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勝竜寺城公園-明智光秀“最期の城”/細川ガラシャ“輿入れの城”

  • ID:1138

【新発売】勝龍寺城御城印「明智光秀最期の城」版

勝龍寺城御城印 明智光秀最期の城版

【明智光秀最期の城版】

通常版と書状版の御城印

お城の御朱印として人気の「御城印」。

勝龍寺城の名前の由来となった勝龍寺住職・國定道晃師筆の細川ガラシャ版、勝龍寺城城主である細川藤孝(幽斎)の書状から書き起こした細川藤孝書状版の2種類に加え、新しく「明智光秀最期の城」版の発売が決定しました。

「明智光秀最期の城版」は、明智光秀の家紋「水色桔梗」と、勝龍寺城北門の石垣をデザイン。”天下分け目の天王山”で知られる「山崎の戦い」で秀吉軍に敗れた光秀は、勝龍寺城に退却し”最期の夜”を過ごしました。光秀が坂本城を目指して脱出したと伝わる勝龍寺城の北門には、当時の石垣や門の礎石が今も遺ります。

また、「勝龍寺城」の文字は、地元・立命館中学校・高等学校の書道部の生徒による揮毫です。同校は明智光秀が本陣を置いたとされる恵解山古墳の西側に隣接しています。

【販売場所】長岡京市内の観光案内所(3か所)・神足ふれあい町家、勝竜寺城公園(日曜日のみ)

勝龍寺城をめぐる物語

明智光秀の娘たま(細川ガラシャ)が幸せな新婚時代を過ごした城

細川忠興(三斎)と明智光秀の娘たま(細川ガラシャ)の銅像

天正6年(1578)、明智光秀の娘たま(玉、のちの細川ガラシャ)は、織田信長のすすめにより、勝龍寺城主・細川藤孝(幽斎)の嫡男・忠興(三斎)のもとに輿入れします。婚礼は勝龍寺城で挙げられ、幸せな新婚生活を送りました。


「山崎の戦い」に敗れた明智光秀が最期の夜を過ごした

それからわずか4年後の天正10年(1582)、「本能寺の変」により主君・織田信長を討った明智光秀は、この勝龍寺城を拠点とし、羽柴(豊臣)秀吉を迎え撃ちます。

圧倒的な秀吉軍の軍勢を前に、「山崎の戦い」に敗れた光秀は勝龍寺城に退却し、最期の夜を過ごしました。夜中のうちに城を脱出し、坂本城へ向かう途上、落ち武者狩りに討たれて絶命。

光秀が脱出したと伝わる勝龍寺城の北門には、当時の石垣や門の礎石が今も遺ります。

国史跡 恵解山古墳(明智光秀本陣跡)

「山崎の戦い」の明智光秀本陣跡の国史跡 恵解山古墳からは天王山を一望できる

山崎の戦いに敗れた光秀が脱出した北門の石垣

敗れた光秀が脱出した北門の石垣

安土城より早く「瓦・石垣・天主」を備えた最先端の城づくり

元亀2年(1571)、肥後細川家の祖・細川藤孝(幽斎)は、京都防衛の要衝にある勝龍寺城を、織田信長の命を受け改修します。

城郭での本格的な瓦や石垣の使用は、天正4年(1576)の安土城築城が画期となると考えられていましたが、発掘調査の結果、勝龍寺城でもすでに使用されていたことが確認されました。

また、近年発見された同時代史料(1573年)から、「天主」の存在も確認され、「瓦・石垣・天主」を備えた、当時最先端の近世城郭の原点ともいえる城づくりであったことがわかっています。

勝龍寺城天主想像図

勝龍寺城天主想像図(監修:千田嘉博氏)

