平成27年度 第2回スポーツ推進審議会会議録
- ID:5969
日時
平成28年3月25日(金曜日)午後1時15分から午後3時まで
場所
長岡京市役所 南棟3階 議事堂 第一委員会室
出席者
- 桝岡 義明
- 井上 年央
- 前迫 亜紀
- 武田 昭夫
- 樋口 重明
- 水島 啓子
- 長谷川 潔
- 太田 伸彦
- 米澤 民恵
- 横山 雅宏
- 瀬川 克美
欠席者
- 川合 英之
- 堤 久代
- 山本 昌枝
- 高橋 恭三
事務局
教育長:山本 和紀
教育部長:中村 修
文化・スポーツ振興室長:天寅 修平
スポーツ振興係長:梶原 浩司
スポーツ振興係主事:松矢 雄志、中島 涼太
傍聴者
なし
内容
⑴ 開会
ア 教育長あいさつ
イ 会長あいさつ
⑵ 協議事項
ア 平成27年度の長岡京市のスポーツ振興について
イ 平成28年度スポーツ振興予算について
ウ その他
⑶ 閉会
議事
⑴ 「平成27年度の長岡京市のスポーツ振興」について事務局より説明を行い、意見交換を行った。
委 員
子どもの体力向上について、結果報告だけではなく力を入れてほしい項目などについて学校にも協力をお願いすることはできないのか。
事務局
今後、校長会や教頭会にて体力テストの結果についてデータを報告する。また、各学校で何らかの取り組みを行いたい。
委 員
子どもの体力向上については、家庭での取り組みも重要である。保護者にもデータを示しているのか。学校と家庭が一体となって取り組む必要がある。
事務局
各家庭への報告は行っていない。
委 員
体力テストの結果についてはきっちりと学校で受け止め、家庭も含めてどのように現状を把握し、評価していくか。京都府教育委員会では、体力より運動能力の要素について指導方法を提言する等取り組みを行っており、その結果、体力が向上したという結果がある。この審議会でもどのような方法が有効か考えなければいけない。
委 員
長岡第四小学校のフォー遊クラブでは月に2回陸上教室を行っている。低学年ではまっすぐ走れないような子どももいるが、定期的に運動を行う事で改善されてくる。昔は各家庭の中で体を動かす機会があった。買い物袋を子どもに持たせるとか、日常生活の中にも訓練が必要なのではないか。
委 員
そのようにとらえると、保護者に体力テストの結果を示さないといけない。
委 員
戦後子どもの食生活も変化してきたが、子どもの体格はどのように変わってきたのか。
委 員
その学校の平均的なレベルを知ることができれば、その校区の総合型地域スポーツクラブで対応したプログラムを組むことができるので、体力テストの結果を知りたい。まだまだ学校と地域の間には壁があり、協働して子どもの体力向上に取り組むことができれば良い。
委 員
今年度の目標達成で府民総体7位入賞とあるが、来年度は何位を目指すのか。もう少し順位が上がるように施策を突き詰めてみてはどうか。
委 員
体育協会としては、京都府下を見ると府民総体の順位は人口の多さに比例しているところがある。長岡京市の人口は府内で7~8番くらいなので、順当な順位に位置していると思う。順位を上げるために各種目協会で努力はしているが、(人口で圧倒的に勝る)京都市などと同じ土俵で争っているため、中々難しいところはある。先日の反省会でも各種目協会に順位向上の取り組みをお願いしたし、乙訓高等学校とも連携して取り組みたいと考えている。
委 員
種目単位で見ればときには京都市に勝つこともあるが、みんなが順位向上を目指すためにはどのような取り組みが有効なのか。
委 員
長岡京市は陸上競技で差がついて勝てていない。陸上競技には、走る、投げる、跳ぶなど様々な要素があり、他の種目のシングルス、ダブルスなどとは違う。
事務局
補足で説明をさせていただくが、長岡京市は総合で7位入賞しており、各種目単位でみると、バドミントンが1位、バスケットボール、バレーボール、卓球でも3位入賞しており、高いレベルの種目もあり、レベルが上がっている。
委 員
ところで、長岡京市に聖火リレーが通ったことはあるのか。
委 員
