかわっている取り組みを前面に出した計画が策定できれば良いと考えている。
委 員
総合型クラブについて、コミュニティという言葉が使用されているが、クラブハウスはどのような名称で整備されているのか。また、使用できるのはスポーツクラブだけなのか。
事務局
名称は開放センターとしている。開放センターは学校敷地の中に設置している。スポーツだけではなく、コミュニティ協議会や、PTAなど多くの団体などにも利用いただいている。
委 員
総合型クラブを10小学校区に設立するということであるが、乙訓高等学校でも総合型クラブを設立されている。小学校区の総合型クラブと高等学校の総合型クラブとの連携を特徴として計画に盛り込めれば良いのではないか。
委 員
乙訓高等学校の総合型クラブの活動としては、小学校の児童を高等学校の部活動にゲストとして迎え入れるなど実施している。地元にある小学校と府立高等学校の連携は、他でもまだまだ行われていないことであるので、すすめていきたいと考えている。
委 員
小学校と高等学校では総合型クラブの活動が異なるのか。
委 員
小学校は地域の子どもや大人を対象に活動している。運動・スポーツに対する入口であり、レベルがあがれば、高等学校のクラブを活用してもらえれば良い。
委 員
昨年まで長岡京市の総合型クラブと乙訓高等学校が連携して、乙訓高等学校の生徒には、子どもに興味を持たせるために様々なスポーツの指導でお世話になった。高校生は子どもが親近感を抱きやすく、また、乙訓高等学校は施設も充実しているので、子どもはよろこんで参加している。小学校区の総合型クラブは、ニュースポーツの普及に取り組んでおり、子どもを連れてきた親などを対象に、体験コーナーに参加をしてもらっている。今後は、中学校も輪に入れて、中学校のクラブを高校生が指導するような連携に力を入れるようにすると、小・中・高連携してスポーツを進めることができると考えている。
委 員
うまくいっているところもあるようだが、全体に認知されているわけではなさそうであるので、答申文に入れる手もあるし、別の機会を持ってもらう手もある。小委員会で検討していただきたい。
委 員
長四中の生徒で、陸上大会の走り高跳びで優勝した生徒がいる。どのように練習しているか尋ねると、独学だと言っていた。ぜひ乙訓高等学校の先生に指導していただきたい。また、現在行われているパンパシフィック水泳選手権に髙橋美帆選手が出場している。市としてもっとホームページなどでアピールしてほしい。
委 員
長岡第九小学校の子ども陸上教室では、土曜日の午前中に乙訓高等学校にお世話になることがあり、高校生から指導をしてもらっている。そのようにされたらよいかと思う。
委 員
高等学校は門戸を開いている。指導を受けるための段取りをわかっていない部分が残っている。その点で、どのような連携を持つべきか答申できれば良い。
事務局
立命館中学校・高等学校が9月に開校する。今までは公立学校だけで構成されていた乙訓の中学校体育連盟への加盟や、自治会長会に生徒があいさつに訪れるなど、地域と連携していく方針である。公立と私立では異なる部分もあるが、スポーツ分野だけではなく、さまざまな分野でつながっていければよいと考えている。
委 員
競技スポーツについて、例えば京都府では野球、バドミントン、フェンシングが強化指定種目であるが、長岡京市として具体的な種目の指定はあるのか。また、世界レベルの選手を招聘するなど、具体的な施策を見出せば、長岡京市のスポーツはもっと伸びていくと思う。
委 員
市として特定の種目を強化指定することはできないであろう。
事務局
長岡京市は京都サンガのホームタウンとなっている。今年の5月には子どもを対象としたイベントにも来ていただいた。また、先日の若葉カップにおいては、日本ユニシスの選手に来ていただいている。京都府のプログラムなどを活用して、ほかにも多くのトップアスリートに来ていただきたいと考えている。昨年は西山公園体育館に女子バレーボール(Vプレミアリーグ)の試合を誘致した。トップアスリートのプレーを見ることは重要であるので、身近なところでトップアスリートのプレーを見られるように、色々な力を借り、活用し、支援していきたい。
委 員
意外と知らないところに強い選手がいることがある。うまく発掘できれば、良い動機づけになるであろう。ぜひ小委員会で明文化していただきたい。
委 員
ここのところ何十年間も、どこの自治体もハード面の整備を行うことは厳しい現状である。古典的には「施設」と「指導者」がスポーツの2本柱ではあるが、今後もハード面の整備は考えられないほど厳しい状況なのか。景気が回復すれば変わるのか、または、変わりそうな雰囲気はあるか。
現在はグラウンドゴルフが盛んにおこなわれるようになったが、長岡京市には良いグラウンドゴルフ場はあるか。市としてどのように考えているのか。長岡京市より人口の少ない向日市にプールがあり、なぜ長岡京市にはないのか。ハード面の整備については、プールにしても、今後は福祉と連動して、例えばリハビリ用のプールと楽しみ用のプールを複合的に設置するなど、考えていく必要があると思う。
事務局
公共施設については全国的に維持管理に経費が掛かっている。ハード面の整備を行っても、維持管理できるかが課題である。現存する施設などは、建設から30年、40年経ち、色々と修繕などの必要に迫られている。施設運営の具体的な見直しが必要である。すべてが公ではまかなえないので、民間でやっていただくところは民間でやっていただく。
グラウンドゴルフは盛んにおこなわれているが、昔はゲートボールであった。人が流れてきている。テニスコートにしても時代の流れとともに増えてきている。長岡京市では様々なスポーツに取り組まれている方がおられるので、行政としては可能な範囲で支援を行っていきたい。
委 員
フットサルやスカッシュなどは、民間の施設があるから良いという見方になっているが、実際はそうではない。使用者に助成を行うなど、民間を助長する施策があっても良いのではないか。
委 員
新しい施設を整備するのは困難な状況である。学校施設の利用について、例えば利用時間を22時まで延ばすなどできないか。現在、児童数は減少し学校設立当時の半分ほどである。生徒数に対して余っている学校施設など、地域に開放できないか。また、工夫して使い方を検討できないか。
委 員
可能性がないわけではない。小委員会で充分に検討していただきたい。
⑵ 検討小委員会の委員の選任について事務局より提案を行った結果、全員一致で承認
された。
⑶ 今後のスケジュールについて、事務局より説明を行った。
委 員
総合計画におとしこむということだが、総合計画はいつごろ議会に諮るのか。
事務局
総合計画については、全体のフレーム部分の作成を行っている最中であり、平成28年度中に議会に報告予定である。今後、各団体にアンケートをお願いする予定であり、その結果と策定したスポーツ推進計画の中身を反映させていく。スポーツ推進計画の方が、総合計画に対して先行して策定を進めている状況である。
⑷ 閉会