藤孝によって、集落を含む惣構をもつ城郭に改修された勝龍寺城。

低地にある城の守りを堅固にするため、城の北側に、堀の底から土塁の頂部高さ6メートルを超える大規模な土塁・空堀を築きました。

こうした惣構の土塁・空堀を遺す例は全国でも希少で、現在は復元された土塁・空堀跡を見学することができます。

勝龍寺城土塁・空堀跡の写真

勝龍寺城の惣構の土塁・空堀跡

安土城よりも早く「天主」を備えた近世城郭の原点
築城450年を迎える勝龍寺城を巡る細川藤孝・ガラシャ・明智光秀の物語

長岡京ガラシャ祭Youtubeチャンネル

あの先生も!この先生も!超豪華ラインナップが語る勝龍寺城の秘密

【小和田哲男氏監修】細川ガラシャ(明智たま)の物語in京都・長岡京市

【戦国・小和田チャンネル】大河ドラマ「麒麟がくる」いよいよクライマックス~戦いはなぜ繰り返されるのか(前半)~

*後半は2月7日に長岡京ガラシャ祭りYoutubeチャンネルで公開(予定)

明智光秀最期の城・勝龍寺城を千田嘉博氏が解説!近世城郭の原点 勝龍寺城

【ブラタモリでも活躍!京都高低差崖会の梅林秀行氏が勝龍寺城を解説 】「長岡京市の歩き方 中世から近世への道のり(前編)」

大阪市大学仁木宏教授が案内「長岡京市の歩き方ー勝龍寺城の惣構(前編)ー」

長岡京ガラシャ祭×国際日本文化研究センター共催 ガラシャ祭記念シンポジウム「明智光秀と細川ガラシャ-戦国を生きた父娘の虚像と実像-」講演会編


ガラシャ祭のYoutubeチャンネルはこちら!

他にも動画が盛りだくさん!

長岡京ガラシャ祭のTouTubeチャンネル(別ウインドウで開く)で動画を配信中。

“お城マスター”千田嘉博先生が現地でレクチャー

【無料の展示室も充実!】勝竜寺城公園の楽しみ方

大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を前に、展示内容を一新。

瓦や石垣など発掘調査の成果のほか、パネルや映像展示で戦国の世を駆け抜けた4人の生涯に迫る!

映像やパネルで楽しく学べる展示へ!

2階 歴史展示コーナー

歴史展示コーナーのパネル展示
出土遺物の展示
  • 戦国乱世を生き抜いた細川藤孝(幽斎)・忠興・ガラシャ・明智光秀の生涯を約10分の映像とパネルでたどる
  • 出土遺物の展示から安土城に先行する「瓦・石垣・天守」を備えた、当時最先端の城づくりを解説


1階 観光ガイダンスコーナー

1階の休憩スペース
  • 長岡京市の観光名所をはじめ、山崎合戦古戦場ゆかりの地などをマップで紹介
  • 四季折々の見どころを紹介するサイネージ
  • くつろぎの休憩スペース

園内の見どころ

土塁から眺める天王山
北門
  • 園内の各所には、出土遺構に関する解説板を設置。当時最先端の城づくりを垣間見る
  • 光秀が脱出したとされる北門には、当時の石垣が一部残り、土塁の上からその枡形虎口が見渡せる
  • 天守が建てられていたと推定される土塁の上から天王山を一望。“山崎合戦”の布陣図に関する解説板を設置

土・日曜日はガイドがご案内

NPO法人 長岡京市ふるさとガイドの会が勝竜寺城公園を無料でご案内します。

土・日曜日のみ定点ガイドを行っています。


駐車場はJR長岡京駅前の駐車場をご利用ください

お車でお越しの方は、JR長岡京駅前の駐車場をご利用ください。

下図に主な駐車場をご案内しています。(画像クリックで拡大表示)

周辺駐車場からは徒歩約10分。道中には西国街道や勝龍寺城土塁・空堀跡など、歴史を感じる見どころがあります。

歴史に思いを馳せながら、散策してみてはいかがでしょうか。

周辺駐車場

勝竜寺城公園の開園情報

勝竜寺城公園の開園時間
開園時間

午前9時から午後5時
*4月から10月は午後6時

 休園日 無休(12月28日から1月4日を除く)
 入園料 無料

アクセス

(JR)

京都駅から約10 分、大阪駅から約30 分
「長岡京駅」東口から南へ徒歩約10 分

アクセス

(阪急電車)

京都河原町駅から約12 分、大阪梅田駅から約30 分
「長岡天神駅」東口から南東へ徒歩約20 分

アクセス

(マイカー)

