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平成29年度 第1回スポーツ推進審議会会議録

  • ID:7048

日時

平成29年7月18日(火曜日)午後1時30分から午後3時10分まで

場所

長岡京市役所 南棟3階 議事堂 第一委員会室

出席者

  • 桝岡 義明
  • 越智 雅之
  • 井上 年央
  • 前迫 亜紀
  • 武田 昭夫
  • 樋口 重明
  • 水島 啓子
  • 滝川 正子 
  • 結城 正典 
  • 鳥山 晶広
  • 横山 雅宏
  • 中村 壽孝
  • 瀬川 克美

欠席者

  • 堤 久代
  • 高橋 恭三

事務局

教育長:山本 和紀

教育部長:髙田 登美男

文化・スポーツ振興室長:関 喜多

スポーツ振興係長:梶原 浩司

スポーツ振興係主事:中島 涼太、井上 雄貴

傍聴者

なし

内容

⑴ 辞令交付

  ア 辞令交付

  イ 教育長あいさつ

⑵ スポーツ推進審議会

  ア 委員及び教育委員会事務局紹介

  イ 会長の選出について

  ウ 会長あいさつ

  エ 協議・報告事項

  (ア)平成28年度のスポーツ振興について

  (イ)平成29年度スポーツ関係予算について

  (ウ)かしこ暮らしっくについて

  (エ)未来への種まきプロジェクトについて

  (オ)ラオス選手団招請について

  (カ)西山公園体育館使用料の改定について

⑶ その他

⑷ 閉 会

議事等の内容

⑴  辞令交付

 教育長より、委員を代表して結城正典委員に辞令交付が行われた。

 

⑵  会長の選出

 互選により、桝岡委員が会長に就任された。

 また、会長の指名により樋口委員が会長職務代理に就任された。

 

⑶  協議・報告事項

ア「平成28年度のスポーツ振興」について、事務局から報告を行った。

 

委 員

 子どもの体力が低下しており、特にボール投げの成績が低い。投げる運動を苦手とする子どもが多くなっていると分析している。

 

委 員

 スポーツ推進審議会は学校教育とは別物という考えがあるが、解決のための具体的な方策があれば、提案して欲しい。

 

イ「平成29年度スポーツ関係予算」について、事務局から報告を行った。

委 員

 総額はどうなるか。

 

事務局

 総額は約3億5千万円となる。

 

委 員

 スポーツに力が入っていると感じる。長岡京市からは、全国的、世界的なアスリートが多く輩出されている。

 

ウ「かしこ暮らしっく」、エ「未来への種まきプロジェクト」、オ「ラオス選手団招請」について、事務局より説明し、意見交換を行った。

委 員

 未来への種まきプロジェクトについて、渡航費用・滞在費用等を主催者で負担しなければ、海外の国は来ないのか。今後5年間負担し続けてまで、種をまく必要はあるのか。交流相手に5割を負担してもらうことはできないか。

 

事務局

 「おもてなし」という部分、プロジェクト初年度ということもある。今回の招請国であるラオスは子ども6名、大人9名が来る予定であるが、子ども及び監督・コーチの費用のみ負担している。ヨーロッパなどの強豪国は呼びかけても来ない。大陸間で繋がっており、国際大会が頻繁に開催されている。また、遠く離れた日本に来るとなると費用がかかってしまう。来年度、再来年度と続けていくことで、海外の子どもたちが日本に行きたいと思ってもらえるように取組んでいきたい。

 

委 員

 海外の国から呼ばれる予定はないのか。

 

事務局

 今回はなかったが、今後あるかもしれない。

 

委 員

 スポーツ国際交流は相互交流が多い。招くときは渡航費・滞在費等を負担し、訪れるときは負担してもらう。今回は負担するのみとなっているが、交流の火付け役として、大きな役割を持っている。スポーツを通じてラオスの方たちには、長岡京市を知ってもらえる。スポーツは共通の言語にも匹敵する機能を持っている。また、ラオスに招いてもらえるような働きかけも大事である。長岡京市民がラオスを訪れ、ラオスという国を知ることも必要ではないか。

 

カ「西山公園体育館使用料の改定」について、事務局より説明し、意見交換を行った。

事務局

 西山公園体育館については、平成11年に使用料の改定を行って以降、使用料の改定を行っていない。また、平成26年度に大体育室の床改修、平成28年度には屋根及び壁面改修、全館の空調設備の新設・改修を行った。平成29年度にはトイレ等の改修を行い、その工事をもって全館の改修が終了する。以上の内容から使用料改定を行いたい。

 

委 員

 来年の4月から適用ということだが、議会の議決はもらっているのか。

 

事務局

 4月1日から適用となると、申込は1月からとなり、さらに周知期間を3ヶ月程度で考慮すると、9月議会に改定案を上程し、議決をいただいたならば、議決後、10月から市民に周知したいと考えている。

 

委 員

 使用料改定については、少年団及び種目団体においても、活動における重要な内容である。改定理由の大きな要因は何か。

 

事務局

 平成11年以降、消費税は上がったが使用料は据え置いている。また、指定管理者制度を導入し、体育館の使用料をそのまま収入として、施設の維持管理・運営を行っている状況である。消費税は上がったが、使用料は据え置いているため、実質値下げ状態になっている。現行、維持管理費用の50%ほどしか使用料収入がない。使用料収入で1年間にかかる維持管理費用をまかなえれば、税金を使わずに運営できる。維持管理費用に占める使用料収入の割合を50%から少しでも上げていきたい。しかし、割合を上げようとする場合、使用料の上昇につながるため、市の方針に基づき、一定の抑制のもとで使用料の改定を行いたい。

 

委 員

 長岡京市には、西山公園体育館とスポーツセンターの2つの貸館施設がある。スポーツセンターの使用料改定は行わないのか。

 

事務局

 西山公園体育館のみ使用料の改定を行う予定である。スポーツセンターも西山公園体育館と同様に貸館を行っているが、改修が進んでいないこともあり、今後、改修等を行った段階で、検討したい。

 

委 員

 スポーツをしていない人から見ると、現行使用料でも十分安いという考え方もある。全額を受益者負担とすることは馴染まないかもしれないが、ある程度の負担は必要である。

 

委 員

 西山公園体育館は大規模改修を実施し、快適な環境を整備したので、使用料改定も致し方ない。総合型地域スポーツクラブも受益者負担の考えで運営しており、自分の健康管理のために、自分で会費を払って運動をしていくように、全体的に意識が変わっている。以前に消費税が上がったときに、使用料改定を行っていないこともあり、改修のタイミングで使用料改定するということは致し方ない。スポーツセンターは改修していないことから、使用料据え置きという点も納得できる。

 

委 員

 日本のスポーツ施設は、場所提供という概念が強い。今後はサービス提供という概念が強くなってくる。床の改修、照明の取替も場所提供でもあり、サービス提供でもある。ただ場所を貸出するだけでなく、サービス面も大事な要素である。

 

⑷  その他

委 員

 クラブ活動の指導者の確保ということで、学校外から指導者を呼んでくる傾向にあると聞いている。教職員の労務上の問題なのか、指導レベルの問題なのかは不明だが、長岡京市において、中学校において学校の外から指導者を呼んでいる例はあるか。

 

事務局

 一部の中学校と一部のクラブでは外部から指導者を呼んでいる。地域で支える中学校支援という事業で、学校支援の一部として行っている。質問の件については、教職員の働き方改革においても議論されている。

 

委 員

どうしても社会体育に目が向く。学校のスポーツ振興も長岡京市全体のスポーツ振興に大きく関わってくるので、今後情報提供していただきたい。

 

⑸  閉 会