オリンピックの際に通った。
委 員
スポーツへの意識関心を高めるには機運作りが大事。市としてもそのような機運作りに努めてもらいたい。
⑵ 「平成28年度スポーツ振興予算」について事務局より説明を行い、意見交換を行った。
委 員
来年度の伊豆の国市のスポーツ交流はどの種目で行われるのか。
事務局
少年サッカーは毎年行っている。一昨年はソフトボール、昨年は軟式テニスで、来年度は明確にはわからない。
委 員
体育協会で現在調整している。
委 員
ふれるスポーツのパブリックビューイングについて、来年度はリオオリンピックが開催される。盛り上がりがあればパブリックビューイングなど見に行きたいと思っている。その際の会場や予算はどのように考えているのか。
事務局
当初予算計上はしていないが、本市にゆかりのある選手が出場される場合には対応を検討していきたい。
委 員
乙訓高等学校のスポーツ健康科学科は、地域の保護者からするとどんなことを学ぶところかまだまだ浸透していない。スポーツをするところというイメージだけが広がっているので、地域の子どもがよその地域に進学する傾向がある。例えば、総合型地域スポーツフェスティバルに乙訓高校の生徒が実習として体力測定のサポートや健康相談を行ったり、どこかの小中学校からターゲットを絞って、体力向上のアドバイスを行ったり、スポーツ健康科学科のPRにつながる取り組みを行ってはどうか。
委 員
まったくその通りだと思う。体育協会が音頭を取れば話がうまく進むのではないか。
委 員
予算資料に府や国などの補助制度を併せて記載するとわかりやすいと思うので、次回から示してほしい。滋賀県長浜市の長浜ドームが実は農林水産省の補助金を使用して建設されたように、スポーツ系以外にもスポーツ施設に使用できる補助金があるかもしれない。
委 員
若葉カップで長岡京市のチームはいつになったら優勝することができるのか。強化予算やその方策はどのようになっているのか。地元チームの活躍は大変盛り上がるので、展望も含めてお聞きしたい。
事務局
バドミントンの競技力向上については、バドミントン協会が直接指導している。市からの体育協会への補助金にバドミントンのジュニア強化の費用が含まれている。市バドミントン協会、体育協会、市が協力して選手の強化に取り組みたいと考えているので、今後も支援に取り組みたい。
委 員
公金で選手の強化を行っても良いのかという意見もあるかと思うが、今やそのようなムードではない。額と方法にもよるが、選手の強化はそれだけ見返りのあることであるという認識が広がっている。
委 員
今年度は体育協会から乙訓高等学校の生徒に指導を依頼した。次年度は大学生にも指導をお願いする予定である。
委 員
次年度は体制を変えて強化に取り組む。長岡京市にある3つのバドミントンの少年団で選考会を兼ねた試合を行い、その後は市バドミントン協会だけでなく、少年団とその保護者、外部コーチが協力して週2回の強化練習を行っていく。
委 員
資格の取得の際にオリンピック選手に出会うほどフェンシングは競技人口が少ない。本場のフランスだと、小中学生の練習がオリンピック選手と同じ場所で行われている。日本はトップ選手と一般の棲み分けが行われているように感じる。ヨーロッパの強みはトップレベルの選手が子どもに直接指導することで、子どもの技術がしっかりと向上することだと思う。ひとりでもトップレベルの選手がいると子どもの技術向上につながるので、長岡京市の場合だと海堀選手を呼んで少年サッカーを指導するなど取り組んではどうか。
委 員
市と体育協会が連携してそういった機会がたくさん生まれると良い。子どもの体力、運動能力向上のために、対家庭、学校、地域へ啓発するための予算はあるのか。
事務局
市の広報紙や体育協会だよりなど全戸配布される冊子に掲載する方法もあるし、新たに検討することも可能。
委 員
次の審議会の開催はいつのなるのか。
事務局
7月頃の予定。今後は7月と2月頃に開催したいと思っている。
⑶ その他
3月31日をもって退職する中村教育部長から退任のあいさつが行われた。