名神高速道路 大山崎IC から約6分
京都縦貫自動車道 長岡京IC から約6分

駐車場

 周辺駐車場をご利用ください。

*JR長岡京駅すぐそばにある「長岡京駅西駐車場」はパーク&ライドに最適!ぜひご利用ください。

パーク&ライド駐車場の詳細はこちら https://www.nud.jp/park/park_and_ride/(別ウインドウで開く)

住所〒617-0836 京都府長岡京市勝竜寺13-1 

バリアフリーに関する情報

バリアフリー情報

エレベータあり/身障者用トイレあり

バリア情報

・東側出入口(高麗門)及び北側出入口(北門)に段差あり 

 ※西側出入口は段差ありません。

観光バス駐車場のご案内

勝竜寺城公園に観光バス駐車場はありません。

バスでご来場の際は必ず事前に電話でご連絡ください。京都縦貫自動車道高架下の観光バス駐車場をご案内します。

付近でのバスの駐車は、交通の妨げになるため、乗降後は観光バス駐車場へ必ず移動をお願いします。

 電話:075-955-9515(長岡京市役所商工観光課)


アクセスマップ

光秀ゆかりの地の御城印を集めよう!

明智光秀ゆかりの城と御城印めぐり

京都・丹波・若狭明智光秀ゆかりの城と御城印めぐり

関連情報

過去に開催した講演会・企画展

【終了しました】“近世城郭の原点”-勝龍寺城築城450年祭

勝龍寺城築城450年祭 後期企画展

※写真はイメージです。

【会期】9月25日(土曜)~12月19日(日曜)

【場所】勝竜寺城公園 管理棟2F展示室内 

展示】 勝龍寺城の瓦/坂本城の瓦/安土城の金箔の瓦

【2021年限定】勝龍寺城築城450年限定御城印を販売します

勝龍寺城築城450年記念御城印の画像

勝龍寺城築城450年記念御城印

【終了しました】千田嘉博氏講演会「近世城郭の原点・勝龍寺城ー天主の成立を考えるー 」

2021年は、元亀2年(1571)に織田信長の命を受け、細川藤孝(幽斎)が勝龍寺城の大規模な改修を行ってから450年の節目を迎えます。近年の研究によって「天主」の存在が確認され、安土城に先行する「瓦・石垣・天主」を備えた「近世城郭の原点」とも言える先進的な城づくりが明らかになりました。

勝龍寺城は、明智光秀の娘・たま(のちの細川ガラシャ)が幸せな新婚時代を過ごし、本能寺の変の後、羽柴(豊臣)秀吉との「山崎の戦い」に敗れた光秀が最期の夜を過ごしました。

大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回で紹介され、注目が高まる勝龍寺城の魅力をお楽しみください。

”お城マスター”城郭考古学者・千田嘉博氏の写真

城郭考古学者・奈良大学教授 千田嘉博氏
(撮影:畠中和久)

織田信長の安土城よりも早く「瓦・石垣・天主」を備えた“近世城郭の原点”とも言える勝龍寺城の最先端の城づくりを、テレビで人気の“お城マスター”千田嘉博氏が、「山崎の戦い」が起こった日に語る!

*緊急事態宣言の延長を受け、開催延期と会場変更を決定しました。ご応募いただいたみなさまへは通知しています。

  • 日時(変更後):令和4年1月8日(土曜)午後2時開演
  • 場所(変更後):京都府長岡京記念文化会館
    *受付終了

【終了しました】勝龍寺城築城450年祭 前期企画展

勝龍寺城築城450年祭企画展の様子
勝龍寺城築城450年祭第1弾企画展「土塁・空堀跡」の展示写真

【会期】3月20日(土曜)~8月31日(火曜)

【場所】勝竜寺城公園 管理棟2F展示室内 

展示】 「光秀・ガラシャモバイルミュージアム」(国際日本文化研究センター制作)/細川忠興(三斎)書状/土塁・空堀跡や天主についてのパネル展示

【終了しました】JR東海presents戦国歴史謎解きラリー〈京都編〉第二弾「戦国無双5」

  • 対象施設:勝竜寺城公園、神足ふれあい町家
  • 開催概要:JR東海が主催する「信⻑の野望・新⽣ 戦国無双5戦国歴史謎解きラリー」。京都・滋賀、愛知・岐⾩、静岡の各エリアに設定された武将にまつわる謎解きエピソードのスポットをクリアすると、各武将それぞれ先着1,000名にオリジナルクリアファイルをプレゼント。さらに、「京都・滋賀」「愛知・岐⾩」「静岡」の3エリアのうち、2エリア以上でそれぞれ1⼈以上の武将の謎解きエピソードをクリアすれば、オリジナルアクリルスタンドセットが当たる抽選に応募できる。
  • 開催期間:第二弾「戦国無双5」2021年4月26日(月曜)~7月31日(土曜)


長岡京ガラシャ祭歴史平和講演会「大河ドラマ」いよいよクライマックス~戦いはなぜ繰り返されるのか~(2020年/終了しました)

小和田哲男氏

戦国時代の第一人者として知られる小和田氏に、いよいよクライマックスが近づく大河ドラマ「麒麟がくる」や、明智光秀や細川ガラシャといった長岡京市ゆかりの人物について、お話いただきます。

  • 講師:NHK大河ドラマ「麒麟がくる」時代考証 小和田 哲男 氏 (静岡大学名誉教授)
  • 日時:2021年1月16日(土曜日)

リニューアル記念講演会(2019年/終了しました)

講師:千田嘉博氏「勝龍寺城!ココがすごい」(2019年/終了しました)

千田嘉博氏(撮影:畠中和久)

元亀2年(1571)京都防衛の要として織田信長の命により細川藤孝が当時最先端の城郭に改修した勝龍寺城。その魅力に迫ります。

  • 講師:千田嘉博氏(奈良大学教授)
  • 日時:令和元年11月2日(土曜日)

講師:磯田道史氏「明智光秀・細川藤孝と長岡京市」(2019年/終了しました)

磯田道史氏
  • 講師:磯田 道史氏(国際日本文化研究センター准教授)
  • 日時:令和元年12月8日(日曜日)

ようこそ!長岡京まちなか博(2020年/終了しました)

長岡京まちなか博の画像バナー

勝竜寺城公園はじめ市内4施設で、明智光秀や山崎の戦いに関するミニ企画展を令和3年3月14日まで開催中。

ミニ企画展「藤孝と光秀の瓦」

ミニ企画展の様子

勝竜寺城公園は「藤孝と光秀の瓦」がテーマ。

勝龍寺城や明智光秀の坂本城、本能寺跡から出土した瓦を展示。瓦から読み解く共通点とは?

ミニ企画展「勝龍寺城の茶道具-文化交流の場-」(2020年/終了しました)

勝竜寺城公園の細川忠興・ガラシャ像
勝龍寺城から出土した茶道具類

日時:2020年1月11日(土曜日)から4月5日(日曜日) 

場所:勝竜寺城公園 2階 歴史展示コーナー

勝龍寺城の発掘調査によって、茶道具も確認されており、勝龍寺城では茶の湯が催されていたことがうかがえる。

当代随一の文化人で、茶の湯にも通じたことが知られる城主の細川藤孝。後年、千利休の高弟「利休七哲」の一人として名を馳せる藤孝の嫡男・忠興。

勝龍寺城が戦闘における防御施設であったと同時に、文化的な活動の場であったことを物語っている。

金色桔梗の限定版御城印(2020年1月11日/終了しました)

限定版御城印

勝龍寺城しろびらき (2019年11月2日/終了しました)

京都・長岡京おもてなし武将隊 つつじ

日時:2019年11月2日(土曜日)午後1時から

場所:勝竜寺城公園(JR長岡京駅東口から南へ徒歩10分)

  • 千田嘉博先生(奈良大学教授)の勝龍寺城の現地レクチャー
  • 京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの甲冑劇
  • 手づくり甲冑(大人用・子ども用)の着用体験など

記念特別展示「伝 明智光秀兜・采配」(2019年/終了しました)

伝 明智光秀兜の画像

日時:11月2日(土曜日)から10日(日曜日)

提供:(一社)明智継承会

室町時代後半に作られ、明智光秀末裔の家系で発見された。当時、高位の者のみが着用することができる六十二間の筋兜であり、桔梗紋があしらわれている。

門外不出とされ、一般公開は日本初。

  • 申込制】千田嘉博氏講演会 勝龍寺城築城450年記念祭